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冊子にしてみよう

今まで作ったオリジナル小説を冊子にしてみたくて、ちょっとずつ作業していました。
最初は印刷屋さんにお願いしようと思って、いくつかの会社で価格や仕様を調べました。最近はとてもリーズナブルにしかも、デジタルで入稿と、便利にできてしまう。
ただ、私の希望する仕様にするとけっこう増額されることが判明してしまった。なんとも悩ましい。今回は試しにやってみたいだけなのでそんなに高額をかけるつもりはなく、私は次なる案を模索した。
手作りしてみたらどうだろう?
むかーし、私は同人誌を作っていたことがあった。コピー誌から始まって、オフセット印刷の冊子を作ったこともあった。その頃に得た知識と、最近の動画でいろいろ見たみなさんの知恵をお借りして、試してみることにした。

さっそく、「樹堂骨董店へようこそ」というオリジナル小説を冊子にしてみることにしました。

まず…大きさはA4の半分であるA5サイズに決めた。これなら一般的な大きさだからコピー用紙に限らずいろんな種類の紙が入手可能だ。
それっぽい雰囲気にしたかったので、一般的な文庫本の本体を真似したシンプルなデザインに決定。

まず、本文をA5サイズ内で、なるべく文字を読みやすく、なおかつできるだけつめこめるように書式設定する。
全部で36722文字もあってびっくり。最終的に本文は67ページになることがわかった。結構なボリュームだ。
冊子にするには4で割り切れるページ数にしなくてはいけないので、奥付のページを入れてちょうどよかった。

本文の余白やフォントをがんばって調節して、よーし冊子用の印刷できるかな!と思い、わくわくしながらプリントしようと思ったんだけれど…なぜかうまくいかない。google先生に何度も聞いたんだけれど…よくわかんなくて、wordで全部処理するのはあきらめた。
で、pdfでやることにした。
普通に冊子印刷という項目を選んだらすんなりできてしまった。自動的にページを並べ替えて両面印刷してくれる。便利だね。

印刷ができたので、あとは中綴じ用ホッチキスでとじるだけなんだけれど、私の持っている古いホッチキスではこんなに厚いものはとじられない。調べたら、三千円くらいでかなりの厚みまで閉じられるホッチキスがあるということが分かったので、近々購入予定。

ついでに…
文庫本の雰囲気を出したくて、書籍用紙という文庫本用の用紙を購入してみようと思いました。ちょっとクリーム色っぽい紙です。楽しみだ―

一冊分だけプリントアウトして、折ってセットできました。
あとはホッチキスでとめるだけです。

表紙です。使ったのはクラフト紙。100均で買ったもの


ノンブルも入った。


奥付です


裏表紙です。ねこマークをもう少し小さくしてもいいかなと思った

こんな感じで少しずつ趣味の世界で遊んでいます。
調べていくうちに、無線綴じという一般的な文庫本などの製法で作れそうだという事もわかった。
これも、無線綴じ機の安い奴が売られていてリーズナブルな価格だった。いろいろ遊べて楽しそうです。

ちなみに、以前から手作りは楽しんでいまして
「豆本」
を作って遊んでいたこともありました。ハードカバー本のちっさいものです。自由なデザインで作れるので楽しいです。

こんなかんじで、着々と私の野望が叶えられて行っています。また進展があったらnoteに書こうと思います。




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