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音読を使った英語勉強法

何を今さらという感じで、音読についての記事を書きますが
私はオンラインのDMM英会話で勉強しています。が、出張で家を
離れることが多く、そうなると仕事で帰る時間が遅くなったり、食事も
レストランに行くのでホテルに帰るのが遅くなって、DMM英会話ができなくなり、1週間とか平気で受講しないことがあります。

英語って、毎日勉強しないとすぐに言葉が出てこなくなります。
私だけかもしれませんが、えっこんな簡単な文章も言えなく
なってしまう?という感じで、完全に英語脳から日本語脳になって
しまいます。

毎日、少しの時間でも効果的な学習方法はないかな、と思ったときに
とにかく音読をしようと思い、やってみました。
するとどうでしょう。DMMの英会話で学習したとき以上に効果があるように感じました。自分の言いたいことがそこそこ出てくるんです。
自分でもそういう表現をしたことがなかったのに、何故か言葉が湧いて出てくる感じです。

私がやった方法は、1500文字程度の記事を5回ほど続けて読むという至ってシンプルな方法です。心がけたのは、詰まることがなくスラスラと音読できること。あとは、文章の内容を理解しながら音読することです。

音読が効果があるなというポイントは、何点かあります。
①音読をするために、目で見た文字を理解する。
②それを発話する。
③発音し終わる前に、次の単語に目を移して、発音する準備をする。
④自分の音読するスピードで、文章の内容を前から理解していく能力が鍛えれる。

こういう風に効果を拾い上げていくと、単純に記事を読むということに対して脳に相当な負荷がかかることがわかると思います。
・目で英単語を見て
・それを声に出して
・文章の内容を理解して
黙読することと比較すると、声を発することを追加するだけで、同じ単語が何度も脳内を駆け抜けることになります。

文章の内容を理解するにしても、普通日本の学校教育では、この文章が前の単語の修飾しているとか、という説明をされるので、文章を理解するのに前に行ったり後ろに行ったりとなり、ようやく日本語の文章として理解できるようになります。
この文章の理解の仕方だと、一生英会話ができるようにはなりません。

英語のテストで、紙に書かれている文章を理解するときは、そういう手法で問題は解けますが、英会話になると話した先から理解しないといけないので。日本人がテストはできるけど、英会話はできないという大きな原因はこれですね。

日本語の文法構造と英語の構造が違うのが最大の要因です。
英語と同じような構造をもつ言葉であれば、比較的習得しやすいと思いますが、日本人が抱えるこの構造の問題が、一番の難所だと思います。

私が使っている音読記事は、DMM英会話のデイリーニュースです。時事ネタをレベルに応じた単語を使って記事が構成されているので、そのレベルの記事を読めば自分にとってストレッチのある内容でも繰り返し学習することにより、レベルアップが図れます。

音読のトレーニングの前に、一旦ちゃんと書いてある文章の内容を理解する必要があります。理解していないと、分からない文章や言い回しはわからないままですし。ある程度わかったうえで、音読をしながら文章を理解すると、ここのこういう言い回しをするんだなということが徐々にわかってきます。1日だけやるのではなくて、何日も繰り返しやることにより、頭に定着していきます。一回やっただけでは理解できないですし、初めて出てきた単語も繰り返し音読することにより、使えるようになってきますし。

エビングハウスの忘却曲線がありますが、その日やっただけではすぐに忘れてしまいます。同じ日にもう一度音読するとか、次の日にも音読するとかを繰り返すと、どんどん頭に定着していきます。よっぽど記憶力がいい人でない限り、一回で覚えることは不可能です。

後は、私は音読する記事を、自分専用のSlackにコピーしています。で、DMMの英会話で授業した先生の画像をスクショして、記事に貼り付けたり、記事の中で出てきた人の名前や場所などをネットで調べてその画像を貼り付けたりして、記事が立体的に理解できるようにします。そうすることで、その記事に愛着のようなものが湧いてきて、音読復習をするときに、ああこの先生と授業をした内容だなとか、この場所で起こった出来事なのかということを再認識することができるので、記事を読むのも楽しくなります。

英語学習は、やっていても成果が見えにくいしやる気を失いやすいですが、自分でひと工夫して自分だけの記事を作り上げれれば、音読するのも楽しくなると思います。時事ネタも取り入れつつ、英語学習もできるという一石二鳥だと思います。


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