jboy 浜田省吾
『J.BOY』浜田省吾 の スタジオ・アルバムリリース1986年9月4日
1990年6月21日(CD再発)
1999年9月8日(CD再々発初回盤)
1999年9月29日(CD再々発)
2021年6月23日(CD再々々発)録音CBS/SONY SHINANOMACHI & ROPPONGI,KRS & SEDIC STUDIOSジャンルロック時間90分28秒レーベルCBS・ソニー
クリアウォーター(再々発)プロデュース浜田省吾チャート最高順位
週間1位(4週連続・通算5週、オリコン)
週間51位(再発盤、オリコン)
週間18位(再々発盤、オリコン)
1986年度年間21位(オリコン)
第28回日本レコード大賞 優秀アルバム賞
浜田省吾 アルバム 年表CLUB SNOWBOUND
(1985年)J.BOY
(1986年)CLUB SURF & SNOWBOUND(1987年)
CLUB SURFBOUND(1987年)『J.BOY』収録のシングル
「LONELY-愛という約束事」
リリース: 1985年5月22日「BIG BOY BLUES」
リリース: 1985年12月8日
『J.BOY』(ジェイ・ボーイ)は、1986年9月4日に発表された、浜田省吾の10枚目のアルバム。
背景
タイトルの「J.BOY」とは浜田自身の造語であり、「Japanese Boy」という意味の略語である。テーマは「アイデンティティーと成長」[2]。『月刊カドカワ』1994年1月号のインタビューで、「『J.BOY』を発表して以来、その後世の中、JRやJ-WAVEだ、Jリーグだと、やたらJをつけたがるようになったね。ナショナリズムの匂いもするね」と述べている。
制作
アメリカでトラックダウンが行われ、浜田の希望により、ジャクソン・ブラウンや、TOTO、ドン・ヘンリーなどの作品を手掛けたエンジニアのグレッグ・ラダーニがミックスを担当している。アメリカでトラックダウンが終わった際、レコード会社のディレクターの須藤晃、尾崎豊、辻仁成(ECHOES)等と共に食事に出掛けた時に、出来上がったばかりのテープを聴いた尾崎が「僕のことを歌ってるみたいだ」と話し、浜田も「そうだよ。君のことを歌ってるんだよ」と答えたエピソードがある。
収録曲
DISC 1
BIG BOY BLUES(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一)
AMERICA(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:町支寛二)
想い出のファイヤー・ストーム (A FIRE STOME)(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:江澤宏明)
悲しみの岸辺 (THE SHORE)(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:江澤宏明)
勝利への道 (A LAST CHANCE)(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:古村敏比古)
晩夏の鐘 (THE CHIME OF A LATE SUMMER)(作曲:浜田省吾、編曲:江澤宏明)
インスト曲。歌詞カードに「Dedicated to my parents.」(両親に捧げる)と書かれている。
A RICH MAN'S GIRL(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:江澤宏明)
LONELY-愛という約束事 (LONELY)(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一 and 浜田省吾)
もうひとつの土曜日 (ANOTHER SATURDAY)(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一)
「LONELY-愛という約束事」のB面曲。多くの歌手にカバーされている(シングルの記事参照)。
DISC 2
19のままさ (NINETEEN)(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:町支寛二)
遠くへ - 1973年・春・20才 (SPRING, TWENTY, 1973)(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一)
路地裏の少年 (A BOY IN THE BACKSTREET)(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:浜田省吾 and 古村敏比古)
「19のままさ」から「路地裏の少年」まではストーリーとして繋がっており、浜田自身の姿を投影しながら少年の成長を追う展開となっている。
八月の歌 (AUGUST SONG)(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:町支寛二)
こんな夜はI MISS YOU (I MISS YOU)(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:町支寛二 and 高橋伸之)
SWEET LITTLE DARLIN'(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一 and 古村敏比古)
「BIG BOY BLUES」のB面曲。
J.BOY(作詞・作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一 and 江澤宏明)
アルバムのタイトル曲であり、現在に至るまでライブでほぼ必ず歌われる。
滑走路 - 夕景 (RUNWAY LIGHTS-EVENING)(作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一)