Talking Blues Gig Vol.7『貴方は”エメット・ティル事件”知っていますか？』
Talking Blues Gig第７弾です。
今回は、アメリカ南部で起こった黒人リンチ事件「エメット・ティル」について語っています。
ものすごく苦しく、悲しく、重い事件です。
どのタイミングで観て頂ければいいのか？
寝る前、食べる前、出勤前じゃない気はする・・・。
でも、とても大切な事件です。
12分程度です。
お時間のある時、心に余裕のある時に観て頂けたら、とても嬉しいです。
エッセイを公開したきっかけ
2015年、書きためていたエッセイを公開した。
「公開するぞ！」
と決めたきっかけは、千葉県川崎市の上村遼太君（13歳）の事件だ。
17歳と18歳の少年が、遼太君を43回も切りつけて殺した事件です。
悲しかった。
どうして、子供がそんなことをするのか？
どうして、遼太君がそんなに苦しい思いをして、命を落とす必要があったのか？
遼太君はお友達じゃなかったの？
嫌いになるのは構わない。
お友達をやめればいいだけじゃないの？
どうして、誰も助けてあげられないの？
残忍な方法で他人を傷つけ、命を奪う。
黒人の人種差別、黒人という理由だけで殺された、エメットの事件と重なった。
日本人同士でも同じことが起こるの？
悲しみと、憤りを感じた。
アメリカの人種差別について書くことが、どこにつながるのかはわからなかった。
けれども、
虐められる側の悲しみを伝えたい！
伝えなきゃ！
と思い、公開に至った。
正しいこと
つい最近、2021年に起きた、北海道旭川市の廣瀬爽彩ちゃん（14歳）の事件を知った。
悲しい。
爽彩ちゃんが、どんな気持ちで毎日暮らしていたのか。
味方がいない、未来に光が見えなくなった彼女は、家を飛び出した。
３月下旬、気温はマイナス17度だった。
発見された爽彩ちゃんは、凍っていた。
記事を読むと、虐めた子供たちの中には小学生もいたらしい。
なんで？
虐めた子供たちも、その親も、学校の先生も、誰も爽彩の立場になっていない。
なんで？
正義はどこにあるの？
憤りしか感じない。
きっと私が知らないだけで、彼女の事件までにも、多くの事件があったと思う。
こんな事件が増えてどうする！？
増える理由は色々あると思う。
大人は正しいことをしなくちゃいけない。
自分以外の人間を理解することはできない。
皆、違うことが好きで、違う食べ物が好きで、違う考えを持っている。
それでいいし、それが普通だ。
自分の人生、どんな生き方をしてもいいと思う。
迷惑はかけようと思わなくても、かかってしまうことはある。
許してあげるかわりに、自分も許してもらう。
自分らしい生き方をするためにも、他人の生き方も尊重する。
人の心や体を故意に傷つけることは、絶対に間違っている。
その方にも、自分と同じように大切な家族がある。
虐めは悲しいよ。
自分自身を嫌いにならないために、正しいことを貫きたい。
「Talking Blues Gig」でできること
さて、これまで”記事を書く”ことで、これら事件を伝えてきた。
note、そしてMMジャーナルでは、主に黒人カルチャーについて書かせて頂いている。
MMジャーナル
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今回は、映像でお伝えすることができた！
これは、一重にGAVIさんのおかげです。
このYouTubeコンテンツは、
「音楽をツールに、心に悲しみを抱えている人を、ひとりでも元気にしてあげたい！」
という彼の思い、優しさが詰まったプロジェクトです。
GAVIさんの思いがわかる
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相方に選んでいただいたこと、とても光栄に思っています。
自分が人前に出る、しかも話をする！？
想像したこともなかった。
それでも、今回のことで私自身が気付いた。
映像で、しかも日本語でこの事件を伝える。
書くことだけでは伝わらないことが、届くかもしれない。
GAVIさんのように伝えたいと思ってくださる方、知りたいと思ってくださる方々に心から感謝しています。
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今回の映像と、この事件について、GAVIさんがわかりやすく紹介しています。
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配信動画の一覧です。
随時公開、保存版でーす♬
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