見出し画像

これで7000円かぁ。と、これで7000円!!の違い前編

こんにちは。
神宮です。

今日は【これで7000円かぁ。】と、感じた事について書いて行こうと思います。

価格と技術ってイコールで結ばれていないとこの現象が起こると思っている。

技術だけではないのは重々承知だが、まずは技術の満足度を上げるのが1番早い。

接客レベルを上げるのは人間レベルを上げなくてはいけなくてそれはものすごく時間のかかる事で、経験が全てと思っている私からしたら途方もない時間だと感じる。

だから、まずは目の前のネイルをとにかく美しくお客様の〝欲しい〟をどれだけ叶えるかに重点を置いていった方が良いと思う。

題名にもある通り
7000円を高いと感じるか、安いと感じるか

先日インスタのDMでこんな相談が来た
お返事はYouTubeでするので公開を見て欲しい
(来週2023.08.28の週にはアップする)


私は元々とても手先が器用で勉強した事は無いが模写は得意だし、色を見る力が強い
これは【能力】でトンチンカンな親から貰った唯一の良かったポイントでもある。

特殊な能力だと思うので親には感謝してる。

私は彼女達の血で出来ている事がとにかく嫌な時があった。
これはまた詳しくいつか話していきたいと思うので省略。

昔から写生大会は必ず金賞か銀賞だったし、紙粘土で工作をする時も彫刻刀もとにかく得意だった。
でも、少しトンチンカンな血が騒いでしまって私の作品は最後〝壊れる〟事で完成だった。

絵を描けば最後に破るか水をかけてドロドロにしたし、美しい夜空に突拍子もなく猫が丸まって寝ていたり、私の描く作品は全て目を瞑っていた。
瞳が描けなかった。

目を開いている人が嫌いで仕方がなかったのか、なぜかはいまだにわからない。
多分誰にも見られたく無いと言う気持ちが幼いながらに強かったんだと思う。
だってよく嘘をついていたし、幸せな家庭ぶっていたから。

昆虫以外の瞼のある生き物の目は一切描かなかったのか描けなかったかは謎。だが、多分心の病気

ずっと昆虫図鑑の虫をデッサンし、ガンダムの直線と丸しかない無機質な物を描いていた。

蛇を見かけたら色を塗ってみたり、ひたすら色々な雑草を潰して色を作って絵を描いてみたり。
幼い頃から人と絡む事に疑問を感じていたからずっと1人で遊んでいた。

でも小学生になりみんながリボンとかなかよしを読んで絵を描いて送るのがはやった。

流行ってしまった。

誰が掲載してもらえるか。
今まだあるのかは知らないが、当時はハガキに絵を描いて送る。
入賞すると雑誌に載せてもらえると言う特典があった。 

みんなでこぞって送った。

私はあまり興味の無いセーラームーンを読み、みんながやる事をやらないと!と思って頑張って馴染む様にセーラームーンを描いた。

人の目を描いた事ない私が唯一目を描いたのはこの流れの中にいないといけないと言う一種の強迫観念みたいな物だったと思う。

〝みんなと同じでいなくては〟

母はよく私に言った。

「まみちゃんは30メートル先でも50メートル先でも目立つんだから」

これはいい意味ではなくとにかく地味にして生きろ!と言うことだった。

「恥ずかしい。」

1番よく言われた言葉。

人と同じが嫌いで1人が好き
馴染む事がとにかく苦手だった私は苦しかった。

ネイリストはとにかく孤独と言うか1人で戦って行く仕事で私には適職。

何か1つに没頭して時間とかどうでもよくて、自分がボロボロになってもネイルが好きだった。
気づいたら朝でも逆に覚醒してそこからいい作品を作っていった。
気持ちが充実して埋まっていた。

話がだいぶそれてしまったが、私はお客様に時間を忘れて欲しいと思うし、その様に努めている。

それにスカルプのフルセットも初めから1時間でできていた。

練習をしなかった事は1日も無いほどスカルプを勉強してからはとにかくやった。
フレスカがやりたくて泣きながらやった。
フォームで挫折して何回も雑誌を見たし研究した。

この頃はまだ入客していない。

それはただお客様を喜ばせたい!と言うよりも
私は私のフレスカを完璧にしたいと言う気持ちでしかなかった。

とにかく上手くなりたい
綺麗な美しいフレスカをつけたい

たくさんのサロンに行った
右手の5本だけフレスカをつけてもらった
とにかく見に行ったし
セミナーにも行った
お金と時間をかけた

器用な私が
これだけやって
やっと

〝神宮さんのスカルプって早くて綺麗って〟

言われる様になった。

〝いつかの結婚式は神宮フレンチにしたい〟

それから何年も経ち、本当に【それ】をやりたいと連絡をもらった人は何人もいる。

離れた場所に行っても、何年も音沙汰無しだった方からも

セミナーに行った時の事

私のネイリストのきっかけはTVチャンピオンと言うその道の専門家達が競う番組でネイリストをやっていた事。
その時にチャンピオンになった野尻早苗先生

めちゃくちゃ可愛いプードルの3Dを作っていたのに心を奪われた
あの時のドキドキとワクワクとこれがやりたい!!!
何もなかった私の中にブワッと火がついた出来事だった

私は14歳
その時からネイリストを目指している

その野尻先生のフレスカセミナーがあった。
憧れた人に会える

その日はデモを見せてもらい、実技を見てもらう形式だった。
1本付けてみてもらった。

その時に先生から一言

「何がわからないの?もぅ出来てるからあとはたくさん練習するだけだよ」

その後はほとんど見てもらえず…
と、言うよりもフレスカ初心者セミナーだったので先生から見たら〝この子は少しだけチェックすればいい子〟の、チームに入ったんだと思う。

私も今は授業をやる上でどの子をどの位見ないといけないかで話しかける回数は決めている

それからの私はもっと練習した
あの言葉だけを信じて。

【後半に続く】


いいなと思ったら応援しよう!