スロバキアチャレンジャー 錦織圭準々決勝

準々決勝の相手はフランスのレスティエンヌ。

現在196位の32歳。
過去には40位代にもいた事があるようですが、今はこのランキング。
主にチャレンジャーが主戦場の選手です。
名前は見たことあるような気もするのですがテニスを見るのは初めてでした。

1セットは先に錦織圭がリード。
いくつかブレイク合戦が続くのですが、錦織圭が試合を支配していました。

レスティエンヌのプレイスタイルは攻撃型ストローク。
基本的に同じペースで打ちまくる。
時折スライスを混ぜますが、どこからでもエースを狙うようなストロークです。

身体はそこまで大きくなく、フットワークはそこまで軽そうには見えないのですが下半身の柔らかさと強さがあるのか追い込まれてもブレがない。

2セットになるとそのプレイに少し錦織圭は戸惑いを見せた感じになります。

これはあくまでも私が見ていて感じた事です。
錦織圭、何だかやりにくそうなのです。
レスティエンヌのプレイスタイルから来るものなのか?
やや投げやりに見えるなりふり構わない攻撃ショット。
時折見せるスライスのタイミングを抜いたショット。
合わせて不可解なジャッジ(チャレンジャーなのでチャレンジシステムもない事がありますが…)もありなかなか流れをこちらに引き寄せれない。

要所要所で見せる素晴らしいショット、これぞ元トップ10選手というのもあるのですが、何故だかそれが継続しないのです。

2セットを落としてまたまた1回戦2回戦に続いてのファイナルセットへ。

ここで一気に突き放したいところですが、なかなかそれがうまくいかない…
このレスティエンヌという選手、不気味な選手です。

先が読めないというか、思い切りが良すぎるというか…
ここまで打ち続けるとスタミナ切れしたりするのですが、なかなかそうならない。
しぶとい選手です。

でも最後の最後は錦織圭らしい圧倒的なショットが続き6-2。

6-3.5-7.6-2

なんか1回戦から似たようなスコアですね。
でも勝ちは勝ち。
ファイナルいったら負けないですね。
今欲しいのは勝利とポイントです。

少し疲労も溜まっているように感じますがそんな事は言ってられません。

次の準決勝はサフィウリンです。
初対戦、楽しみな対戦ですね!

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