オペルカ🇺🇸という選手
久しぶりに選手について投稿したいと思います。
アメリカ🇺🇸のラリー・オペルカです。

オペルカといえば高身長のビッグサーバー。
ATPの公式ページを見ますと211センチ、102キロ。
大きいですね!
大きい選手と言えば、カルロビッチが211センチ、イズナーが208センチです。
この3人が思い浮かびますが現在現役選手として活躍しているのはこのオペルカのみとなります。

この3人が並ぶとそこまで背が高いとは思わない…
目の錯覚です。
そう、デビュー当時は髭もなく爽やか青年だったのです。

どうしてこんな背の高い選手がバレーやバスケでなくテニスを選んだのかはわかりませんが、6歳からテニスを始めたようです。
オペルカに注目し始めたのは2019年のウィンブルドンの2回戦でワブリンカにフルセットで勝利した時でした。
まだ大きな選手が現れたなあと思ったと同時にストロークもなかなか上手いなあという風に見えました。
同じ年のジャパンオープンにも来ていてその時に初めて見ました。
シモンと対戦していましたが、大きいながらもしっかりとストロークを打っていたように思います。
とにかく大きかったです。
その後じわじわとランキングを上げてきました。
と共に風貌も変化。
髪と髭をそれぞれ伸ばしてワイルド系になりました。
2020年のデルレイビーチでは西岡良仁に競り勝ちツアー2勝目。

この試合は見ていたのですがとても見応えのある試合でした。
身長差50センチ。
高い打点からサービスはもちろんストロークを打ちまくるオペルカ。
それに対してコートを駆け回りストロークをひたすら返してチャンスを伺う西岡。
この2人がスイングした素晴らしい試合でした。
2022年にはヒューストンのATP250で優勝。

この試合はクレーコート。
クレーコートでも通用するストロークをしっかりと打っていました。
しかしこのあたりから調子を落とします。
腰の故障(手術をしたみたいです)で2023年はほとんど試合に出ていません。
最高ランキングも17位までいきましたが一年試合に出なかったのでポイントゼロからの再スタートとなりました。
プロテクトランキングを使い少しずつランキングを上げてきてます。昨年の木下オープンで久しぶりに生オペルカを見ました。
同じアメリカのシェルトンに敗退でした。

正直なところ、まだこの頃は迷いがあるというか勝てていないジレンマなのか、少しイライラしながら試合をしている感じでした。
今年の開幕戦のブリスベンでは準々決勝ジョコビッチに勝利。

決勝戦ではレフツカに敗れたものの準優勝。
今はランキングを112位まで戻しています。
最近とてもいいなあと思っているのはこのオペルカのキャップとシューズ。
スポンサーであるフィラの意向なのか、オペルカの好みなのかはわかりませんがピンクなのです。


このようにウェアもピンクの時もあります。
とにかくダイナミックなテニスのオペルカ。
身体の大きさもある器用さは感じないのですが、一生懸命動きながらのストロークはとても魅力的。
個人的には髭と髪の毛を伸ばしてピンクを着こなすというややアンバランス感にハマっています。
とにかく今はランキングを100位以内に戻す事。
プロテクトランキングはどれくらい使えるのかな?
アメリカのハードコートシーズンでの奮起、そしてまたクレーコートでの奮起も期待します。
キャップとシューズも当分はピンクでいって欲しいです!