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坂本龍一総合監修による『音楽の学校(=schola)』第16巻のテーマは「日本の歌謡曲・ポップス」

坂本龍一総合監修による『音楽の学校(=schola)』
第16巻のテーマは「日本の歌謡曲・ポップス」

坂本龍一が選ぶ、日本歌謡史の名曲を一挙収録!
幕末から明治にかけて欧米から持ちこまれた〈新しい音楽〉は、日本古来の音楽とどのように混ざり合い、どのような歌を生み出したのか。
軍歌から唱歌、流行歌を経て、時代の移りかわりとともにさまざまな変容をとげた「日本の歌謡曲・ポップス」。
坂本龍一が提示する新たな視点と、今なお同時代の音楽として生きる名曲をぜひお楽しみください。

ぼくは戦後の日本に生まれて、西洋音楽を習って、これまで音楽を作ってきたわけですが、そのうちの膨大な時間を日本で暮らす中で、「歌謡曲」や「ポップス」と言われる音楽からたくさんの影響を受けてきました。でも、じつはこれまでそういった音楽にきちんと向かい合ってこなかったというか、どこか愛憎が入り交じるような、アンビバレントな気持ちを抱いてきたんです。

坂本龍一
(ブックレット座談会より)


写真:座談会の会場で(左から牧村憲一、小沼純一、坂本龍一、北中正和/撮影: 高木あつ子)

坂本龍一総合監修による『音楽の学校(=schola)』
第16巻のテーマは「日本の歌謡曲・ポップス」 坂本龍一が選ぶ、日本歌謡史の名曲を一挙収録! 幕末から明治にかけて欧米から持ちこまれた〈新しい音楽〉は、日本古来の音楽とどのように混ざり合い、どのような歌を生み出したのか。
軍歌から唱歌、流行歌を経て、時代の移りかわりとともにさまざまな変容をとげた「日本の歌謡曲・ポップス」。 坂本龍一が提示する新たな視点と、今なお同時代の音楽として生きる名曲をぜひお楽しみください。 ぼくは戦後の日本に生まれて、西洋音楽を習って、これまで音楽を作ってきたわけですが、そのうちの膨大な時間を日本で暮らす中で、「歌謡曲」や「ポップス」と言われる音楽からたくさんの影響を受けてきました。
でも、じつはこれまでそういった音楽にきちんと向かい合ってこなかったというか、どこか愛憎が入り交じるような、アンビバレントな気持ちを抱いてきたんです。
坂本龍一 (ブックレット座談会より)


■制作者クレジット
総合監修・選曲: 坂本龍一 選曲補: 小沼純一/北中正和/牧村憲一 ゲスト: 奥中康人
解説: 牧村憲一/東端哲也/北中正和/松永良平/高岡洋詞
編集: 門松宏明/原典子 アート・ディレクション: 中島英樹


  1. 赤とんぼ/大貫妙子&坂本龍一

  2. 青空/二村定一

  3. 洒落男/榎本健一

  4. 丘を越えて/藤山一郎

  5. 東京ラプソディ/藤山一郎

  6. リンゴの唄/並木路子、霧島昇

  7. 青い山脈/藤山一郎、奈良光枝

  8. リンゴ追分/美空ひばり

  9. お富さん/春日八郎

  10. 誰よりも君を愛す/松尾和子、和田弘とマヒナスターズ

  11. 達者でナ/三橋美智也

  12. 上を向いて歩こう/坂本九

  13. 悲しくてやりきれない/ザ・フォーク・クルセダーズ

  14. くれないホテル/西田佐知子

  15. 圭子の夢は夜ひらく/藤圭子

  16. 教訓I/加川良

  17. ひこうき雲/荒井由実

  18. ほうろう/小坂忠

  19. DOWN TOWN/シュガー・ベイブ

  20. ばらの花/くるり

  21. 爆弾こわい/在日ファンク

  22. エンディング/ASA-CHANG&巡礼


●巻頭言: スコラのために/坂本龍一 浅田彰
●座談会: 歌謡曲・ポップス ~〈内と外〉の曖昧な境界~/坂本龍一 小沼純一 北中正和 牧村憲一 奥中康人
●日本の歌謡曲・ポップス 断章/門松宏明・選
●原典解説/東端哲也 牧村憲一 北中正和 松永良平 高岡洋詞
●候補曲一覧・推薦盤/坂本龍一 小沼純一 北中正和 牧村憲一・選
●歌詞
●年表(世界史/日本の歌謡曲・ポップス史/音楽史)
全120ページ



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