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第二 『真実』は,いつ,どうして,『事実🟰非真実』にすり替えられたのか?(パレスチナ問題)2創り上げられた物語❷episodeの捕捉
当行に移る前にちょっと捕捉。
告知では,
❶スタート地点🟰強制スタートせねばならない敵が登場したポイント
❶共産党宣言
↑こうなってるわけなんだけど,,,その社会主義者である正義者同盟は,
(自由主義と名乗っている当時のスイスプロテスタント組織)だった。
ややこしくてすまんのう,,,
共産党宣言の背景は,開陳した通りであるわけなんだが,
その期日ですね。
どうして1848年2月末になったのか?
これが,
(強制的にスタートせねばならなくなった)理由。
それを説明しときます。
正義者同盟は,
社会主義と言ってる者に←いいえ,それは空想的です。とか,
同じく社会主義と言ってる他の人に←いいえそれは反動的です。とか,
なんやかんや理由を付けて,
社会主義とは,悪人ブルジョアジーを被害者プロレタリアートが倒すんだ。
そのためには我々commune極一部の賢人・善人・正義者の指導を仰ぐんだ。
↑こういう理屈なんだけど,それをマルクスにやらせといて,
自分たちは(自由主義)と発しているからね。
まあプロテスタントと言って,ルターの95ヵ条の論題を振りかざしている以上,
95ヵ条の論題の本当の語源🟰石工のイエスは何の制約も課していない🟰キリスト教の本来の定義こそ自由主義🟰こういう主張をしてる以上,自分を自由主義と発するしかないのは,それはそうだったのかも知れない。
いわゆる 偽自由主義ですね。
そりゃそうでしょう。ジュゼッペ:マッツィーニは「人間の義務について」などを出版し,個人個人に社会的義務の啓発を要求している真正・社会主義者なんだから,
どこをどうやったら,スイス正義者同盟が自由主義になるのか?
まあ,そう発信してるから,共産党宣言までは,正義者同盟とは真実側ってことになるんだけどさ。
自称・共産主義のアナーキー/
無政府主義🟰原始共産主義として立地するコサック/
オウエンやサン:シモンやフーリエ(自称・社会主義)/
これはですねえ。カトリックの反動として自由主義と発しているだけの正義者同盟にとって,
最終的に自分たちの統治目標とする形態が社会主義または共産主義なので,
先行して,社会主義・共産主義と発している組織が,それなりの支持層を形成する前に理論として潰しておくという,その必要に迫られ,対策計画として,社会主義と名乗っていた空想社会主義や,共産主義と名乗っていたアナキズム,原始共産主義と言えたコサックのラーダ,こういった概念として自由主義に当たるもの,これを強制的に排斥するため,共産党宣言は仕組まれているわけなんだけど,あのう,,,
不完全スタートなんです。共産党宣言自体が,,,
そのため,(マルクス社会主義🟰反自由主義➕だけど民主主義)としてスタートさせようと計画していた国🟰イギリスではなく,やむなくフランスとバイエルンでこれを強行させねばならなくなったので,,,
マルクス社会主義が(大衆の支持に当たる部分を→ボナパルティズムとして,反自由主義であり,かつ,国民が憧れるヒーロー”救世主“主義でもある)という,フランス第二帝政におさまってしまった。
プルードンのアナキズムは,国家が設置されてはならない理由として,
『ヒエラルキー』を構成してしまう根底・基礎に当たってしまうので,国家の設置は良くないと言ってる。
どこかの◯井◯子社◯党委員長のように,「ダメなものはダメ」とかの理由ではないのだ。
日本の労働問題を思い起こしていただきたい。
誰が,派遣社員の待遇改善に最も強固に抵抗しているかを。
派遣社員の待遇改善を許さないのは,正社員なのである。
そして正社員の多くは労働組合員で,派遣社員のほとんど全ては非労働組合員である。
労働組合が確立されている今でさえ,組織構成員の待遇を優先して,弱者に利益分配をすることを許せない人間の方が多いのだ。
労働組合の結成を呼びかけたのはロバート:オウエンで,ロバート:オウエンが自称社会主義であるそのために,労働組合とは社会主義という範疇に入るわけだが,
ここでプルードンの指摘する(国)とは,19世紀のヨーロッパにあって(組織の象徴)という意味を持っている。
プルードンの指摘の通り,マルクス主義はボナパルティズムという(国家を象徴として組織主義を極めていく)わけだが,
プルードンのアナキズムにおける無政府の定義は,日本で言われるような一切の政府行動の否定ではなく,コサックのラーダのように,非常事態に非常政府を結成することまで否定していない。
マルキストは,そういうプルードンを捕まえて,(プルードンは無政府主義と言いながら,フランス国民としてフランス人の権利を主張することはダブルスタンダードである)と批判しているように,理論上でのアナキズム撤廃を本来の目的として,ボナパルティズムになってしまう前の,反自由主義的民主体制として狙い,革命強行ではなく,通常の政治活動として(おそらくイギリスで)達成させようとしていた。
共産党宣言の真の目的は,↑の実現のため計画してたわけだが,
傭兵派遣資本の集合体で成り立っているスイスには,
当然だけど,カトリック系の傭兵派遣資本も存在するわけよ。
もともと,どっちに頼まれても,はいはい兵員供給しますよと言って,スイス傭兵同士が敵味方に分かれて,偽装対決・偽装戦争・プロレスですね。
見せ物の戦闘行為を行っては,両方の王侯貴族から戦争料を報酬として受け取るわけなんだが,
それでも,やったやられたで,だんだん恨み辛みが醸成されてくる。
それがエスカレートして,とうとうスイス傭兵同士がプロテスタント派とカトリック派に分かれて,ガチ内戦になってしまった。
これが1847年11月の分離同盟戦争だが,内戦自体は一ヶ月で終了,プロテスタント側が勝利する。
しかし敗戦側は,周辺のカトリック諸国に亡命し,スイス傭兵同士の偽装戦争の裏事情も,おそらく全部バラして,
スイス傭兵こそが,カトリック・プロテスタント両陣営にとっての諸悪の根源である。
こいつらを皆殺しにしない限り,平和なんかありませんよと焚き付けたに違いない,普通そうなるわなあ。
オーストリア・フランス・バイエルンは,カトリック連合軍を形成して,雪解けを待ってスイスに攻め入る構えを見せた。
あー良かった。
極悪非道のスイス秘密結社ども,これにて一巻の終わりかと思えば,
どっこい,そうは問屋が卸さない🟰正義者同盟の計画は,北東を向けば傭兵請負機構としてスイスの商売敵であるコサックや,西南を向けば偽自由主義の自分たちのイデオロギーを脅かす真・自由主義と呼ぶべき政治思想の存在を叩く目的で編み出された共産党宣言だった。だが,この瞬間,そんなこと言っておれなくなった。
カトリック連合軍を行動不能に追い込むには,
フランスとバイエルンに革命を起こして,強制的に軍事行動を制止せねばならなくなったので,
マルクスとエンゲルスは,無理やり,2月革命・3月革命を扇動するため,本来の目的ではない共産党宣言の使用方法を選択するしかなかった。
そういうわけなんです。
一方,オーストリア皇帝に対する革命扇動は3月革命として勃発するも不発に終わり失敗,
フランスとバイエルンの革命成功で,後方の憂いを取り除いたイルミナティは,イタリアをオーストリアから独立させ,皇帝軍の動きを封じようと第一次・第二次イタリア統一戦争に突入していくわけだが,,,イメージとして使用したのは,このオーストリア革命のターゲットととして辞任を要求され,それを受け入れることで流血を回避させた宰相クレメンス:フォン:メッテルニヒが,サロモン:ロスチャイルドに男爵位を授けるウィーン会議を描いたものだが,,,
ロスチャイルドとはこのように,常にカトリック側に付いているユダヤ資本であり,イルミナティの対局に位置していることだけは忘れることなきようお願いしたい。
告知に反してることになってもと思い,(前段)としてその説明のみしておきます。
切りが悪いので,本編はここで一旦終了し,アメリカ南北戦争と,イルミナティ・アルバート:パイクの暗躍については,次回からとします。