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こどもの空耳歌詞が好き ずっころばし編
うちは夫婦ともにフルタイム共働きなので、子どもは学童保育に通っている。
仕事から帰ると、学童で習ったと次女が手遊び歌を歌っていた。
ずんずんずっころばし、こやぎのふん♪
ちゃつぼにおわれてどっぺんしゃん♪
ぬけたーらどんぶらこ♪
かわりのこやぎよ、こっちにこい♪
こいこいこい♪
おっとさんがよーんでも、おっかさんがよーんでも
ききっこなーしーよ♪
いどのなかみでおちゃわんかけたの、だーーーれ?
んん??
今なんて言った????
これ、かの有名な「ずっころばし」の歌だよね???
もう一度歌ってもらったが、同じ歌詞だった。
歌詞変わってない?と聞いたが、みんなこう歌っているという。
去年学童を卒業した長女に聞いたら、長女の歌詞は私とほぼ同じ。最近著しく変化したようだ。
今、次女のお気に入りの遊びらしい。何度も歌って遊んでいる。
一時期、レジの店員さんの中で「2番目に並んでる方からどうぞー」とか「1万円からお預かりしますー」という不思議な言い回しが流行った。
違和感でざわざわするが、新しい言葉遣いを聞くと嬉しくなる。
きっと、どこかにカリスマ店員がいたのだろう。みんなが言い回しを真似したくなるようなすごい店員だったにちがいない。
同じように学童にもカリスマ作詞家がいるのかもしれない。
次女の激しい空耳の可能性も高いが。
これはでたらめだ、間違ってると否定するのは簡単だが、野暮だ。
手遊び歌も言葉も、使われて変化して転がっていくからおもしろい。
次女のずっころばしは何度聞いても意味不明でいい。こどもの空耳歌詞って、ほんと楽しい。
いつか正しい歌詞を知って驚くまで、ずんずんずっころばしと歌っていてほしい。
そして新たな空耳的歌詞を、私にも教えてほしい。