いけばな歳時記 フウセントウワタ
南アフリカ原産。初夏白い小花が咲いた後、秋には淡緑色の風船状の果実をつけます。茎を切ると乳液が出て導管をふさぐので、葉・花も使うときは水洗いしていけます。葉・花を取れば水から出して使え、長持ちしますが、実が弾けると中の綿毛の種が飛びますので要注意。
上作は花器に鉄オブジェ・コルクを渡してタニワタリで押さえ、そこにフウセントウワタを差し込んでいった協奏的構成。→広瀬テキスト50p。
上左 花材6種による自然調混ぜさし→広瀬テキスト76p
上右 花器も含む黄~黄緑に赤を配した色彩的構成→広瀬テキスト67p
上左 下に実もの二つを置いた上にツルウメモドキを乗せた横長・バランス的構成→広瀬テキスト53・63p
上右 グラジオラスとフウセントウワタ・サンキライを交差させた協奏的構成。→広瀬テキス48・50p。