ちにんぐ「シンカー編」
こんにちは、なおきんぐです。
今回は、「シンカー編」です。
(「ワーム編」と一緒に書こうと思いましたが、予想以上に文量が多くなってしまったため分けます)
フリーリグ用シンカーと言っても、釣具屋に行くと結構な種類があると思います。
差分は、①素材 ②形状 ③(色)です。
①素材
まず素材ですが、鉛・タングステン(以下、TG)の2種類があります。
ここは迷わず、TGシンカーを買いましょう。
(一部メーカーが、鉛なのにTGに見え兼ねないパッケージで販売していますが、ちょっとどうかと思います)
TGを選ぶ理由ですが、「感度が優れている」かつ「同重量に対しシルエットが少なく済む(シンカー起因での抵抗感を最小限に抑えたい)」ためです。
感度と釣果が完全に比例するとは思っていませんが、ボトムメインの釣りである以上、感度が良い分には大きなデメリットは感じません。
また、10~14gともなれば、鉛とTGでは体積がかなり変わってきます。シンカーの体積が大きいことによる、無駄な抵抗感が生まれたり、巻き感がぼやけることは避けたいです。
特に風速15m以上でのドテラ流し、70m以上遠投した場合は、差が顕著かなと思います。
(逆におかっぱりで、10m程度しか投げないような場面では、鉛でもTGでも、差分はほとんどないかもしれません)
②形状
次に形状です。ラウンド型・スリム型・その中間の3つに分けれます。
形状による差分は、たくさんあるかと思いますが、ここでは「スタック感」に焦点を当てます。
シンカーの形状起因で、アングラー側の入力以外に、意図しない動きをリグがしてしまうことがあります。入力以外の動きをさせたい場合以外は、困ります。
(例えば、リグを着底させたタイミングで、リグがそれ以上動かず、ピタッと止まってほしいシチュエーションがあります)
釣り方(ボトムバンプ、ずる引き、ドリフト、ドラッキング)、底地(砂、ゴロタ、蛎瀬、泥)など、シチュエーションに合わせて使い分けましょう。(「スリムタイプ14g」「ラウンドタイプ10g」のスタック感が同程度、と感じることも多いです)
③(色)
同素材・同形状でも、塗装済(黒もしくはグリーン系)、無塗装(シルバーカラー)の2種類が売られている製品もあります。
無塗装故の「キラキラ」が嫌われる/好まれるシチュエーションもあるのかもしれませんが、釣り自体、ABテストは困難です。
価格差もほとんどありませんので、まずは塗装済を買っておきましょう。
(個人で色々なカラーに塗装してみるのも面白いかもしれません)
総括
いろいろと書きましたが、「TG・塗装済・好きな形状」の製品を買えばよいです。
(ボートチニングであれば、まずはラウンド/中間タイプの10g、14gを揃えましょう)
具体的な製品名を出しておきます。
・ラウンドタイプ
‐ダイワ「バザーズワームシンカーTG ペアーリング」
‐フィッシュアロー「フリリグシンカー タングステン・ファット」
・中間タイプ
‐NT海洋事業部「NTシンカー Drop型」
・スリムタイプ
‐ダイワ「バザーズワームシンカーTG フリリグSS」
次回は、いよいよ「ワーム編」です。
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