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スパーリング(理想)と試合(現実)

理想(スパー)と現実(試合)について書こうと思う。
理想と現実、これめっちゃ自分の中の永遠の課題で有って白帯、青帯の時代ずっと悩んでたことだった。もちろん「試合で勝つには」のテーマで大体の答えを書いてるんだけどね。

スパーリング(理想を追う)

①和気藹々かガチガチか?

道場の仲間とやるスパーリングって、いつも和気藹々で楽しくゴロゴロしているこんなイメージでスパーリングしているか?或いは
負けず嫌いでバチバチに極め合いしてスパーリングしているか?

貴方はどっち?私は少なくても試合出るまでは、後者だった。
まあたまに、後者になる時だってあるよ。。。危険を察知したら。

普段、仕事で人と喧嘩したり取っ組み合いすることって無くて、唯一道場で、それが出来る訳で、男なら割と皆プライドもって負けず嫌いになって、がっついてくるのって当たり前だと思う。
女子柔術あんまりそんな感じがしないのは、そう見えるだけ?かなとも思ったり。

それで、最初の頃ってつい相手をケガさせたり、タップに気付かなかったりで良く怒られたりするものだ。

➁自分が強いって思う瞬間

ガチガチのスパーで相手を極めまくってる時、「柔術最高、自分最強」って何度思ったことか。
もちろん、下の帯、同じ帯、上の帯とのスパーに限らず。

でも冷静に考えてほしいのは、相手は、同じ年のカテゴリーなのか?体重は同じか?フィジカルは強いのか?
こんなこと試合に出るまで一度も考えたことはなかった。
白帯で道場生は青帯で、「アイツ極められたから、俺はもう青帯だぜ」そんな気持ちで練習してないだろうか?人と比べるのは良いことだけど、実際にすべての条件がそろってるのか。こんな状況はないだろうか。


試合(現実が訪れる瞬間)

①腕がパンパンで頭が真っ白(半分は慣れ)


始めて半年の時に試合に出たんだけど、腕がパンパンで頭が真っ白だった。。。こんなはずじゃなない。なぜ腕がパンパンになるの?これが現実。
その後の試合もずっと腕がパンパンやばい。試合開始後1分でパンパン。力みまくってる。全然いつものスパーと違う。

➁相手がめっちゃ強い(それは思い込み)

相手がめちゃくちゃ強く見えるし、強く感じる。
普段、スパーだと大きい相手ボコボコにしてるのに試合になると全然できない。
おかしい、自分は試合だと全然実力が発揮できない。なぜだ。こんなもんか?
↑そんなわけがないだろう!!!🔥

スパーは普段約束してた形で始まる、また、お互い座った状態から始まることも多い。試合は、ポイントやポジションを意識しているし、相手は、絶対に負けたくないという殺し屋全開モードで来ているので、(人間本気出せばだれでも強い)状況が全く別なわけだ。

普段スパーで勝てまくってるのに試合だと弱い人は、こういう状況じゃないか?

まとめ


理想と現実を埋めるには?
①試合に出る
➁試合を想定して普段からスパーする
➂苦手なポジションにならない(これが大半の頭が真っ白で、腕がパンパンになる原因)
④得意なポジションに相手を嵌め込む練習をする

自分の試合動画振り返ると、得意なガード入った時、めちゃくちゃ涼しい顔してんねと言われるし、その通りで、心境的にどう料理しようかなって考えてるw
余裕が持てる形を作ろう。


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