清貧と銭ゲバの間 前篇

自己紹介を読んでくださった方は
私のことを、大事なのはお金じゃないっていう、清貧な人なんだろう。
質素な暮らしで満足している人なんだろう。
日本人たるもの、そうでなきゃね
みたいな印象を持たれたかもしれません・・・

ごめんなさい。
お金、大好きです。
今は。

確かに、お金に嫌悪感を抱いた時期もありました。
こいつが諸悪の根源!とばかりに、お金を手にすることに罪悪感を覚えた日々も。

それがなぜ、お金、「別にいいじゃん」に変わったのか。

私は高校生のころから、周りの友達と比べて社会問題には興味を持っていたほうだと思います。

そして知識が増えるたび、現実の残酷さに苦しくなってきたり、孤独を感じたりしていました。
その一方で、平和的な新しい切り口で社会課題を乗り越えようとする諸先輩方の存在を知ることになります。
社会活動家、思想家、医者、アーティストなど、肩書は違えど、
それぞれに本質をついたクリエイティブな活動をされています。

そんな活動家・革命家の方たちが主催するイベントにも、足を運ぶことが増えていました。
ひとつひとつに工夫が詰まった、アースフレンドリーでウェルビーイングな、エシカルとサスティナブルに溢れた素敵なイベントです。(カタカナ並べてみたくなってしまいました。)

そこでは必ずといっていいほど、物販コーナーがあります。
売られているのは、思わず欲しくなるソーシャルグッドなアイテムばかり。この世の不条理を吹き飛ばしてくれる、めちゃ思想的で愛ある、大好きなロックグループのオリジナルグッズも・・・
そう・・・お金がかかるんです!
参加費だってかかるし、交通費も宿泊費も食事代もかかる。

ここにきて、払えない自分が嫌になってくるんですよね。
買い物は投票
っていう言葉があるように、
払うっていう行為には、応援の気持ちもあるんです。
でも払えない・・・。


長くなりました。
後篇へ続きます。

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