与えられた選択肢
ドラマや映画、アニメでよく目にするシーン
2つの選択肢が与えられ、どちらの道に進むのが正しいのか。悩んだ末1つの道を選択しても
「自分が選んだ道は本当に正しいのか。もう1つの道に進めばなにか変わっていたのか」
と考える主人公
それは自分の人生においても同じことだと思う
高校の授業で習った
「エスニックジョーク」
エスニックジョークとは国ごとに考え方が違うという内容だった
私が注目したのは ''沈没船ジョーク''
沈没しそうな船で船長は乗客に今すぐ海に飛び込むように指示する。
日本人は「みんな飛び込んでますよ?」と言われると飛び込む。
日本人は誰かが〜しているから私も〜をする。
英語の文法のようだ
良くいえば
「負けず嫌い」
悪くいえば
「流されやすく、自分自身で選択することはできない」
日本人のエスニックジョークの結果を現代のSNSと照らし合わせてみた
SNSを見ていると
誰かが嬉しく、幸せになる内容に対してはみんながほっこりするようなコメントが溢れている。
一方で賛否両論のある内容を目にすると心無いコメントが少なからずある。
そこでは誰かが1人でも心無いコメントをすると流れるように心無いコメントが増えていく。
SNSを使用している上でこのようなことは避けられない。
''十人十色''という言葉があるように一人ひとり、意見や考え方も違う。だから心無いコメントを目にしても「こんな意見もあるんだ」と捉える。
心では思っていてもそれを行動に移すことは難しい。
そんな中、「○○さんもしているから私も。」
こう考える人はこの世に1人でもいると思う。
共感できる人が1人でもいると仲間意識が生まれ団結が強くなる。
また、間違った内容を多くの人で一斉に拡散し、その内容は間違っていることだと指摘されると
「○○さんが言っていたから」
と自分には関係がないと言うように他人に擦り付ける人を目にしたことがある。
これは日本人特有なのか、そうでないのか。日本で生まれ日本で育った私は海外の考え方は分からない。エスニックジョークで結果は出ているが日本人特有なのかは定かではない。
が、今のSNSにはこのような人が多く存在する
自分で道を切り開くことは困難なのか
King&Prince
私が応援している男性アイドルグループ
「King&Prince」
彼らは2023年5月23日、新たな道を選択した。
2018年5月23日にデビューしてからの5年間6→5→2人とメンバーが新たな道へ進んで行った
King&Princeとして活動する選択をした2人。最初は2人でやっていけるのか、2人で大丈夫なのか、2人ではKing&Princeじゃない
そんな意見が多く溢れていた。
私自身も最初は心配で仕方なかった。
否定的な意見を見るのが辛くて仕方なかった
でも庭ラジで廉くんが言ってくれたこの言葉
この言葉は廉くんがファンに向けて与えてくれた選択肢。
「King&Princeについてきてください」ではなく
「好きな人の後をついて行ってもいいんじゃないか」
永瀬担だった私は廉くんの後をついて行こうと思えた。
しかし、箱推しの人はこれから先 誰に着いていけばいいのか悩んだ人も多かったと思う。
もちろん全員の後を追う人も中にはいるし、全員を応援したいと思う人だって沢山いる。
廉くんがファンに向けて言葉の選択肢を与えてくれたことで自分がどのような形で彼らを応援していきたいのか考えるきっかけになった人は少なからずいたのではないかと思う。
庭ラジで廉くんがファンに向けて贈ってくれた言葉はこれからも受け継がれて欲しい。
彼の健気さ、優しさを改めて知れた瞬間だった。
5月23日以降
「今、幸せ?」と聞かれたら「幸せ」と胸を張って言えるようになった。
それはKing&Princeのおかげ
ファンが心配していた気持ちも全て吹き飛ばし、ファンの人が笑顔になるにはどうすればいいのかどのような企画をしたら喜んでくれるのか。
きっとファンには見えないところで影の努力をしてくれていたんだと思う。
・ファンミーティング
・アルバム発売
・音楽番組
・キントレ
・アリーナツアー etc.
自分が想像していた以上に多くの幸せを貰っていた。ファンではない人もCDを買ってくれたり、先輩や多くの人がKing&Princeの背中を押していて、応援してくれていて·····
ホントに嬉しかった。
Mステで披露した「彩り」
緊張した様子だった。テレビの前で見ていた私は頑張れ、頑張れ。その言葉しか出てこなかった。
CDTVで披露した「ichiban」
もう無理しないでくれ、もっとゆっくりでいいんだよ。そう思いながら出番を待っていた。
イントロが流れた瞬間確信した。
「これ、やべーやつだ」
やはり、やべーやつだった。
テレビの前での私の顔は口を開けてポカーン顔
見終わった頃には放心状態だった
ただ一言「かっこいい·····」
ぶちかましすぎてる、最高だよ。って
放送後、友達や家族と「ichibanかっこよかった。King&Prince最高だよ」とみんなで盛り上がった。
2人で大丈夫、心配ない。
そう思えたパフォーマンスだった。
ただ6人、5人の頃の曲を披露することを受け入れられない人がいた。
今すぐに受け入れようとしなくていいと思う
今までみんなで歌ってきた歌を2人が披露すると6人、5人で歌っている時の景色が蘇ってくるし、歌割りで思い出してしまうことがあるから。
でもKing&Princeを守ると選択した2人。
6人、5人の曲を歌うことに対して
「2人が歌うな」と言うのは違うと思う。
2人は6人、5人の時の曲を歌うことは緊張すると思うし、責任がある。
まだ受け入れられない人がいるのは確かなこと。
まずは
「ありがとう」
この五文字を言うのと言わないので全然違う。
King&PrinceがKing&Princeの歌を歌うこと、
それは普通のこと。
事務所について
事務所がどうなっていくのか分からず不安になった9月。SNSを見るともっと不安になってしまうと思い、見ないようにしていた。
「これからどうなるの?」ジャニーズが好きな友達とそんな会話をしていた。
どうなるんだろうね。と言いながらも
現実逃避していた
でも私は思った
「好きな人がジャニーズ事務所に所属していただけであってこのようなことが起きても好きな人への気持ちが変わることは無いな。」って
彼らが選択した道をこれからも応援していこう。そう思えた。
ブログ
9月15日「ながせのつぶやき」が更新された
6年半かけて大学を卒業した報告に安心していた私はもっともっと安心する言葉を目にして泣いた
他人が口出しするのは自由だけど最終的に決めるのは自分自身。
多くの選択肢があった中でジャニーズ事務所でアイドルとして活動してくれてありがとう
この一言に尽きる
1時間後に「海人のアイドル日記」が更新された
内容は
なんて可愛いんだ。可愛すぎる
これが他担狩りって言うんだぞ髙橋海人くん
廉くんの卒業きっと知っていたよね
静かに見守っててくれてありがとう
いつも通り更新してくれる2人が最強で最高
このバランスが良すぎるんだよね
春の海人パン祭りでもしようよ
シール集めてカイト先生の絵を頂きたい。
Jr.の中には
○○くんに憧れて入所しました!
友達、家族に履歴書を送られて入所しました!
自分を変えたくて入所しました!
色々なきっかけで入所してきたJr.が多くいる。
King&Princeの2人だってそう
永瀬廉は母親が履歴書を送り
「全自動の鉛筆削りを買ってあげるから」と物に釣られてオーディションに行った
髙橋海人は母親が履歴書を送り
オーディションに行きなさい、行きたくないの言い合いをして
「ダンスのお金は誰が払ってるの!」と言われる仕方なくオーディションに行った。
最初は早く帰りたい。なんでこんなことしないといけないの?
そればかり考えていた彼らがいつしか
「先輩が頑張っているのに自分がやる気がないのは失礼」
「後輩の道しるべになりたい」
「ダンスでジャニーズを支えていきたい」
「自分たちを見てジャニーズになりたいと思ってくれる子が居たら嬉しい」
そう思うようになっていた。
ジャニーズのタレントとして
アイドルとして
一人の男として
自分が選んだ道で後輩の手本として輝いている
本当に尊敬する。
彼らが先陣を切って切り開いていく新たな道の先にある光を辿っていけばきっと綺麗な景色が見えてくる
選択肢を間違ったとしてもまた立ち直ればいい
どの道が正解なのかは誰も分からない
でも進まないと何も始まらない
彼らの選択は決して間違っていない
多くの選択肢が与えられる仕事だと思う
ピンチをチャンスに変えられるように
彼らには大切な仲間、ファンがついていること忘れないで欲しい
胸を張ってKing&Princeのファンは素敵な人ばかりなんだよって言えるようなファンにもならないといけない
廉くんと海ちゃんが紡いでくれた言葉を胸に今日もKing&Princeのファンとして幸せをぶつけ合いたいと思う
与えられた選択肢