私立探偵ホームズ、光の問題を考える3
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私立探偵ホームズ、光の問題を考える3
「ワトソン君、<緑柱石の宝冠>
*「緑柱石の宝冠」(りょくちゅうせきのほうかん、The Adventure of the Beryl Coronet)は、イギリスの小説家、アーサー・コナン・ドイルによる短編小説。シャーロック・ホームズシリーズの一つで、56ある短編小説のうち11番目に発表された作品である。「ストランド・マガジン」1892年5月号初出。同年発行の短編集『シャーロック・ホームズの冒険』(The Adventures of Sherlock Holmes) に収録された。
緑柱石の宝冠著者コナン・ドイル発表年1892年出典
シャーロック・ホームズの冒険
依頼者アレグザンダー・ホールダー氏発生年不明
事件宝石盗難事件(冤罪)
<ブルース・パーティントン設計書>
*「ブルースパーティントン設計書」(ブルースパーティントンせっけいしょ、原題:The Adventure of the Bruce-Partington Plans)は、イギリスの小説家アーサー・コナン・ドイルによる短編小説。シャーロック・ホームズシリーズの一つで、56ある短編小説のうち39番目に発表された作品である。イギリスの『ストランド・マガジン』1908年12月号、アメリカの『コリアーズ・ウィークリー』1908年12月18日号に発表。1917年発行の第4短編集『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』(His Last Bow ) に収録された。
ブルースパーティントン設計書著の者コナン・ドイル発表年1908年出典
シャーロック・ホームズ最後の挨拶
依頼者マイクロフト・ホームズ発生年1895年事件カドガン・ウェスト殺人事件
事件を記録した文章の中で紹介した、僕が奉じる探偵学の公理を覺えているかい?」
「もちろん。<有り得べからざることを除去していけば、後にのこったのがいかに信じがたいものであっても、それが事実にそういない>ーこれだね」
「その通り。そしてこの公理は今回の件についても正しいと思う。今わかってるのは<光の速度が東西方向と南北方向で同じになる>という実験結果だけだ。これが疑いないものなら、これを出発点として考えをすすめると、明確に否定されるものを除去していったものが事実になる。たとえそれが<時間の流れ方は一定でない>という信じがたいものであってもね。」
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