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無関心であることは損失だと思う。
社会人になって四半世紀ぐらいになる。
あらゆる仕事をもっと【自分事】として取り組めば良かったと後悔している。
氷河期世代の私は、社会人になってから10年近くは年上の人の世話にばかりなっていて部下を持つことはおろか同年代と働くことも少なかった。
小さなきっかけは15年ほど前。
今の会社で初めて派遣された顧客先、若い人の多いベンチャー企業、ありがちなワンマン社長とそれに追従する副社長が経営する会社。
思いつきであれこれ決まるし、従業員の多くは不満に感じていたようだ。
会議の場で異を唱えるチャンスはあるが、彼らはその場で異を唱えず後で影で文句を言う。
非生産的で嫌だな、と感じた。
アウトソースされた気楽な身でもあるので、私は異を唱えてみた。結果、何かを変えることは出来なかったし、副社長に嫌われたが考えは伝えられたので後悔はしなかった。
その時に賛成であれ反対であれ意見を言わないのは、責任を負いたくないという気持ちかもしれないな…と納得しつつも、意思表明しないのは居ないものとみなされても仕方ないので、何かしらのアクションは取ったほうが良い、と思い至った。
発言をすることで気がついたこともある。場を荒らす意図でなければ、リアクションの多寡はそのまま発言力になったりすることもある、ということに。
そして、いくつかのPJでチームで仕事をするようになった時のこと。役割分担があったとしても全容を把握したり、自分の業務の目的をきちんと理解している人は良い働きぶりだ。こういう人たちは、仕事を【自分事】と捉えて、やや前のめりに仕事をしていることが多いと感じる。
一方で責任者やそれに準じる立場でありながら、管下のメンバーの仕事内容を把握しない、しようとしないのは何処か他人事なのかなぁと感じてしまう。
顧客先は大手でDE&Iやエンゲージメントにも力を入れていて、心理的安全性も確保されていて生産性高いなーと感じる。
一方、自社は人材不足に失注したりしてるらしいので、「人材のスキルアップの為にスキトラできる構成で受注した方がスキルアップの為の活動が単なるコストにならなくて良くないですか?」と提案したら上司から「それ以前にマインドを変えないと…」と返ってきた。
周囲のマインドセットを変えていくのは大変な困難なのだなと思うなどした。