$まんぷくモンゴル! 公邸料理人、大草原で肉を食う (わたしの旅ブックス) Tankobon Softcover by 鈴木 裕子 (著)
$まんぷくモンゴル! 公邸料理人、大草原で肉を食う (わたしの旅ブックス)
Tankobon Softcover
by 鈴木 裕子 (著)
$解説
「あなたモンゴルでも行く?」この一言で、給食のおばちゃんだったわたしは、在モンゴル日本国大使館の公邸料理人になった。 モンゴルでの生活は驚きの連続。マイナス30度の極寒で車がなくては買い物にも行けない。モンゴルの若者は酔ったら家には帰らない!?食事は肉と乳ばかり。友人曰く、草を食べた家畜の肉を食べているのに、なんでわざわざ野菜を食べるのか、と。そこには大草原をかける遊牧民ならではの理由が…。
公邸料理人が見た、モンゴルの知られざる食と暮らし。
【目次】
前書きに代えて
モンゴルの取説
わたしについて
公邸料理人の仕事
第一章 食べることは生きること
遊牧の真ん中にお肉/聖なるミルクのおかげさま/くせ者だらけの食材たち/お肉のあとに
第二章 草原をゆく
草原の掟/大地を分け合うくらし
第三章 モンゴルで旅人
ダルハンへの小さな旅/シティライフ
おわりに
これを食べたい!モンゴルごはん
①網脂巻きの羊レバー
②田舎のホルホグ
③国民食三兄弟
④作れなきゃモンゴル人じゃない ボーズ
⑤作り手次第の家庭の味 ホーショル
⑥肉のエキスを絡め焼く ツォイウァン
⑦羊沁みわたるバンタン
⑧モンゴル版鏡餅!? ヘヴィンボーブ
⑨ショルロックは煙に巻くお肉
$読者レビューより引用・編集
食べること、美味しいものが大好きです。筆者はモンゴルの公邸料理人を勤めた人。
この本を読むまで、モンゴルについてはほとんど知識がありませんでした。真冬のマイナス30度の寒さなんて、想像もできません。
日本とモンゴルは、随分違うんだなあと思いました。日本の良さもあり、モンゴルの良さもある。日本の生活に慣れ過ぎて、見失っていることもあるなあと考えさせられました。「環境が変われば常識が変わる」というのも納得。
モンゴルの美味しいものにも、興味をそそられました。特に羊の血のスープは、機会があれば飲んでみたい。
長年勤めた仕事を辞め、退職の日を迎えた時、第二の人生をどのように生きていこうかと誰しも悩むと思います。
筆者は、本の出版も、ゴールが見えているからやりきれたと書いていました。年を取るほど余計に人生の目標なり、生きがいなりが必要なのかも知れません。それにしても、筆者の旺盛な好奇心や行動力には、感服します。その原動力になっているのは、何なのでしょう。
この本を読んで、元気を少し分けてもらった気がします。そして、自然と生きるモンゴルの人々の暮らしを知り、日本という狭い世界にのみとらわれてはいけないと思います。心の幅を少し広くできた気がします。
$Product description
About the Author
1968年東京都生まれ。保育園の調理師から在モンゴル日本国大使館公邸料理人に転身。離任後は大好きなモンゴルに健康としあわせを贈りたいと『Japanese chef YUKO’s vegetable and cookbook for MONGOLIANS』をモンゴルで出版。国家資格の専門調理師全六部門を取得した食いしん坊。
Product Details
Publisher : 産業編集センター (March 15, 2023)
Publication date : March 15, 2023
Tankobon Softcover : 240 pages
ISBN-10 : 4863113560
ISBN-13 : 978-4863113565
Dimensions : 6.81 x 4.49 x 0.59 inches
Amazon Bestseller: #97 ,256 in Japanese Books (See Top 100 in Japanese Books)
#1,044 in Travel (Japanese Books)
Customer Reviews:
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鈴木 裕子
◼︎略歴
1968年東京都生まれ。
保育園調理師を18年勤務、2017から在モンゴル日本国大使公邸料理人としてウランバートルに3年近く赴任。飽くなき食への好奇心から取得した資格は専門調理師実技技能士全6部門(日本・西洋・中国・給食用特殊・麺・すし料理)、お魚マイスター、唎酒師ほか。
2022年夏モンゴルにて「Japanese chef YUKO's vegetable and cookbook for MONGOLIANS」を出版。
日本の食から健康と長寿を届けたいと制作した同書は人口2500人に1人が購入する大ベストセラーとなった。2023年夏続編を出版。
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◼︎著者からのメッセージ
みなさまに、知らなきゃもったいない異世界モンゴルを紹介したく執筆いたしました。実はモンゴル、世界一人口密度が小さく、1500m平均の内陸の乾燥の平原で、長い冬には首都でも軽く−30℃になります。そして、夏は地球は緑だったかと思うほど草原が続きます。天はと仰げばさらに遥かなる空。その狭間の木が育たないほどの乾燥の地が生み出す食は五畜(羊、山羊、牛、馬、ラクダ)。お肉とお乳が食の主役です。
いのちが貴重品という草原の環境下、人と家畜たちが生きもの同士として肩を並べる価値観が生まれ、その食文化は驚きの連続です、草原の暮らしが教えてくれるのは、食はいのちのど真ん中✨体で感じる食のあり方です。
日本は海に囲また空気のなかにすら水豊かな命がうるさいほど萌える四季の国。正反対の環境が生む、文化の不思議と面白さの虜になってみませんか?世界の広さを感じると同時に、文化は何が正しいではなく、どれもが環境という根拠があるアリなものなのだと感じれば、そしてその土地ならではの暮らしを生み出して生きてきた人間はなんて偉大で逞しいいきものなのかと、見直しました人類!!という気持ちが湧き上がります。おいしいという世界共通言語を軸に、異世界の視点を是非ご体験ください。お読みいただければ、大陸を吹き渡る風がきっとあなたの心の容積を倍加させるはずです。
おいしいはいつもしあわせ 鈴木裕子 拝
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<ご連絡先>
「まんぷくモンゴル!」に関する取材、講演依頼は以下にお問い合わせください。
産業編集センター出版部
https://www.shc.co.jp/book/contact#input
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【鈴木裕子のメディア】
●FB
https://www.facebook.com/surusuru.surume
●Instagram
https://instagram.com/surusuru.surume?igshid=YmMyMTA2M2Y=
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【著者紹介】
◼︎日本経済新聞 あとがきのあと(2023/3/25)
◼︎週刊ダイアモンド 山本益博さまオフタイムの愉しみ(2023/5)
◼︎日刊ゲンダイ (2023/6/22)
◼︎AERA 創刊記念号 (2023/6/26)
◼︎モンゴル通信 (2023/6/22)
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