YMS記録24 電車とバスの乗り方
前回オイスターカードの使い方を解説しましたが、今回は交通機関の使い方。
一回分かればどうってことないけども、分かるまでは不安なのが交通機関の使い方ではないかと思います。
なので、予備知識が無くても分かりやすいように解説してみようかと。
電車の乗り方
改札
チャージの仕方は解説したので、
改札の通り方から。
基本日本の改札と大差は有りません。
右側にタッチする所と切符を入れる所があります。
切符を券売機で買うことも出来ますが、値段が高くなるのでクレジットカードかオイスターカードを推奨します。
おサイフケータイでも通れます。
ただ、タッチをしてから扉が開くまでにタイムラグがあり、かつ連続しての機能は低いので、日本ほどスムーズに進めません。
タッチする所の左上が黄色、または残高表示の画面にCARD/TICKETと表示されているのを確認してタッチしてください。
(前の人の残高表示が残っている間は進めません。)
プラットフォーム
入ったら、自分の行先を確認します。
もちろんグーグルマップで〇番線と調べていればその通りで基本OK。
ですが、不安な場合は路線図を確認しましょう。
基本的にプラットフォームの分かれ道には必ず路線図が出ています。
行きたい駅が載っているかどうか、あるいは乗り換える線にアクセスするのか、確認できます。
こんな感じのが、壁に大きく貼ってあります。
電車内
また、電車内でも路線図は確認できます。
残念ながら、基本ロンドンの地下鉄には日本の電車の様な常時確認出来る電光掲示板が無い場合が多いです。
比較的新しい車体でも、「次は○○。この電車は〇〇行きです。」を流しているだけ。
基本アナウンスを頼りに位置を確認します。
そのため、車内に貼ってある路線図が結構助かるのです。
窓の上、広告の下にあります。
優先席
ロンドンの地下鉄にも優先席がありますが、日本とは少し違います。
座席シートの端、ドア側が優先席になっていることが多いです。
「Priority seat」または「Priority area」と表示があり、その下の席が優先席になります。
気にせずに座っているであろう若い人も見かけますが…
出来れば気を付けたいですね。
電波
気を付けたいのが、地下鉄には電波が通っていないという事。
Undergroundとは言っても、地上を通ることも多く、その場合は比較的電波も入りますが(それでも3Gになることも多い)、地下に入ると完全圏外になる場合も多いです。
地下にある駅では、プラットフォームでも電波が入らないこともしばしば。
そのため、初めて行く場所の場合は、あらかじめ行き方を調べておいて、スクリーンショット等とっておくことをお勧めします。
乗換、出口
乗換の場合、○○Line の矢印表示をひたすら追いかけてください。
間違えても、引き返すのは無理な場合も多いので(とくにエスカレーターがある場合は引き返せない)、とりあえずプラットフォームまで出て、改めて自分の行きたい線に向かってください。
出口は「Way out」を追いかけて。
私も驚きましたが、電車の出口は Exit ではありませんでした。
また、〇番出口、のような表示は出口直前にならないと出てこないのです…
どうしてもこの出口を出なければ、という場合は、地図を見て方角などから乗る号車を決めておいても良いかもしれません。
地上に出てから軌道修正で基本は大丈夫だと思いますが。
料金形態
ロンドンの地下鉄の料金形態は特殊です。
中心街を Zone 1 とし、円環状に区分けされています。
中心街から離れる程、 Zone の数字が大きくなります。
どのゾーンからどのゾーンまでの移動か、で料金が決まります。
料金表も作ってみたので参考まで。
手動で調べて表にしてみたので、間違っているかも。
参考程度にお願いします。
バスの乗り方
バスの表示
ロンドンのバスは、「○○系統○○行き」の様な、数字と行先で区別されています。
数字と行き先を間違えなければ、大丈夫。
バスに乗る
バス停で待って、バスに乗るのは同じですが、気を付けなければならないこと。
それは、バスが停まってくれない場合がある、ということ。
大きい駅のバス停などは心配いりませんが、利用者数が少なく、かつ複数路線が行き交うバス停だと、例えバス停で待っていても、運転手が利用者かどうか分からない→停まらない、ということが起こってしまうのです。
必ず手を挙げる or 車道側に手を伸ばす等して、自分がそのバスに乗りたいことを運転手にアピールしてください。
ウインカーを出し始めてくれたらOK。
バスの前側(運転席側)から乗ります。
ロンドンのバスは前払い制。
乗る際には、運転席の横にある黄色の所に、クレジットカードかオイスターカードをタッチ。
現金払いは出来ないので、要注意。
降車
降車の仕方は日本と同じです。
自分が降りたいバス停のひとつ前を通り過ぎた後~バス停に着く前に降車ボタンを押します。
降車ボタンは、手すりにある赤い「STOP」ボタン。
押すと、ベルの音が二回鳴り、運転席前か、電光掲示板に「Bus stopping」の表示が出ます。
(日本のバスで言う、「次とまります」の表示みたいな)
中程にあるドアから降ります。
料金形態
バスの料金形態は、一律£1.75(2024年現在)。
また、最初に乗ってから1時間以内の乗換の場合、追加料金がかかりません。
つまり、1時間以内であれば、何回乗り換えても£1.75でOK。
これは嬉しいポイントですが、例えばバスが遅延してギリギリ1時間を過ぎた場合には容赦なく追加料金が取られますので、本数が少ないバスに乗り換える場合には気を付けてください。
(バスの方が安いと思っても、乗り継ぎに失敗すると結局電車の方が安くなったり。)
長くなってしまいましたが、分からない所は解消されたでしょうか?
参考になれば嬉しいです。
それでは。