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【一分解説】早見盤で視覚的に解る音楽理論
1.はじめに
音楽が好きで作曲にも興味があるけど…
・五線譜を読める気がしない。左端に現れる♯の群、なに?
とか、
・五度圏表とか無理。文字と数字と記号が多すぎる。
という(私みたいな)方に一読いただければ幸いです。
言葉には言葉のルール(語彙、文法)があるように、音楽にもルールがあって、その基本はいたってシンプルです。
早見盤三枚だけで視覚的に、⏲(時計)や☆(五芒星)や▽(三角)を使って説明したいと思います。
2.三枚の早見盤を30秒で説明します
(1)一オクターブ12音
・時計の一時間が、半音に当たります。(Aの半音上がA♯、その半音上がB)
・時計でいうと、3時の位置にC=ドがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1715329617950-15Fn7uETrm.jpg?width=1200)
(2)スケール7音
・12音の中から、7音を選んでスケール(音階)として使います。星の形です。
・始めの音をキー(Key)といいます。
・星の左肩の位置(下の図では10時)から時計回りをメジャースケール、左足(7時)から時計回りをマイナースケールといいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1715330272579-EL7Eh2KKK5.jpg?width=1200)
(3)コード(三和音)
・スケール7音の中から3音を選んでコード進行を作ります。基本はこの三角です。
・一番根っこの音をルート、7時間先をフィフス(5th)、その真ん中をサード(3rd)といいます。
・サードがルート寄りならマイナーコード(暗い)、フィフス寄りならメジャーコード(明るい)です。
![](https://assets.st-note.com/img/1715330334658-jAgnhqTrfD.jpg?width=1200)
2.使い方を10秒で説明します
・12音の上で、7音の早見盤(青)を回してスケールを決めます。左の図はCメジャー・スケールです。
・その上で3音の早見盤(赤)を回してコード進行を作っていきます。右の図はC(メジャー)です。
![](https://assets.st-note.com/img/1715330392737-C05UCotKSm.jpg?width=1200)
3.おまけ
・実際に早見盤を動かすと解りやすいと思いますので私(^ʘ₋ʘ^,,⤴)が作った動画のURLを御案内します。
・個人的に解りやすいと思ってるのがこちら。
・再生回数が多かったのがこちらです。
・こちらは、初心者でも音楽理論に親しんで、作曲ができる“早見盤式”スマホアプリはいかがでしょうか?というデモ動画です。
・最近、小説を書くのが楽しくて、You Tubeの更新をまったくしてなかったのですが、「オールカテゴリー部門(音楽)」がありましたので、多少なりともご参考になればと思って投稿する次第です。
・AI時代だからこそ、仕組みを知って損はないかな、と思います。
・音楽好きであれば、上記の知識とスマホと無料のDTMアプリだけでも作曲はできます。
4.ちなみに
・“早見盤式”を最初にYou Tubeに投稿したのが2022年8月なのですが、少なくともGoogle検索する限り、他にこの説明を見たことがないです。
・近代音楽の基礎はピタゴラス音律だから、☆幾何学的☆に説明したら解りやすいのに、と個人的には思うのですが。
・あと、指先でくるくる回して作曲遊びできるスマホのアプリがあったら良いのに、と思ったりします。
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