ランドセル置き場と小学校準備スペース
見てくださってありがとうございます。
整理収納アドバイザーの三浦梨乃と申します。
しばらくnoteを更新できずにいる間に、夏休みが終わってしまいました。
朝晩は少し涼しくなって、秋が近づいてきているなーと感じるこの時期、好きなんですよねぇ。
半袖にニットのベストを合わせるとか、夏服だけどニット帽を被るとか、この時期ならではの秋ミックスファッションもめっちゃ好きです。
さて、本題です。
下の娘が小学校に入学して、学校生活にも慣れ始めた6月頃、ランドセル置き場を変更しました。
入学当初は今までどおり、上の息子も使っていた玄関の一角で問題なかったのですが……。
息子の宿題不正が発覚
ある日、息子(5年生)の担任の先生から電話がかかってきまして。
「宿題忘れがあったので、居残りしてやらせていますー。帰るの遅くなっててごめんなさいねー!」(ざっくりとした会話抜粋)
(宿題がやってあるかどうかは毎日チェックしていて、昨日も大丈夫だったはず。いつの宿題忘れかな?)
帰宅した息子に聞いてみると、やっぱり昨日の宿題忘れだと。
あれー?私のチェックミス?と、昨日の連絡帳を見てみるも、居残りして終わらせた宿題はメモされていない。が、よーく見ると、不自然な行の空き。そして、消しゴムで消した跡が…。
「これ、書いた後に消しゴムで消した?」
「うん…。」
宿題をわざと減らした理由はいろいろあって、彼の気持ちも分かるのですが(宿題が少ない妹が先にゲームしててズルい、とかね。)
ダメなものはダメ。
しかし、我が家のランドセル置き場が玄関ということで、リビングと玄関を隔てる引き戸を締めてしまえば不正が働ける環境であったことは事実。
そんなこんなで、家族の目があるリビングにランドセル置き場を変更することにしました。
(↑この記事の最後に、また紹介します、とか書いていたけど、紹介する前に場所が変更になってしまいました!)
ランドセル置き場をリビングへ
以下のことを目標に、収納を考えてみました。
うちにある他の棚で代用できればよかったのですが、あいにく丁度よいものがなかったし、リビングに置くのは必須条件だったので、見栄えの良い家具にしたかったこともあり、今回は新調することにしました。
目標を踏まえて、ランドセル置き場に選んだ棚はこちら!
無印良品 ステンレスユニットシェルフ
最初は、リビングに置いても見栄えの良い「スタッキングシェルフ」の方を買うつもりだったのですが、お店の展示品セールのコーナーに、この組み合わせの1列分の棚が置いてあって、こっちもアリだな、と思ったのです。
と、いうのも。
私は元々「ユニットシェルフ」推しでして。
無印良品 ユニットシェルフとスタッキングシェルフの違い
「スタッキングシェルフ」は、正方形が並んでいるような家具で見栄えがいいのでリビングでも使いやすく、テキトーに並べてもおしゃれに見える!優秀な収納棚なのですが、「ユニットシェルフ」よりは少々奥行きが狭いので、定番のファイルボックスを置くと、はみ出てしまいます。
スタッキングシェルフに合わせるボックスは、やわらかポリエチレンシリーズの横置きならちょうどいい感じ。
(やわらかポリエチレンシリーズは幅25.5cm)
私はファイルボックス収納が好きで、家の様々な場所で使っているので、お店で棚を見ていると、ファイルボックスがピッタリ収まる「ユニットシェルフ」の方がいいのでは…という迷いが出てきました。
頭の中で棚に置くモノのシミュレーションしてみても、この展示品通りの組み合わせでもう1列増やせば事足りそう。
おまけに、展示品で少し割引になってるし!(喜)
店員さんに相談して、展示品の組み合わせで2列にしたいので、追加の帆立や棚を見てもらい、運良く全て在庫があったので、当日持ち帰る事ができました。
「ユニットシェルフ」は、同サイズの帆立や棚を追加したり減らしたりできるので、別の場所で使うときにも近い道が広がります。バラしておけば保管スペースを取らないところも◎
ランドセル置き場としての使い方
さて、我が家の場合。
置きたいモノは、
教科書類はほとんど持ち帰らないし、毎日持って帰っているものはランドセルに入れっぱなしなので、長期休みの時に臨時で置いておけるスペースが少しあればOK。
結果、このような配置になりました。
教科書スペース
息子が普段宿題をする場所は夫の仕事部屋なので、自主勉強用のドリルやノートはその机の上に置いています。
そこでの息子の様子を観察してると、本を立てて収めるのがどうも苦手みたい。
立てて収めやすいようにスタンドファイルボックス(斜めにカットされているタイプのやつ)を置いているのですが、ボックスに入れずに上に置いたり。
本立てで挟めるようにしている箇所にはうまく挟めず、なだれを起こしているんですよね。
息子は、出す時の手間は苦に思わないけど、収める時の手間は嫌いなタイプ(私と同じ)。
なので、リビングスペースでは横置きにすることにしました。積読スタイル。
出す時に一旦全部本を取り出さないと、目当ての本が取り出せないけど、収める時は上に重ねるだけ。本を取り出すことの方が頻度が少ないと判断して、収めるときの手間をなくしました。
夏休み中に持って帰ってきた教科書はこのスペースに全部置けました。
ハ・テ・ナと給食ナフキン
うちの小学校では、ハンカチ・ティッシュ・名札の3点セットのことを頭文字を取って「ハ・テ・ナ」と呼んでいるようなので、家でも浸透させてます。こういう合言葉みたいなの、声掛けの時便利ですよね。
この3点セットと給食ナフキンが必需品で(あと筆箱とかも)、毎朝忘れていないかチェックされます。忘れ物の数は毎月集計されるので、こちらも気が引き締まります!
左のファイルボックスに準備したハテナをまとめて入れているので、忘れにくくなっています。右のファイルボックスは、控えの洗濯済みハンカチ、給食ナフキンとティッシュです。
不要プリント一時保管コーナー
なにげに便利なのがこのコーナー(紙袋置いているだけ)。
この紙袋に持って帰ってきた小テストや宿題のプリントを入れています。
娘は、プリントをしばらく取っておきたいと言っていたのですが、ファイルに入れたりするのはちょっとめんどくさそうだったので、この紙袋に入れてもらうことにしました。
この紙袋がいっぱいになるまでは取っておけるし、探そうと思えば探せる。
いっぱいになったらこのまま資源ごみに出します。
復習のためというよりは、上手く書けた字などを私達(親)に見せるために取っておきたい感じだったので、今はこれで十分かな、と思ってます。
今のところ順調に使ってます
以前は、一番下の棚にたまに持って帰る習字道具や絵の具道具などを置いていたのですが、持って帰ったらまたすぐ持って行くし、家に置いていない事の方が多いので、毎週使う習い事のバッグを置くことにしました。
壁に「まいにちセット」のポスターを貼っていますが、本人は多分あんまり見てません、もう覚えてると思う。でも、私が覚えられないので助かってます(笑)
鉛筆削りなども置いていて、ここで筆箱の準備もできるし、月曜日に持って行く上靴や体操服も、洗濯が終わったらここに置いておくことにしています。これで、忘れ物ゼロを目指せる準備スペースの完成っ!
だけどまだ達成したことはない…笑
このランドセル置き場に変わって3ヶ月が経とうとしていますが、
「使いやすいし、自分で準備できるからうれしーい」
と、娘からコメントいただきました。
肝心のお兄ちゃんも、自分なりにアレンジしながら今のところ不自由なく使ってくれています。宿題の不正もあれ以降ないので、ひとまずOKかな。笑
おわり。
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