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shion11
お楽しみ会で、伸ばす。
「子供たちがつくるお楽しみ会」を始めて、かれこれ5年。
毎年、自分たちでよく考え、よく動き、改善のサイクルを回している。
とても良い、成長の場となっている。
まず、お楽しみ会が「自分ごと」になる。
「楽しむ」ためにはどうしたら良いか、真剣に考えるようになる。
だから、本番は本当に楽しい。
ダンスチームは、高校生や大学生の如く、休み時間や放課後も集まって練習に励み、青春を謳歌している。
クイズチームは、「kahoot!」を使ってクイズを作り、Chromebookでみんなで楽しめるように準備している。
ピアノやオカリナ、ベースの演奏をする子もいれば、コマ回しをみせる子もいる。
人前での発表が苦手な子は、景品づくりや飾りつけなどで活躍する。
当日の黒板アートのデザインを仕切る子もいる。
そうやって、各々が活躍することのできる場が1年に3回ある。(学期に1回なので)
そして、ここでも「自己改善サイクル」を回させる。
今回のお楽しみ会では、どういうところが良くて、課題はどこで、次回はどうするか、などを真剣に考えさせる。
すると、1学期よりも2学期、2学期よりも3学期と、より良くなっていく。
児童の力を伸ばすために、最高の思い出をつくるために、これらもお楽しみ会は児童に裁量を渡し、思い切りやらせてあげたいと思う。