$ラジオの歴史
$ラジオの歴史
$「ラジオ」とは、電波を利用して報道・教育・教養・娯楽などを音声・音響で人々に伝達する放送のことで、またその受信機も指します。
いつでもどこでも聴ける便利さから、ラジオは人気があります。受験勉強の息抜きに深夜ラジオ番組を聴いたり、ドライブ中に渋滞からくるストレスを紛らわすためにラジオを聴いたりなど、何かをしながらラジオを聴いたりすることも、生活の楽しみのひとつになっています。
また、災害時に備えた防災グッズの必需品にもなっています。ここでは、そんなラジオの歴史をご紹介します。
ラジオが世界に初めて登場したのは1900年で、カナダの電気技術者レジナルド・フェッセンデン
が、距離約1マイルでの、音声の送受信に成功しました。彼はその後もラジオの改良に取り組み、1906年12月24日にアメリカのペンシルベニア州でクリスマスの挨拶をラジオ放送しました。
それ以降、世界各地で実験、試験的なラジオ放送が行なわれますが、アメリカ・ペンシルベニア州ピッツバーグのKDKA局が、1920年11月2日に世界初の公共放送を行なったと言われています。最初の放送は、アメリカ大統領選挙の開票結果で、ハーディングの当選を伝えました。
日本にも世界のラジオ放送のニュースは伝わり、ラジオ放送の実験があちこちで行なわれました。
1923年(大正12年)に関東大震災が発生し、情報伝達メディアとしてラジオの必要性が認識されるようになり、ラジオ放送の開局を急がせたと言われています。
1925年(大正14年)3月22日午前9時30分に、日本初のラジオ放送が社団法人東京放送局(JOAK:現NHK東京放送局)によって発信されました。東京・芝浦の東京高等工芸学校内に設けた仮設スタジオからの第一声が、「アー、アー、聞こえますか」でした。
日本ラジオ博物館
日本ラジオ博物館
$Japan Radio Museum
@https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej/69/3/69_215/_pdf
@https://jpn.nec.com/corporateblog/202307/02.html