一級建築士単語間違えて覚えてない?
皆さんこんばんは。今日は、建築士試験において間違えて覚えやすい単語や、紛らわしい数値についてまとめていきます。
単語の意味が難しい建築士試験。ここを抑えているかいないかで大きく変わってくると思いますので、曖昧になっている単語が一つでもあったら復習に使ってみてください。
計画
1.第一種市街地再開発事業と第二種市街地再開発事業の違い
第一種は、民間が施行する権利変換方式
第二種は、地方公共団体が施行する管理処分方式
2.エレベーターの台数を算定する際の事務所と宿泊施設との違い
事務所は、朝の5分間の混み具合で算定
宿泊施設は、夕方のチェックイン時の混み具合で算定
3.病院のベット間隔による1人当たりの所要面積の違い
ベット間隔750mmの時、6.4㎡/人
ベット間隔1mの時、8㎡/人
4.分譲集合住宅の共用部分を変更・建て替えするときの同意数の違い
変更→区分所有者の3/4以上かつ、議決権の3/4以上の同意
立て替え→区分所有者の4/5以上かつ、議決権の4/5以上の同意
環境・設備
1.表面結露と内部結露の対策の違い(外断熱・内断熱どちらが良いか)
表面結露→変わらない
内部結露→外断熱が良い
2.バキュームブレーカーとエアチャンパーの違い
バキュームブレーカー→負圧による逆流の防止
エアチャンパー→ウォーターハンマーによる騒音・振動の防止
3.事務所ビル・住宅の便所の換気量の算出に用いられる換気回数
事務所ビル→5~15回/h
住宅→5~10回/h
4.椅座安静状態での代謝量の違い
単位体表面積当たり代謝量→58W/㎡
成人の代謝量→100W
構造
1.気乾状態と繊維飽和状態の違い
気乾状態→木材中の結合水=大気中の湿度
繊維飽和状態→細胞壁に結合水が満たされている状態
2.水平地盤反力係数の大小と杭頭変位・曲げモーメントの大小関係
水平地盤反力係数が大きいと、杭頭変位・曲げモーメント共に小さい
3.地盤種別による地盤周期の違い
第一種地盤→0.2秒以下
第二種地盤→0.2秒超0.75秒以下
第三種地盤→0.75秒超
4.杭径が小さいときの水平剛性・負担する水平力・杭頭固定曲げモーメント・水平地盤反力係数
水平剛性→小さい
負担する水平力→小さい
杭頭固定曲げモーメント→小さい
水平地盤反力係数→大きい
施工
1.セメントと鉄筋の保管時の違い
セメントは床から30cm以上上げる
鉄筋は床から10cm以上上げる
2.騒音と振動で特定建設作業となるdB数の違い
騒音→85dB以上
振動→75dB以上
※一日だけなら届け出不要
3.目地を一致させるものとさせないもの
一致させるもの→
ALCとタイル
タイルと下地モルタル、コンクリート躯体
一致させないもの→タイルとフリーアクセスフロアパネル
4.落下防止幅木と墜落防止幅木の高さの違い
落下防止幅木→10cm以上
墜落防止幅木→15cm以上
※墜落は、人の話。落下は、物の話。
さいごに
いかがだったでしょうか。結構紛らわしいものや覚えにくいものが多かったのではないでしょうか。言い出したらキリがありませんが、紛らわしいものから覚えていくとスムーズに覚えていけます。
ぜひ、今日わからなかったことはメモしておきましょう!
それではまた!
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