はじめまして

長崎市に住む 介護福祉士 チェロ奏者の  
片田尚孝といいます。

チェロをはじめて40年。あっという間に60歳になりました。

オーケストラから初めて さまざまなステージにたちましたが 

忘れられないコンサートのことを書きましょう

二十代の終わり 私はあるチェリストのコンサートで譜めくりを、おおせつかりました。
自分の習った先生の先生にあたるのですが
その緊張したこと。自分の演奏の比ではありませんでした。
 
コンサートも無事終わってアンコール チェリストは鳥の歌という曲を演奏しました。
この曲は短く伴奏に譜めくりはいりません。

でもこの場を逃したら二度と先生の演奏を同じステージでは聞けない。。
おねがいして同じステージで鳥の歌を聞かせてもらいました。

若造だった私は ステージが終わってからも何一つ喋れず 最敬礼して 楽屋から出て行く先生を見送りました。

チェリストとは一瞥して おかえりになりましたが やはりお会いできたのはこの一度きりでした。

還暦になって 自分の足跡を、残そう。とCDを作りました。

ジャケット名は 鳥の歌

あの時 譜めくりをさせていただかなかったら
このCDは 生まれなかったかもしれない

人生は面白い。。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?