【日記】ガンプラ…思えば遠くへ行ったもんだ。
やっぱグフやねん、Kトレです。
めちゃくちゃ久しぶりに、ガンプラを買いました。
言わずと知れたガンプラ第1号「1/144 ガンダム」を最新技術でリメイク…リメイクと言っていいのか?な
「ベストメカコレクション 1/144 ガンダム (REVIVAL Ver.)」
なんか商品コンセプトがめちゃくちゃ面白いな!と思い、買ってきたお話です。
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そもそも自分とガンプラの出会いは丁度15年前。「実物大ガンダム」がお台場でめちゃくちゃ盛り上がってたあの頃に購入した「HG 1/144ガンダVer.G30th」で、その絶妙な取り回し辛さに納得いかず半年後に「HGUC ガンダム」を購入。さらに2015年のリニューアル版も作った。
コツコツと量産機を作る傍ら、RX-78-2もしっかり愛でてきた頃があった。
所謂「旧キット」はパッケージを眺めるばかりで縁の薄い生活を送っていたように見えるが、唯一作ったのがこれだ。
「1/144 コアブースター」
劇場版三部作が入り口で、サントラまで購入した人間としては欲しくてたまらなかった一品。
再販予定を知った時は狂喜乱舞した…はず。
閑話休題。
開封してさっと作ってしまおう。
なんと20分で完成!
形は間違いなくレトロだが、適度な色分けからくるプラの質感や触り心地は間違いなく現代のガンプラのもので、とっても不思議だ。
フィギュアは顔が命なので取り敢えずスミ入れ。
パケ絵というより、劇中の作画というより、大河原邦男先生の設定画にクリソツ!
顔だけずっと見てるとレトロ感が消え去りそうだ。
そして可動範囲。
「思ったより動くじゃん」と「やっぱり動かないじゃん」の繰り返しでとても面白い。
この「腰のアーマーが動かない割によく動く股関節」からくる絶妙な手書き作画感がツボなのだが、やっぱり立たせるのは難しいって。
2015年版と比較。
同じ1/144でもここまで変わるのか。
しかも意外と比較に耐えうるってのもスゴい。
確かに技術が宿ってるのを感じた。
どちらも再現性は高い。
という訳で、組み立ててから遊ぶまでは実にサクサクと進んだ。
ここまでくると正直、手に入れる方が大変だったかもしれない。
知らない間にガンプラを取り巻く環境も激変してしまった。
バンダイの基本的な販売スタンスは変わっていないが、捌けるスピードが恐ろしい程速くなってしまった。新製品も、再販もあっという間になくなってしまう。
今でも懐かしい。
休みの度にヨドバシAkibaか、池袋のヤマダ電機に突撃し、欠番なくびっしりと並んだHGUCから一箱選び、ついでに旧キットや平成シリーズの珍し過ぎる箱を眺めていた青春時代が。
あの頃から「S.H.Figuarts」は結構集めるのも大変だったが、今ではガンプラも同じくらい手に入れるのが困難になってしまった。
最近の家電量販店に行ってみると、ガンプラコーナーの余りの狭さに愕然とする。もういつでも気軽に買えるカテゴリーではないのだろう。
「たくさん集めて、思い思いのシチュエーションで並べる」のが1番楽しい自分にとっては、色々と厳しい時代になってしまった。悲しいが。
そんな中で、久しぶりに作ったガンプラは単体でも楽しめる良いアイテムだったと思う次第である。