和歌をテーマにアニメーション作ってみた【袖ひちて】
夏休みの自由研究。
久々(10年ぶり?)に動画ソフトいじってみたくなって、DaVinci Resolveに手を出してみた。
その昔簡単な動画ならWindows Movie Makerで何とかなってたけど、今はWindowsに入ってないのか。無料でちょちょっと遊びたいだけだから、「じゃあaviutlかな」と思ってひっさしぶりに開いたけど完全に使い方忘れてた。じゃあせっかくなら新しいソフト使いたいなと思って。
ダヴィンチは一見硬派だけどutlよりは親切っぽい、オートマ車とマニュアル車くらいの違いがある。どっちがいいかは好みによるんだろうけど。
無料版でも十分楽しい。力量の限界でクオリティは追究できないけど、好きな曲に乗せて絵を動かせるだけでも大満足。
制作メモ(備忘録)
・素材は以下の5種の絵+水面を表す青い水彩画(フリー素材)。
絵は手描きのラフをibis paint(スマホアプリ)で読み込んで、ちまちまお絵描き&色付け。ブラシは「がさがさえんぴつ」、「画用紙」のテクスチャレイヤーを最上層にオーバーレイしておくと質感が出る。
・フォントは「しょかきさらり」体と「HolidayMDJP05」。どちらも無料ダウンロードでPCの設定>個人用設定>フォントのとこにファイルをアップロードすればOK。
・エフェクト>タイトル>text+、インスペクタの「端から表示」を0.0→1.0まで増加するようにキーフレームを打つ。
・袖が色づくところは、調整クリップに「Shape Circle」のエフェクトを適用してソフトエッジをかけ、フェイドインで色が濃くなるように「レベル」の増加をキーフレームで設定。
・Drop Warpというトランジションで、水に袖が浸かって濡れるさまを表現した。
・氷る所はfusionコンポジション→fusionページで水面の画像とColor Correcterを繋いで、キーフレーム打ってリフト(暗部)の値が増加する(=明るくなる)よう設定。
・狩衣が風にはためく所は、④と⑤の絵を交互に置いて動くように見せるアニメーションをまず作って、それを新規複合クリップに設定し、その下のトラックにその複合クリップを、タイミングがずれるように調整して置き、「乗算」でブレンドすると残像が表現できる(モーションブラーの代わり)。
・四色の靄は「4色グラデーション」と「Noise Gradient」で作成。
・fusionページでのtips:
(1)Mediainを読み込む時にサイズがおかしくなるので、Backgroundを接続する。
(2)ノードの接続は、黄色:背景、緑色:前景、青色:マスク。
・音楽ファイルを読み込んだら、再生しながらリズムに合わせてマーカーを打っておく(キーボードの「m」を押す)と、音ハメが容易になる。
・再生がカクつく時はレンダーキャッシュを作成。(動画のレンダーが止まる時もこれで解決できることがあるみたい)