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生徒会 with 3-2莉波のすゝめ

 今回は私が店舗予選と伊織もえ祭で使った生徒会デッキについてのノートを書いていきます。
 このデッキ自体は現環境(10/31)に刺さりやすいと考えています。
 私が使っている生徒会は従来の戦い方とは少し異なると思います。最後まで見ていただけると幸いです。



生徒会の構築

私が使用している生徒会の構築はこちら

デッキ構築

 このデッキの従来の構築と違うところは以下のようになります。

・4佑芽が1枚も入っていないところ
・3佑芽が4枚ではなくて3枚であるところ
・3-2莉波が2枚入っているところ

 そうです。このデッキの使い方としては従来の生徒会の使い方とは少し違い、デッキの動かし方を改めなければなりません。

 ということでこのデッキのキーカードとそのプレイングについて説明していきます。


このデッキのコンセプトとその背景

 このデッキのコンセプトは「7エナ溜めて盾受け星南で盤面有利を狙う」「バウンス+インパクトダメ2+SPで盤面崩壊」というものになります。もちろん盾から星南が出る可能性は低いですが、7エナためることで3佑芽が前に出しやすくなります。

 従来の生徒会は「5美鈴をひねって7星南を出す」というのが主流になっておりますが、除去デッキに対してとても弱いと私自身感じました。現環境は除去デッキがそれほど強くない印象を受けてはおりますが、信号機をはじめとした「非ランプデッキによる5000アタッカー」により7星南の脅威が少なく、5美鈴が安易に除去されてしまい、本来のデッキパワーが発揮されない印象を受けました。

 また、現環境では「4000以上にブロックされない」が主軸のデッキが多い環境になってきました。そののため生徒会では3佑芽をフロントLに出していくプレイングが要求されるようになっています。そのため従来よりも2個玉の数を増やす必要があります。

それぞれのカードの使い方

2莉波

姫崎莉波

 
 今回のこのカードはお話しするのはプレイングに関してではなく構築に関してです
 このカードはいわゆるアクティブ2個玉です。普通のアクティブ2個玉ですがこのカードは非常に大事なカードになっているので必ず4枚入れましょう。3枚以下を採用する場合では2佑芽をお勧めします。
 4枚採用する理由は、先2で置けたときにすごい強いため(もちろん後攻で置けても強い)その確率を上げるというシンプルな理由なわけです。逆に3枚以下入れる場合、序盤に引ける可能性も低いのが弱くなる点だと考えています(序盤に引ける力がある方はどうぞ)。また、登場したときに2個玉であり、前出ししたときに赤カラーで焼けないという点では2佑芽の方が優秀だと考えています。

 では先2で置けたときの先3での動きで強い点は以下の2点です。

・フロントLに0,1を2枚移動でき、最大2点削れる
・エナジーLに空きが出て、7エナ以上を溜めることができる。

 エナジーLに7エナ溜めることで当然ながらレイドする際の必要エナジーを満たすことができ、盾から星南を出た時に乗れるのが非常に強いです。
 

 また、前出しする際に2個玉の中では優先度は低いカードなので優先して出しましょう。

3莉波


3-2莉波

 このカードは非常に優秀です。使い方がいろいろございますので、使うパターンが多い順に説明していきます。

  1.  2星南,0星南復活パターン (レイド元供給)

  2.  3佑芽復活パターン (アタッカー供給)

  3.  2個玉復活パターン (エナジー供給)

  4.  1美鈴復活パターン (ディフェンダー供給)

星南復活パターン
 
このデッキにおいて星南がおらず、レイドできないということが多く生じてしまいます。その原因としては2個玉星南がいないため、1度レイドしてしまうとレイド元が不足してしまうからだと考えています。
 そこでこの莉波の能力でレイド元の星南を提供するのがとても多いパターンになります。ですのでプレイングで重要なのは2,0星南を上手く場外に送ることです。0佑芽の1d1dでもエナがつながるのであれば星南を捨ててもよし、2星南のサーチで星南を捨ててもよしと捨てる札が少ない生徒会に少しの選択幅が広がります。

3佑芽復活パターン
 
このパターンは7星南がいる時に多く使うパターンになります。場外から3佑芽を供給することで星南の起動メインでアクティブになり、4000以上の面で押すことができます。シンプルではありますが非常に強力であるためとてもよく使います。

2個玉復活パターン
 これはエナジー事故の時や星南をレイドしたいけどエナジーが足りないとき、また、3佑芽の起動メインで欲しいカードがあり、ドローするための手段に使います。あまり使わないパターンになりますが選択肢に入れておきましょう。

1美鈴復活パターン
 
これはシンプルに退場時+1000があると都合のいいときに使います。他のパターンと比較しても使うときはとても少ないので覚えておきましょう。


 このお姉さんは非常に優秀なのでぜひ試してほしいです。


5美鈴


5美鈴

 この構築で出す時に気を付けなければならないことは2点

・序盤に簡単にひねらない
・素だしを考える

 この「序盤に簡単にひねらない」はこのデッキのコンセプトにそぐわないプレイをしないようにという意味です。基本的に7星南はエナジーを溜めてから出す、または7エナ溜まる保証ができてから出すことが基本コンセプトです。7星南を早く出すことで相手にはプレッシャーがかかりますが、その次のターンに弱い動きをしても仕方ないです。私も生徒会に対面したときに美鈴と星南は当然警戒します。次のターン除去られてすごい弱い動きになり形勢逆転というのも考えられます。
 ですので「ひねる」より7エナ溜めることを意識してプレイしてみてください。

 そして、ひねるのは後半戦です。絶対に後半にひねる機会が来ます。この美鈴は前半はひねらず後半にひねりましょう。絶対に後半にひねった方が強いです

 素だしについては、「3佑芽手札にある状態でそれより優先してフロントL素出しすな」ということと「7エナ溜めるためにエナジーLに待機させ、次ターンに前出しするため」ということを覚えておくといいでしょう。

生徒会の理想の展開

先3編

こちらが理想の先3の面になります。

理想の先3

 こちらは理想すぎるのでよい先3の条件を以下に示します。


  1. アクティブ2個玉を置くことで0,1が前に出ている

  2. 星南のレイド元を置くことができている

  3. 7エナ溜まっている


 この3点がしっかりできているようでしたらとても良い先3になっているでしょう。この状態の確率を少しでもあげれるように構築は考えています。
 後攻においては理想の状態が相手のデッキによって違いますのでこちらの方は各々対応してもらいますようにお願いします。少し意識することとしては5エナ以上溜まることと雑に打点を生ませないことぐらいですかね。

 この状態にできたならあとはもうご自由にって感じです。

莉波を使うあるある盤面

これが莉波が最大限活躍できる盤面です。

莉波の活躍盤面

 このような盤面になった時にようやく美鈴をひねります。APは3残しで2AP莉波スタートで場外から2星南を登場させます。

 はじめから7星南がいるのならばそれで良し、サーチで7星南を狙いに行くのもよし。佑芽の起動メインもあるので実質4枚サーチ。そこで星南を出せればvery goodですね。



デッキの手ごたえは???

 このデッキの敗因の多くは「何かしらが1枚も引けない」というのが多いです。実際に下振れを引いて4000以上が2,3枚程しか来なかった試合もありますが、0,1かFinalが引けないと負ける確率は高いでしょう。SPは引かなくても勝てますが引いた方が強いので引きましょう。
 デッキの不得意はリー清や緑8号などといった除去デッキだと考えています。ただし、零番隊などといった気軽に4000以上を除去を行えないデッキに対しては有利だと考えています。

信号機

 勝率は5割程度だと考えています。盾から星南を乗れた時には勝率はとても高くなりますが、受け方をミスってしまうとそのまま押し込まれてしまう印象を受けます。
 バウンス対象は主に3-2手毬になりますが、いない場合のバウンスが難しいです。
 インパクトにはとても弱いのですが従来よりも4000以下がフロントLに出しやすいため4咲季はそれほど脅威ではないです。レイド手毬をどう処理していくかとても重要になります。

赤SHY

 伊織もえ祭で3回ほど対面し全て勝つことはできたのですが、勝率はよくても5~6割程度だと考えています。対面経験が浅く、その時の盾も非常に良い盾でした(SPや有効Colorや有効アクティブなど)ので勝つことができました。対戦した後に対談したのですが、4佑芽の3000以下アンブロックのダメ2を警戒してくれてこともあり、除去対象がずれたのが勝因でした。
 ミェンロンに対しての対処の仕方などまだまだ対面経験が浅いためここら辺の研究をしていきます


終わりに

 最後まで見ていただきありがとうございました。緑100カノも少なくなり、このデッキが勝てるのではないのかとひそかに思っています。当然従来のコンセプトの生徒会も好きですが、このような型もあるんだと記憶にとどめてもらえると嬉しいです。

 最後に一言
 「レイド星南後にSPで焼いて、インパクトダメ2するのが気持ちいい」

ありがとうございました。

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