一級建築士学科対策#8
皆さんお久しぶりです!今更ながら製図試験無事終わりました!
結果は…
多分落ちました(笑)
製図試験ってだいたい5階建てとか問題で提示してくるんですが、今回は自由とのこと。自由ってなんやねん。
さらに、資格学校ではベタ基礎しか設計したこと無かったんですが、今回の問題は、20m?くらいに良好な地盤があるって…
20m掘削して、ベタ基礎計画したろかボケ!!
私が以前施工管理で働いていた時を思い出して、見よう見まねで杭基礎書きました(笑)
さらにですよ!最上階にもシェアオフィスを計画しろと予想だにしていない問題を出して来やがりました。
1階と基準階はいいんですけど、最上階岡建て柱で計画しちまいました!拍手!!!
まあ、結果としてすげえいろいろ学んだ試験だったんで結果オーライ!学生の頃は、製図大嫌いだった私がちょっと好きになるくらい頑張りました!やってみるもんですね(笑)今は新たに"農民"という名前でtwitterを初めて、趣味としてプログラミングの勉強してます!ぜひ見に来てください!
それでは本日の問題行きましょう。
計画
問題1
地下に駐車場を設ける場合の大規模店舗の柱スパンは、柱間に自動車が並列3台駐車できるように8.5mとした。
問題2
事務所ビルにおいて、収容人数15人程度の事務室の大きさを5m×9mとした。
問題3
車いす使用者が利用する便所の出入り口を引き戸とし、有効幅を95cmとした。
問題4
視覚障碍者の杖による歩行を想定して、通路の側方にある壁面からの突出物の突出寸法を20cmとした。
問題5
シティホテルのフロントカウンターの高さは、一般用を110cm、車いす使用者用を75cmとした。
環境・設備
問題1
加法混色の三原色は「赤、緑、青」
減法混色の三原色は「シアン、マゼンタ、イエロー」である。
問題2
氷蓄熱システムは、水蓄熱システムに比べて、蓄熱容積を縮小し、蓄熱槽からの熱損失を低減できるが、冷凍機の運転効率・冷凍能力は低下する。
問題3
室内熱負荷には、顕熱と潜熱があり、人体に起因する潜熱は、同一作業の場合、室温が高いほど小さくなる。
問題4
軸流吹き出し口の気流は、ふく流吹き出し口の気流に比べて、誘引比が大きいため、広がり角が小さく到達距離が長い。
問題5
床吹き出し空調方式は、事務所等で利用され、冷房・暖房のいずれにおいても居住域での垂直温度差が生じにくい。
構造
問題1
圧縮材の許容圧縮応力度は、鋼材及び部材の座屈長さが同じ場合、座屈軸周りの断面二次半径が小さいほど大きくなる。
問題2
有効細長比が小さい筋交いは、中程度の筋交いに比べて塑性変形能力が低い。
問題3
弱軸周りに曲げを受けるH型鋼の許容曲げ応力度は、幅厚比の制限に従う場合、許容引っ張り応力度と同じ値とすることができる。
問題4
H形鋼の柱において、フランジの局部座屈を防ぐため、フランジ厚を薄くし、フランジ幅を広げた。
問題5
圧縮力を負担する構造上主要な柱の有効細長比は200以下とする。
施工
問題1
壁型枠に設ける配管用のスリーブについては、開口補強が不要でスリーブの径が75mmであったので、紙チューブを用いた。
問題2
屋根スラブの出隅、入隅の部分については、ひび割れを防止するため、屋根スラブの補強筋を屋根スラブの主筋の上端筋の下側に配置した。
問題3
径が異なる異形鉄筋の重ね接手の長さは、太い方の径を基準とした。
問題4
ガス圧接接手において、SD345のD22とD29の圧接は、自動ガス圧接とした。
問題5
D22の主筋のガス圧接接手の外観検査において、鉄筋中心軸の偏心量の合格基準を5mmとした。
解答
計画
計画問題1〇
製図でも出るので覚えておいて損はないです。1台当たり約2.5m必要です。
3台だと余裕をもって8m以上。
計画問題2×
会議室は1人あたり、2~3㎡
事務室は1人あたり、8~12㎡
間違いやすいので覚えましょう。
計画問題3〇
中で倒れた時に救助するため引き戸。有効幅員は80cm以上。
車いす使用者の有効幅員はよく聞かれます。
計画問題4×
20cm測ってみてください。突出しすぎです(笑)
10cm以下にします。
計画問題5〇
カウンターの高さ
一般用100~110cm
車いす使用者用70~80cm
洗面台の高さとかでも使えるので覚えましょう。
環境・設備
環境・設備問題1〇
減法混色は混ぜ合わせると黒になります。
加法混色は白。
環境・設備問題2〇
氷は水よりも容積が小さいので、蓄熱容積が小さくなります。
しかし効率は悪い。
環境・設備問題3×
潜熱:汗
顕熱:体温
で覚えました。室温が高いと汗が出る(顕熱が上がる)
汗が出ると顕熱が下がる(体温が下がる)
これでほとんど対応できます。
環境・設備問題4×
軸流は、ろうそくの火を消すときの口から出る息と覚えました。
誘引比は小さく、到達距離が長いです。
環境・設備問題5×
冷たい空気は下に行くので、冷房時、床からの冷気が下に溜まり、上下の温度差が大きくなります。
構造
構造問題1×
断面二次半径=断面でオッケーです。
断面二次半径(断面)が小さいほど許容圧縮応力度は小さくなります。
構造問題2×
有効細長比=どれだけ細長いかでオッケーです。
有効細長比が小さい(細長くない=太い)のは、塑性変形能力が高い。
構造問題3〇
H型鋼とは、箱型断面柱とか円形鋼管とか左右上下対称の部材は、横座屈の考慮をする必要がないため、許容曲げ応力度と許容引っ張り応力度を同じ値にできます。
構造問題4×
基本的に部材は厚い方が強いです。薄くして、幅を増やすと弱くなりますよね?
構造問題5〇
問題2より、有効細長比は小さい(太い)方が良いので、200以下とします。
施工
施工問題1〇
紙スリーブオッケーなのは、
柱梁以外、開口補強不要、径200mm以下の三つの条件。
施工問題2〇
上端筋の上側に配置すると、その分被り厚さがとれず、ひび割れ発生の原因になります。よって、上端筋の下側。
施工問題3×
太い径の重ね接手長さ<細い径の重ね接手長さなので、安全側とする為、細い方を基準とします。
施工問題4×
鉄筋径が7mm差まででガス圧接なら大丈夫なんですが、自動ガス圧接はだめです。
施工問題5×
偏心量は1/5*D以下!
22/5=4.4mm以下としなくてはなりません。
学科の方は、久しぶりということもあって、記事書くの時間かかりました…悔しい…
今は、これくらいのペースで大丈夫ですが、年始からはペースアップしていくのがいいかもしれません!
今からでも全然遅くないので、一緒に頑張りましょう!
それでは、また!
サポートしていただけると、私がアイドルをサポートします。 冗談です(笑) ぜひ、よろしくお願いします!