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はじめての社台SS&育成牧場見学


出発準備

目的

せっかく社台&ノーザン系のクラブに入ってるんだからそのサービスを使ってみよう!
と言うことでクラブサービスの一つ、牧場見学をやってみた。
牧場見学したことない、したいけどどうしたらいいのかわからない、そんな人の参考にでもなれば幸いです。

まずは色々予約だ!

まずクラブで牧場見学の予約をする。
この辺は各クラブ毎に手順があるのでそちらを参考にして予約してほしい。
私はキャロットで社台SSとノーザンファーム空港にて育成中の愛馬2頭の見学を予約。
予約完了が出来たら次はホテルやら航空券。
こちらは各自でやってもらうとして、他にも手配しなければいけないのが現地来場手段である。
(キャロットは予約時にレンタカー、タクシー等来場手段を聞かれるので予約時には決めておかないといけない)
今回は12月ということもあり、もし雪道の場合久しぶりの初めて行くルートの運転を無事にいける自信はあるか?ということでタクシーをチャーターした。一応見学予約の時間や予定もタクシー会社に送っておいた。チャーターの運転手があらかじめ色々予習しておいてくれたので予定があるならちゃんと伝えておいたほうが良いと思う。

いざ見学

札幌から社台SSへ

いざ見学のために札幌に降り立ったら雪が降ってない…12月なのに…日本海側の地元ならちょっと積もってるぞ…と気候に恵まれた形に。
社台SSの見学開始時間は10時なので8時にチャータータクシー到着、早速向かう。早く着く分にはいいので有料道路を使って向かうことになった。

驚きのはやさ

移動して9時10分頃、運転手さんから
「もう着きそうです…」
と報告。
早すぎるだろ…とりあえずルート上にあるローソンでしばし駐車。トイレや買い物など済ませてから運転手さんと相談。
運転手さんによると、普段は有料道路で90分くらいだが早い時間の出発で空いてたから早くなった、下の道路使ってたらもう1時間くらいはしてたかもとのこと。
ローソンからなら10-15分には着くので9時30分にここを出発することにして、それまでは社台SS見学後の14時の見学まで昼とかどうするかの作戦会議をした。
昼に関しては近くに遠浅駅があるが周りにあるのはゴルフ場で食事できるとこがない…ので予習してきてくれた運転手さんから色々案を出して貰い、昼はちょっと足を伸ばして早来駅近くのレストランにいくことに決定。
ちょうどいい時間になったので改めて社台SSに出発。

あれ?閉鎖してる?

9時50分頃、社会SS見学場に到着。
するもゲートが閉まってる。人の気配もない…
慌てて予約内容確認、あってる。今日の10時からだ。じゃあどこに行くのが正解なんだ?
と言うわけでメールに記載の社台SSの連絡先にTEL。
その結果見学場からもう少し行った先を左折するとそこに事務所があるのでそこにきてくださいとのこと。
自分も運転手も初めてだったのでこれは完全に初見殺しだと思うので要注意な点。
見学場から5分もしないで到着しタクシーに待機して貰い事務所へ。ここから約60分の見学ツアースタートです。

社台SS見学ツアー

今回のツアー担当は若い人だった。(名前聞いときゃよかった)
そして参加者は自分だけだったから早速スタート。

シスキン。種付け再開出来るかのお試しで産まれたのが阪神JFに出るテリオスララ。来年は期待して下さいとのこと。
サリオス。現役時よりデカくなって580キロ。柵を噛むからサリオス放牧地だけ補強されてる。
コントレイル。虫が嫌で放牧時はいつも馬服を着る。人に見られるのを気にして放牧地は木に囲まれてる。コロナ対策の結果本来の力出せたのはあるかも、とのこと。
エフフォーリア。餌に夢中。かなり期待してる種牡馬の一つとのこと。
モーリスは留守。毎年恒例のシャトル種牡馬としての出張中。本当にタフ。
カナロア。中にはいるが基本人も馬も嫌いで見せられないとの事。放牧地もコントレイル以上に木で囲われてることからもガチさがわかる。
シュネルマイスター。実はシュネルの牝系もサリオスと同じドイツの「Sライン」
イクイノックス。餌や放牧以外は基本ここが定位置で動かないとのこと。この時はリーフブロワーの音がして他馬は鳴いたりしてたがイクイノックスは動かない。
レース以外は無駄なことしないって頭いいんでしょうね、とのこと。
キタサンブラック。見学に気付き顔を出してポーズをキメてくれた。まさにスター。今は海外から繁殖連れてつけに来るのが一番多いらしい。イクイノックス効果すごい。
ダノンキングリー。この血統は日高から物凄く九州からダノングッドも北海道に移動するくらいあるとの事。ただ産駒募集は日高系のクラブかな…
ルーラーシップ。キセキやソウルラッシュで血が繋げそうで本当によかった。種牡馬は出来ても後数年との事。年齢重ねたせいか馬房移動して環境変わってもどっしり。
オルフェーブル。馬房から顔を出して今日は機嫌がいいらしい。今はダート中心だけど芝でなんとか後継出して欲しいな、とのこと。
人の嫌がる事を考えて行動出来る頭の良さがあるらしい。

そんなこんなでツアーは約1時間で終了。
記事以外にも色んなお話聞けて楽しかった。

愛馬見学までの空き時間

14時までどうしよう

社台SS見学終了が約11時。
そこから予定してた早来駅近くのレストランで食事。運転手も誘ったが「食後眠くなるといけないので」と固辞される。教育しっかし行き届いてるのう、流石MKタクシー。
レストランはすごく良かった。デザートにアイスまで付いてくる豪華さ。早来のレストランみやもと、マジオススメ。
食事も1時間ほどで終わり12時。
さぁどうするかの作戦会議。
周辺はゴルフ場ばかり。日高行って牧場とかだとノーザンファーム空港までの時間に間に合わない。運転手から提案されたのは道の駅、千歳か苫小牧のウトトイ湖ならどっちもノーザンファーム空港までの時間的にも余裕があるとの事。と言う事でウトトイ湖の道の駅に。
展望台登って湖やらバードウォッチングしたりアイス食ったりで時間を潰して13時30分に。いざノーザンファーム空港へ。

ノーザンファーム空港

広大すぎるノーザンファーム

ウトトイ湖を出発して15分ほど。
「看板の通りにノーザンファーム入ったみたいですけど…これ…事務所いくんで合ってますかね?」
「とりあえず事務所行って、違ったら聞いてみましょう」
「了解しました。事務所は…どういけば…」
客、運転手とも初訪問故の事態に。
とりあえず矢印の看板の通りに行ってみるが、広くて行けども事務所が見えない。
不安になりながら徐行してたらようやく事務所発見。クラブ会員様こちらの矢印もあるから多分ここだ。ということで駐車。中に入ってみるとこの事務所受付で正解でした。
今回はタクシーのカーナビでノーザンファームの北のルートから入ったのでキャロットHPにある案内図の通り、ホースパーク側から行けばもっとすんなりかもしれない。

案内の職員さんが運転する先導車の後をタクシーで追跡。最初の馬房へ。

アディクティド23。順調そのもの。社台SSでレイデオロ牝馬持ってると言ったらアディクティドの名前が出るくらいには評判らしい。硬さあるのでケアしながらとのこと。

見学を終え、次の厩舎へ。
外で見学したから運転手さんも座席から見れたみたいでデカいですねーと感心しきりだった。

ウラヌスチャーム23。上が脚元弱いし馬体が大きいのでケアしながらとのこと。それでもやっぱりキズナ産駒で牝馬なので期待してるとのこと。

今回はこの二頭の見学で終了。1頭につき移動込みで10分程度かかった。見学終了の厩舎で現地解散、職員さんにルート確認してノーザンファーム空港からお暇。
ちなみに空港からノーザンファーム早来の見学に行く際は20-30分は見たほうがいいとの事。
キャロットで14時、15時で見学入れる場合は参考までに。

あとはタクシーで所定の場所に移動、チャーター終了で解散となりました。

まとめ

社台SSは見学場じゃなくて事務所へ行く(見学場の少し先左折)

タクシーのチャーター、レンタカーの時間はトータルの移動時間+1時間で予約するくらいでちょうどいいと思います。

札幌→社台SS 有料道路使用で60-90分、使用しない場合は120分くらい(タクシー運転手の推定)
社台SS→ノーザンファーム空港早来ともに20-30分程度(運転手の推定)
千歳空港から見学施設へはキャロットの牧場見学のHP参照にしてください。

牧場訪問の際に参考になれば幸いです。


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