スロバキアチャレンジャー 錦織圭2回戦
スロバキアのチャレンジャー。
錦織圭の2回戦は地元スロバキアのクライン(Xではクレインと書いてます…)と対戦でした。
今のランキングは146位。
26歳。
スロバキアでは128位のコバリクに次ぐランキングの選手。
実はあまり知らなかった選手です。
調べると主な主戦場はチャレンジャー。
時折ATPツアー、グランドスラム予選に出ている選手です。
プレイスタイルは歯切れの良いストローク。
スロバキアというと過去にメチージュという選手がいますが、そのメチージュにコーチをしてもらっていたクチェラかコーチのようです。
会場にいたのかな?
この2人の共通点は合わせるような柔らかいストローク。
となるとこのクラインもかなと思ったらこれが大違い。
スーパーハードヒットの選手でした。
そんな相手に錦織圭は同じタイミングで打ち合いで戦います。
1セットはワンブレイクで6-3。
やはりインドアなのでインパクトの反響があり打ち合いのリズムが早く感じます。
サービスもとてもいい感じ。
セカンドセットに続きます。
2セットはキープキープが続きます。
コートが速いからなのか?
ストロークのテンポが早すぎてほぼストロークでポイントが決まります。
ちょっとだけやな予感です。
クラインのストロークのタイミングが段々と合ってきたのです。
なかなかブレイク出来ない錦織圭。
タイブレイクになるとややアンラッキーなポイントもありポイントを積み重ねれず2セットを落としてしまいました。
あれっ、これは1回戦と同じ展開か?
ちょっと心配していた1ゲーム目は錦織圭のサービス。
これは1回戦と同じだ…
0-30
やな展開です。
ここで錦織圭は何とサービス&ダッシュでポイントをもぎ取ります。
この展開でほとんどそれまでやっていなかったサービス&ダッシュ。
難しいファーストボレーを丁寧に返してポイントを取ります。
そこから流れが綺麗に変わりました。
きちんとサービスゲームをキープしてすぐさまブレイク。
そうするとクラインのメンタルに乱れが出てきたのか?
フットワークの乱れが顕著になりストロークのミスを重ねます。
錦織圭も時々スローボールのストロークを使いタイミングをずらします。
3セットは6-1の圧勝でした。
1回戦に続いてのフルセット勝利。
でもストローク合戦はスピードがあったのでポイントは短いのが多い。
そこまで疲労は溜まっていないはず。
さらなる勝利を期待します!
今大切なのは勝ち続ける事。
期待しています!