猫の里親募集について思ったこと。
YouTubeチャンネルを始めてから猫について調べる機会が増えてきた。
自分が思ってる以上に視聴者さんも多いし動物は割と需要があるんだなと感じる。
そこでせっかく自分もYouTubeやnoteを通して情報発信をしてるんだから超超微々たる影響力を使って何か役に立てないか考えてみた。
とりあえず殺処分される猫や犬が沢山いることぐらいは知っていたからまずは里親という制度の現状を調べてみた。
こんなに動物が好きな人がいるんだったらもっと飼う人が増えてもいいんじゃないかと!
正直言って今回の記事は見る人が見ると嫌な気持ちになるかもしれないから、投稿するのをかなり悩んだけど、せっかくこういったテーマに触れる機会があったから勇気を出して投稿してみる事にした。
ということで今日のテーマである動物の里親について調べてみたところ…
その第一印象は……
『敷居がかなり高い!』
というのが正直な感想!
分かりますよ。言いたいことは分かるんです。それぐらい徹底してやらないといけないことは。色々と経緯や歴史が有って今の制度になっているんだと思うし、中途半端な覚悟で引き取っても飼育放棄に繋がったり、世の中には危険な人が沢山いることも…
しかし…
それでもちょっとハードルが高いのかな…!?と個人的には思ったりする。
これだけガチガチに譲渡条件があると多くの人は門前払いより前の段階で諦めているんじゃないかと思う。
もし引き取る人が少なくなったとしても本気の人だけに、篩(ふるい)を掛けることが目的なら別に良いと思うがそうでないなら、ペット初心者や、興味を持ってネコを飼ってみたいと思った人は、ほぼ全滅すると思う。
そういった難しさもあるからペットショップやブリーダーの需要は高いのかなと思ったりもする。他にも理由は沢山あるだろうけど。
団体によっては譲渡条件を設けてないところもあったりするから一言で里親募集の全てが厳しいというわけじゃないが、それでも全体的には緩くない印象。
個人で募集かけている条件を見てもコレはちょっとプライバシー大丈夫かな…?みたいな人もいたりする。そこまで条件を求めるのであれば自分で飼ったほうが良いのではないかと思うような内容も…
里親に興味関心があっても、ここまで縛られるなら辞めとこうとなる気持ちはなんとなく分かる。
以下の項目は里親募集(個人含め)の譲渡条件の一部抜粋
◾️身分証明書のコピー提出(氏名・住所・電話番号・勤務先情報・運転免許証、保険証、住民票など)
◾️飼育にかかる費用を負担できる
◾️ペット可の住宅に住んでいる
◾️家族全員の同意を得ている
◾️完全室内飼いができる
◾️不妊・去勢手術をする
◾️高齢者は不可(60歳以上は不可)
◾️成人(18歳以上、学生は不可)
◾️ひとり暮らしは不可
◾️同棲カップル、婚約者、ルームシェアも不可
◾️6歳以下は子どもがいると不可
◾️アレルギーの有無(医師による診断書の提示)
◾️年収(収入証明書、在職証明書、名刺などのコピー)
◾️外にいる時間(5時間以上は不可)
◾️最後まで愛情と責任を持って育てる
◾️猫の様子について定期的に写真を送ったり連絡をすること
◾️譲渡時に寄付金(施設運営費・交通費)を支払うこと
ザッとこんな感じだけどまだまだ他にも沢山あった。
これに加えて家の中を見られるとか、トライアルしたりとか譲渡までにこんなに沢山の項目があるのかとちょっとした驚き。
殆どの項目は理解も同意もできるけど、一部は緩和しても良いんじゃないかと思う
とは言えコレらを考えた人や渡す側にも、想いや方針があるだろうから何も活動をしていない自分が指摘だけするのは、ちょっとムカつくと言われても仕方ない。
こういう問題は立場やポジションで皆それぞれ考え方や見方も変わるから何が正解とかは正直言って無いと思う。
ではどうすれば良いのか?
自分の答えは何なのか?
答えは!というか自分が里親募集に応募する側の立場だったらどうするかという視点で答えたいと思う!
それは譲渡条件が緩い団体、または緩い個人から譲ってもらう!
これが答え
やはり色々と譲渡条件が厳しいと、個人間の場合は特にトラブルになりそうだし、相手側に100%大丈夫です。と言える自信がないというのが大きい。
人生において何事もそうだけど未来のことは何があるか分からないし、どれだけ愛情や熱意があったとしても、思わぬトラブルや不幸は起きてしまう。
それは仕方ない。誰だってそう。
もしそれで責められたらツラいなと思う。
だからこそ愛情が尖りすぎている個人や団体から譲渡してもらうことは自分としては選択肢から外れると思う。
今は自分も縁があってネコを飼っているが
コレは野良猫で捨て猫だったからだと思う。
人からの譲渡だったら責任感や不安が先行して、里親になることもなければ、多分飼ってないと思う。
それもある意味で正解かもしれない。最初から自信ないなら飼わないという選択。
今回の件を機に海外の譲渡条件なども調べてみたが、なんとなく日本が一番厳しいような気がした。特にプライバシーの部分で。
海外がなぜ緩いかは国ごとに違うから何とも言えないが、多くは国全体で動物に対する意識が違うのかなとも思えた。
日本が悪くて海外が良いという話ではなく、そういう違いもあると言う話。日々一生懸命に活動されている方達を批判する気は全くない。
ただ一般人の自分が里親制度について、何となく調べてみて思った感想というだけ。
なんかこれ以上この話題にツッコむと、思わぬ角度から叩かれそうで怖いから、コレぐらいにしとこうと思う。
誰も悪くないし皆それぞれ真剣に考えてるだろうから正解は無い!ということで!(笑)
変にポジションを取ると色々と厄介なんでここらで止めておこう。中途半端な内容で申し訳ないけど。
今回は何か社会的な問題を少しでも解消できないかと思い少しだけ動物業界の問題に触れてみた。
この記事を見てもらったから、何かが変わるとかは全くないだろうけど、「ちょっと条件厳しいかもねっ」て思う人が今後増えれば少し何かが変わるかもしれないという淡い期待。
全ての犬や猫を救うことは現実的に難しいと分かってるから自分の目標は、YouTubeや noteを通じて、たった一匹でも「猫飼いました」と言ってくれる人が、今後現れたらもうそれで十分。
一匹でも命が繋がるだけで嬉しいし凄いことだと本気で思う。
他者から見ると意識低い奴に思われるかもしれないが、自分にはそれぐらいが限界…!
まぁ理想としては沢山の命が救われてほしいと思うけど、それは簡単なことではないんでね。理想と現実という大人ならでは見解を表明しつつ本日の記事は終わろうと思う。
最後までご覧いただきありがとうございました!もし良かったらYouTubeチャンネルやってるんで観てください😼