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劇団ロロ『ここは居心地がいいけど、もういく』感想


『ここは居心地がいいけど、もう行く』
文化祭の前日は繰り返されなくて、ぼくたちは片隅の踊り場、変わり映えのない1日を送っていた。増えていく過去形と消えてゆく可能性の間で右往左往する姿がまるでダンスみたいだねって言ってくれたことを忘れるわけない。ここは居心地がいいけど、文化祭はとっくに終わったしお腹も空いたし、もう行く。(チラシ引用)


「サマーフィルムにのって」からロロの存在を知り、最近追いかけている劇団の最新作。いつ高シリーズの「逆おとめ」と「白子」が歳を重ねて登場する。学校という変わらぬ箱の中で、変わりゆく「流動体について」想いを馳せる。終始、笑っていたけれど、突拍子のない、奇跡のようなこともあったけど、懐かしさを感じられずにはいられない。最高だったな、好みで言えば「グッドモーニング」かなあ。

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