作戦を作り、改善していく-攻撃編①【VALORANT 】
プロローグ
練習してないことは、本番では”必ず”できない。
逆に言えば、練習すれば、本番でできるかもしれない。
今回は、このフレーズを頭の片隅に置いたうえで読んでほしい。
(以下見なくてもいい)
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エージェントの構成、ラウンドごとの作戦やその流れについては必ずコンセプトをもって組み立てられる。
「モロトフをマシマシで遅延したい」
「広いエリアを攻め、スキルを使わせることで敵の位置をコントロールしたい」
そういったチームごとの戦略は5人の内1人でも理解できていないプレイヤーが居れば、破綻するのは想像に難くない。
IGLが想像する戦略がテレパシーのように一瞬で、5人の中で共有できれば練習など必要ないのだが現実はそうではない。
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このnoteでは、練習において作戦をチーム内で共有し、その作戦の引き出しを増やし、向上させていくためのノウハウを私なりに綴っていこうと思う。
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1.コンセプトを理解させる
今回は、共有したい作戦があるという前提で話を進めていく
例として、今回はヘイブンの攻撃側を観ていこう。
ヘイブンやロータスなどサイトが3つあるマップでは
攻撃側がアクションをかけることで防衛側の注意をひきつけ、リソースを使わせたり、ポジションを変えさせることができるという特徴がある。
今回の作戦は、こうだ
(奥のネビュラを使えば、Aメインプッシュをしようとする敵にプレッシャーをかけれる)
この作戦がいいか悪いかはいったん置いておいて、今回はこちらを使って話を進めていく
まず、この作戦のコンセプトはこうだ。
Aショートに楔を設置し、BフェイクA
「そんなん見りゃ分かるやん」
ここまで丁寧に僕の説明を観てくれた、超優しい読者の方が居れば
そう思ったことでしょう。
けれども、コンセプトの解像度が低いと、こんなミスが起こってしまう。
例えばこの場面、AショートのエリアをJettがホールドしているが、BフェイクAというプランを理解できていないと
”プラント前にAショートをドライで進行し、アイソレーションを仕掛ける”
ということにつながる
基本的にこれは避けたい
もし負ければせっかく広げたエリアが台無しになる上に、敵からすればリソースを大きくかけることなく人数有利が取れる
勝てたとしても、大きなリードは広がるかもしれないが、Bプラントフェイクの効果が薄くなってしまう。
それに作戦の再現性もなくなり「勝てたからいいじゃん」みたいなクソ反省会が繰り返される。
こういったミスを防ぐために、チームでコンセプトをしっかりと共有することが大切なのだ。
スクリムでうまくいかなかったときは、映像を見返してコンセプトに反するプレイがあれば修正する。
スクリム相手の構成や、傾向を観察することで
「こういう敵にはこうしよう」というコンセプトをさらに作ったり
ポジショニングやスキルの分配などを見直したり
そもそもこの作戦を採用しない 等の判断をする。
これを繰り返して、作戦/コンセプトの解像度をチーム全体で高めることができれば、自ずととクオリティは上がっていくだろう。
2.引き出しを増やす
コンセプトを共有して、ミスを減らしていく方法がわかったところで
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