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$古民家再生 藤原岳史
$古民家再生 藤原岳史
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兵庫県篠山(ささやま)市*といえば、黒豆や栗が名産で、「デカンショ節」に地名が登場するような山間部の町というイメージ。
古い歴史を持ち、伝統的建造物群も残るが、市内にいくつもある集落は人口減による空き家の増加に悩んでいる。それらに命を吹き込み再生させる事業に取り組んでいる、新しい動きがある。
その中心で地域再生を牽引する株式会社Note(ノオト)https://team.nipponia.or.jp/note-inc/
(下記の記事は、上記サイトより引用・編集)
代表取締役の藤原岳史さんに話を聞いた。
(*2019年5月1日より丹波篠山市に市名変更予定)
@私たちは、歴史的建築物の活用を起点に、
その土地の文化資産を尊重したエリアマネジメントと
持続可能なビジネスを実践します。
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@NIPPONIAの思想
なつかしくて、あたらしい、
日本の暮らしをつくる。
羅針盤なき時代。本当の豊かさとは何か。豊かに生きる、豊かに暮らすとはどういうことか、そのことを誰も知りません。
私たちは、これまで、ひとつひとつの現場に立って、先人の知恵に学びながら、「日本の暮らし」の豊かさについて考えてきました。そして、仕事や経済の概念を、文化や観光の概念を、まちづくりや開発の概念を、これからの時代の「日本の暮らし」を描きながら、再定義してきました。
このような想いの輪が広がることが、未来に向けての「豊かな国土づくり」に繋がると信じています。
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@郷にいること。
農地と集落と里山と。お城と城下町と田園と。私たちは、緑の山々に囲まれたこの土地、悠久の歴史と文化が漂うこの町と巡り会って、いま、ここで暮らしています。先人たちは、この土地を住み処とし、ともに生きることを「定め」のように考えて暮らしたのではないかと思います。現代の私たちはもっと自由で、私たちに先人のような覚悟がある訳ではありません。
けれども、私たちはこの土地にあって、人々の日々の暮らしを書き留めることで、この土地の歴史と文化を受け取り、未来に継承していくことにしました。夕餉の煙や秋祭の幟、山の端にかかる月や稲田を吹きわたる風、そのような風景に棲む何ものかの気配……都市化のなかで日本人が忘れ、失おうとしているものをこの土地で見つけたからです。
私たちは、「郷にいること」で、ともに生きること、自然とともにあることの意味を見つめ直していきます。そして私たちは、同じような気持ちを抱いている人たちが、互いにつながっていくことを願っています。この国が誇りと寛容を取り戻し、再び、豊穣の歴史を紡いでいくことを願っています。
$私たちの約束
@NIPPONIAが大切にする
5つの約束
NIPPONIAの価値は「郷にいること」。その現場に居て現実を受け止め、その現場で思考し、その現場で活動することが価値であると考えています。そのとき、次の5つの約束を活動の指針(判断基準)としています。
LANDSCAPE
原風景の未来を創ります
原風景の現状を把握し、地域を耕し、未来の原風景(人、自然、景観、行事、暮らし)を再創造していきます。
COMMUNITY
関わる誰もが村人です
移住者を含む地域住民を主役にして、そこに滞在者、関係事業者が加わって、ひとつのコミュニティを形成していきます。
ARCHITECTURE
文化財群を守ります
古民家などの未指定文化財も含めた「文化財」を面的に保存・活用し、継承していきます。その技術と職人を養成していきます。
CULTURE
食と生活文化を大切にします
地域で育まれてきた食文化と生活文化の価値を掘り起こし、表現し、提供していきます。その技術と職人を養成していきます。
ECONOMY
地域の営みを百年先に繫ぎます
原風景を、コミュニティを、文化財群を、食と生活文化を経済的な価値に転換して、持続可能で内発的な産業にしていきます。
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