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『江戸川乱歩原作 名探偵・明智小五郎「黒蜥蜴」』船越英一郎 黒木瞳 TBSテレビ ドラマ感想

おはようございます!

Amazon Prime Video にて視聴しました
素人の個人の感想及び連想のメモです
この考え方が絶対に正しいと
押し付ける趣旨ではありませんことを
ご理解いただけますと助かります


2024年9月29日

Wikipediaに書いてあるので

これは
案外
お金のかかったドラマではないかと

舞台装置とか
宝石類は
本物ではないとしても

出てくるレトロな車は
車種は浮かばなくても
1970年代にお見かけしたような気がする

登場人物たちが
意味ありげに見せびらかしてくる腕時計なども
これは
あの頃に流行ってそうな形やデザインや素材

そうそう
車は
模型で頑張って
あの当時のものらしく作ったのかと思いきや

その
疑いを払拭するかのように
しっかり
エンジンかけて
走り去るところが心にくい

(ふふふ!
ちゃんと動く本物ですよ!

自慢されているような感じがして
楽しい)

しかし
あの
色彩感覚

ホテル ニュー アカオ

真っ赤なカタカナで表記された
サインが

これまた
懐かしい感じ

そのころは
スーパーマーケットのダイエーも
自動車のトヨタも

しっかりカタカナで
自己主張していたような
気がするのです

ちなみに
美貌の女盗賊
黒蜥蜴が狙ったり
蒐集している宝石類の
派手な感じは

これまた
子供の頃に
新聞の折込チラシで拝見したような

赤・青・緑と色とりどりの
大きめの宝石に
銀色の派手目な台座があしらわれて

シンデレラの舞踏会みたいだー

見惚れて

ハサミで切り抜いて
ワクワクした

あの感じをも連想しました


明智小五郎の
助手たちの服装も
あの当時の
サイケデリックですし

悪党たちに
かっこよく
飛び蹴りなど決めて倒し
捉えてしまう
女子などは

キューティーハニーか!?

というイメージ

よくよく思い返してみると
最初に登場してきた時は

真っ赤なミニスカワンピースに
白いブーツ

どこかでみたような?


あれ
ひょっとして
リカちゃん人形の
きていた服にブーツではないかしら?

ググってみましたが
ぱっと見には
出てきませんねえ

しかし

登場人物たちの
服装は
1970年代を
彷彿とさせますね


ストーリーとか
トリックは
江戸川乱歩らしく
エログロな感じを
あまりしつこくなく
醸し出していて

豪華なシャンデリアが
たくさん下がっている
ダンスホールみたいな
ニューアカオの空間

いわゆる西洋の
古城とか
おしゃれとかに
憧れてはいるが

かなり違った
独自の雰囲気になっている
あの感じです


それからですね

さらに感動したのはですね

1970年代の
レトロな車が走り去った後に

てんてんと
多分排気口から
滴ったであろう
オイル跡を

船越英一郎さん演じる
明智小五郎が
指でなぞるところですね


あれはしかし
かなり
黒っぽい油として
表現していましたから

あれ?
あんなに
濃ゆい感じの
こってりした油でしたっけ?

とは思いましたが

雨上がりの
路面に

虹色の輪っかが
よくみられた

そういえば

いつの頃からか
見かけなくなった

車のオイル跡を

表現しているのだろうなと

楽しくなりました



ストーリーはですね

2時間ドラマの帝王ですから

海に崖は定番です


お金持ちの宝石商と
その娘の親子愛の話も出てきますし

娘さんと
宝石が

相次いで盗まれるという
トリッキーな展開

人間を運び出すときに
トランクを使ったり
大きなソファーを使ったりと

みている方も

今度はこういうトリックを使ってくるのかな?

ついつい予想してしまって

当たった!


喜び
自画自賛するような
楽しみも味わえました


推理もの
サスペンスもの
アクションもの

いろんな要素があるかと思いますが

この作品は
時代考証に
ものすごく
凝っていて

手間もお金も
かけまくったのではないかと

それを見つけて味わうのが楽しい感じがしました


見応えありました



いつもおつきあいいただき
ありがとうございます
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆



ではまた!



まきのしょうこ


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