マドンナの旅~金沢・富山⑫富山環水公園にて~
ほんとは2日目、氷見に行きたかった。
漁港で海鮮、氷見うどん、藤子不二雄Aの展示・・・
しかし、引き続きの冬台風&満腹で断念。
悔しい。
必ず行くからね、氷見。
さて、そんなこともあり予定変更して富山駅周りを散策することに。
「富山環水公園」内のスタバの景観が良いらしいので、向かうことに。
駅から10分ほど。
雨に濡れた葉っぱがとてもきれいで、清々しい。
公園に到着。
ここでまたしても豪雨が。
店内に走り込んだけど混んでて席がない・・。
と思ったら、若いカップルが爽やかに席を空けてくれた。
ありがとう、素敵なお二人。お幸せに・・。
うーん、ここのスタバ、「世界一景色が良いスタバ」とネットには出ていたけど、そこまでなあ・・。
いいロケーションだと思うけど、世界レベルではなかろう。
世界の素敵なスタバの写真とか面白いから見てみてほしい。モスク風のとことか素敵だったよ。
スタバのチャイ好き。冬の定番。
雨が止んできたので店を出たら、大学生くらいの女の子グループが「キャ~!」と歓声をあげながら空を見ている。
なんだろ?
これ、実物ものすごいくっきり7色出てたんですよ!あんな鮮やかなの初めてみた!!!
そこから一気に晴れてきた。
みんな一斉に店から出てきてワイワイ撮影会。
この時に思ったことを、書いておきたい。
母が
初めてチャイを飲んで、美味しそうにしている姿。
虹を見て、女の子たちと一緒に喜んでいる姿。
雨上がり、気持ち良さそうにのんびり散歩してる姿。
映画のワンシーンみたいて、とても綺麗だった。
そして同時に、「もうそんなには遠くない未来に、いつか必ずお別れする日がくるんだな」と、はっきり思った。
この今、母のいる景色を、別れの後に、きっと思い出すんだろうと。
まだまだ元気だけど。
でも、この先、いつ、何があるかなんて、わからない。
いつまで一緒に過ごせるかな。
最近、はっきり気づいている。
歩くのがゆっくりになった。
ふと見ると、だいぶ後ろにいたりする。
ぶつかったときも、昔みたいに力がなくて、軽いんだ。
確実に、変わっていっている。
旅行だって、これが最後になる可能性だってある。
体力も落ちるだろうし、生きていても出歩けない体になったり、体は元気でも認知症になったりとか、そういうことだってあり得る。
もちろん、私にだって何があるかわからない。
誰かといるとき、何かをするとき、「これが最後になる」なんて、知ることはできないんだよね。
色々思い浮かんで、切なかった。
でも、だからこそ。
分かることができた。
今、この時間を一緒に過ごせていることは、とてもとても、幸せなことなんだなあと。
『尊い』って、こういうことなんだと。
なんかうまくまとまらないけど。
この日の出来事のおかげで、
「大事なことを、大事にできるようになりたい」と思うようになりました。
年齢重ねていくたびに、色んな事に気づけるようになって、色んな感情も知れるようになる。
じんわりと、嬉しいものです。はい。
以上。