ソーラブ&サンダー感想文
ソーが主演の映画で、アクションコメディーっぽくなったのって3作目のバトルロイヤルからかな~??
マイティーソーは4作目か。映画館でソーを見たのは、エンドゲームぶり。
とにかく人気がある。クリス・ヘムズワースの役者具合は最高だし、イケメンでマッチョなのに憎めないキャラも今作でも目立つ。
プライベートもきっとあんな緩いキャラなんだろうって思うw
今回もう一人のマイティーソー役を演じるナタリーポートマンのジェーン役もかなりカッコイイ。お似合い。
いつぶりか、エンドゲームでサノス倒したぶりで、あの時めっちゃ増量して、ビール腹だったけど、今作ではしっかりと減量し直して、いつものソーに戻ってた。役者ってつくづく凄いと思う。
今作品で一番訴えかけられたこと。
「愛」と「愛するものを失う悲しみ」
復讐しても愛する人を取り戻せない。そんなドラマが沢山詰まってる。
人は、大切な人やモノ(動物)を失って、はめを外したり、悪に走ったりすることがある。
しかし、本映画では、失ったものは取り戻せないし、悪に走っても最後は成敗されるし、失った相手は自分の今の姿を望んでいるのか?そんなことを伝えようとしている映画にも見えた。
ネタバレあり
ジェーン演じるマイティ・ソー
とは言え、女版マイティーソーが、今回はかっこよすぎた。正直アベンジャーズシリーズで最強だと思ってたキャプテンマーベルにも劣らない強さを誇ると思う。
ナタリーポートマン演じるジェーン役は、天才科学者であり、到底アクションキャラとは言えない感じだった。科学者からヒーローへのキャラチェンっぷりが役者を感じさせられた。
まさか、ムジョルニアを操るソー2号になるとは・・・(癌でムジョルニアから力を得てソーになるが、体力の消費が激しく体力的に抗がんできず・・・という悲しい展開になるんだが)
何よりもショックだったのは、せっかくソーになって男ソーと再会したのに、ソーを助けるために、残りの力を使い果たして死んでしまうこと。
まあ、今年の2022ハロウィンでは女子一番人気のコスプレに採用されるのは間違いない。
ソーとジェーンが長い間、絶縁していたけど、再開したらお互いやっぱり大好きだったっていうシーンも良かった。今作品では、毎度毎度幼稚なキャラのソーも成長したなって思う。
敵キャラ、ゴッド・ブッチャー
ゴアというキャラが病気の娘を抱えて(娘は死亡する)、信仰している神様に「来世なんてないって」小馬鹿にされて失望をするんだけど、
怒りと恨みに満ちていくシーンが良くて、
その傍に、ネクロソードが偶然か、あって、(ネクロソードって唯一神様殺せる最強の武器、刺されるとめっちゃ痛いらしいw全知全能の神ゼウスの情報)ネクロソードに選ばれるっていう謎の設定w
マーベルっぽいw
でも、人間が失望したとき、何か間違えたことを想像したり、悪いことを念じたり考えたりした時に、魔が入って、魔が差すっていうのを分かりやすく、描いているシーンで凄く良かった。
ゴアに誘拐されたヘイムダルジュニア達を救いに影の世界に行くシーン
ヘイムダルめっちゃかっこよかたのになwもう居ないのかと思ったが、ジュニアの子供が登場。人気なキャラは2代目がいることが多いwww
ジュニアを含めた新アスガルトのキッズ達が攫われてしまう。それをソー達が救出に行く。
この影の世界独特の白黒だけで描写しているシーンは印象的だった。映画で白黒だけっての世界観はめちゃくちゃ芸術的でチャーリーチャップリンを思い出しちゃったw
カラフルなソーのバトルシーンから白黒のシーン。かなり見応えのある映画だった。
なんとも色の使い方が絶妙だった。マーベル作品はやっぱり外れはないなwストーリー的には、ディズニー映画「正義は必ず勝つ」
まとめ:
色使いよし、ストーリー良し、俳優よし
マーベル好きなら一人でも見に行ってもいい映画。