一級建築士学科対策#15
皆さんこんにちは!皆さんは海外に行ったことはありますか?
最近ワーホリに行って見たいという気持ちが強くなり、色々調べているんですが、無職って行けるのかな(笑)
欲を言えば、ヨーロッパに行って建築巡りしたい…
そんなお金どこにあんだよって話ですよね。ヨーロッパの建築物とかカラフルな街並みにあこがれている人は多いはず。もし行ったことがある方いたらお話聞かせてください!
それでは本日の問題行きましょう。
問題
計画
問題1
壁に設置するコンセントの取り付け高さは、高齢者や車いす使用者が利用しやすいように床から40cmとした。
問題2
パルテノン神殿のオーダーの形式は、ドリス式である。
問題3
加藤学園暁秀初等学校は、学習センターを中心として、オープンクラスルームと特別教室を中庭を介して配置している。
問題4
商店の陳列棚は、床上700~1,500mm程度の部分が成人にとって最も商品を手に取りやすい高さである。
問題5
木造軸組み構法の住宅において、真壁式は、一般に、大壁式に比べて、防寒性・遮音性に優れている。
環境・設備
問題1
開放型燃焼器具を使用する場合、室内の酸素濃度が約18~19%に低下すると、不完全燃焼による一酸化炭素の発生量が急増する。
問題2
排水トラップの深さは、不快なガスや臭気の漏れを確実に防止し、封水切れの恐れが無いよう5~10cmとする。
問題3
表面結露の発生の有無は、「表面近傍の空気の絶対湿度から求まる露店温度」と「表面温度」との大小によって判断することができる。
問題4
モデリングは、物の色の見せ方にかかわる照明光の性質である。
問題5
あまり頻繁に使用されない衛生器具には、器具トラップの下流の途中にUトラップを設けることが望ましい。
構造
問題1
床の鉛直方向の固有振動数が10Hz以下となる場合には、振動に対する居住性の検討を行う。
問題2
厚さ1.5cmで幅9cmの木材を、圧縮力を負担する筋交いとして使用した。
問題3
主筋間の空きが大きくなると、付着割裂強度は小さくなる。
問題4
中間階免震構造を採用し、免振層を居室として使用する場合、火災時を考慮して免振支承に耐火被覆を施す。
問題5
一つの継ぎ手に高力ボルト摩擦接合と溶接とを併用する場合、高力ボルトの締め付けに先立って溶接を行うことにより、両方の許容耐力を加算した。
施工
問題1
全面接着工法によるカーペット敷きにおいて、接着剤については、せん断強度よりも剥離強度を重視したものを使用した。
問題2
JISおよびJASにより定められているホルムアルデヒド放散量による等級区分の表示記号は「F☆☆☆☆」より「F☆」の方が放散量は小さく「F☆」は使用規制の必要がないものである。
問題3
石膏ボード2枚張りとする軽量鉄骨壁下地のスタッドの間隔については、300mm程度とした。
問題4
全面接着工法によるタイルカーペット張りにおいて、タイルカーペットの目地については、下地のフリーアクセスフロアのパネル目地と一致するように割り付けた。
問題5
ALCパネルの受入検査において、外観の確認を行ったところ、ALCパネルに使用状支障のない範囲の欠けがあったので、補修して使用した。
解答
計画
計画問題1〇
コンセント、スイッチは床から40~110cmに設置します。
車いすの座る部分の高さが約40cmと覚えておくと、色々便利です。
計画問題2〇
記述の通り。
その他に、渦巻き状のイオニア式。葉っぱの形状のコリント式があります。
計画問題3〇
加藤学園暁秀初等学校は、日本初のオープンクラスルームを導入した事例です。
計画問題4〇
記述の通り。
計画問題5×
真壁は、柱が出ているタイプの壁で、大壁は、柱を覆うタイプの壁。
よって、大壁の方が厚く、防寒性・遮音性に優れています。
環境・設備
環境・設備問題1〇
記述の通り。
密閉式→外部空気を燃やして、外部に排気
半密閉式→屋内空気を燃やして、外部に排気
開放式→屋内空気を燃やして、屋内に排気
開放式は、屋内に排気のため、一酸化炭素中毒の恐れがある。
環境・設備問題2〇
排水トラップの深さ→5~10cm
よく聞かれます。
環境・設備問題3〇
露店温度というのが、この温度以下になったら結露するよって温度。
それと、表面温度が分かれば結露発生の有無が分かります。
環境・設備問題4×
モデリングは、照明の使い方を工夫して、物を立体的に見せることです。
環境・設備問題5×
二重トラップですのでダメ。
構造
構造問題1〇
床の鉛直方向の固有振動数は10Hzをした回らないように設計するのが良いです。
構造問題2×
圧縮力を負担する筋交いは、厚さ3cm、幅9cm必要です。
設問の寸法は、引張力のみ作用する筋交い。
構造問題3×
主筋間の空きが小さい(主筋が密に配筋)方が、付着割裂破壊しやすいですよね?
構造問題4〇
中間階免震構造だと記述の通り。
引っ掛けとして、基礎免震構造に変えているのを見たことがあります。
その場合×です。
構造問題5×
高力ボルト締め付け→溶接の順だと加算できます。
施工
施工問題1×
カーペットは、剥離強度よりもせん断強度を重視。
施工問題2×
ホルムアルデヒドの等級区分は☆が多い方が優秀です。
→放散量が少ない。
施工問題3×
2枚張りの場合、スタッドの間隔は450mm
1枚張りの場合、300mm
施工問題4×
一昨日解説しました。一致させるもの、させないもの解説していますので見てみてください。
https://note.com/tender_coyote757/n/nc8ac5a8132b5
施工問題5〇
意外とよく出ます。
ALCは多少の傷なら補修して使用します。
最後に
お疲れさまでした。毎回言ってますが、施工難しいですね(笑)
一級建築士を受験する前に、二級施工管理技士の学科を勉強していたのですが、それでも苦労しました。
大学生の方とか、特に言葉の意味が全く分からないのではないでしょうか。調べてもわからないの多いですし、私自身も未だによくわかっていない単語いっぱいあります(笑)
コツコツ調べるしかありませんね。頑張りましょう。
それでは、また!
サポートしていただけると、私がアイドルをサポートします。 冗談です(笑) ぜひ、よろしくお願いします!