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僕の白帯時代

今回は自分の白帯時代について書いていこうと思う。

技なんて覚えられない

柔術始めた頃ってひたすら、色んな技を習ったな~
でもぶっちゃけ正直、3歩進んで2歩下がるみたいな・・・

全然、技覚えられない・・・
下からの腕十字って、いつも金玉あたって痛い。。。こんな技できる全然
できる気がしない。。。
クロスチョーク?なにこれ、力足りなくて極まらん・・・
三角締め?足短くて四の字組めない。。。自分のふくらはぎ極まる。
キムラアームロック!カッコイイ!でもみんな力強くて極められない・・・
ぶっちゃけそんな白帯を半年くらい続けてました。。。
正直最初の、半年、技を覚えるのでいっぱいでした。

パスガードなんて勢いよく横に回るだけっしょ?名前一つも覚えてない。

唯一覚えてるのは、スタックパスだけwww
なぜなら、うちの道場主は、大柄な人だから、スタックパスを始めとするパワー系のパスガードばっかりだったからだ。それが的確にできるかがストライプの基準だった・・・スタックパスだけで試合勝てたらいいのに。。。
割とその道場主が得意なパスガード色にクラスが染まりやすい・・・

半年たって、やっと技がそこそこ使えるようになり、同体系か少し大きい人からサブ取れるようになった。
それまでは、色帯勢にボコられる毎日・・・ある白帯道場の仲間が言ってた言葉を思い出す「自分は何のために生まれて来たんだろう・・・」
始めた1年は毎日こんな言葉が毎日頭をよぎり練習行くのが辛かった。幸いにも天才柔術王子の親友が青帯でいたことからモチベーションは保てた。
正直、親友にボコられる毎日もめちゃくちゃ辛かったが。。。

軽量級の運命だから受け入れるしかなかった。

積み上げろ

1年経つと(自分はちょうどストライプ3本くらい)なんだか、強くなった気がした。
確かカルぺの石黒兄も言ってたように「柔術は積み上げゲーム」
ふとした瞬間に強さがわかる。筋トレと違って、自分の体の変化にすごく顕著に表れるわけではない。
青帯とスパーして、1本極めれるようになったり、大きい相手から有利なポジションを取れるようになったりする時に凄く強くなった実感をする。
ちなみに男性柔術家と女性柔術家は少し状況が異なる。

女性の方が、練習環境に恵まれてないことが多い。圧倒的に力の差がある男性と練習するわけだから、自分が強くなったことを感じにくいだろう。
なので、出稽古いったり、試合出たり、女性とやることで成長がわかる。
まあ、間違えなく言えるのは、自分より大きくて、力強い相手と普段練習してるから、女性とやると楽に感じるのは間違いないけどね。独特な動きがあるとはいえど。

白帯の時に良く練習したこと

今思えば、ちゃんと練習すれば良かったと思う場面も多かったが、
ちゃんと練習したことをまとめる。

★基本のサブドリルだ。

もういいよってくらいドリルはした。
・アームバー(下から、上から)
・三角締め(下から)
・ギロチン
・キムラロック、アメリカーナアームロック
・リアネイキッドチョーク
・クロスチョーク
・オモプラータ
・バックから送り襟締め

★ボトムポジションドリルはクローズガードばっかりやってたな笑


クローズガード→キムラ→ヒップスロースイープばっかりw

※ハーフガードの全然かっこよさわからなかったwww

★テイクダウンドリルもやりまくった。

シングルレッグとダブルレッグ。今思うとシングルレッグってめっちゃ便利なんだけど、自分超苦手だった。
ダブルレッグが得意でそればっかり練習してたなあwww
ノーギ大好きだったのでw

もっと練習すれば良かったこと

・パスガード
・パスガード
・パスガード
ぶっちゃけ、自分は、白帯の時からボトムポジションが好きで、すぐに引き込むスタイルだったから、スイープ狙うけど、パスガードなんっていらないと思ってたくらい。。。

何回も言ったけどパスガードめっちゃ大事!!
苦手意識持ったまま、強いボトムの選手として青帯になったけどめっちゃ苦労した。
自分より経験上の、人パスガードするのって容易じゃないんだよ。当たり前だけど、でも無理だと決めつけて全然練習しなかった。それが青帯になってから自分の成長を遅らせる原因だったって今になってから気づく。

まとめ:

白帯の時は、得意なパスガードを身につける。パスガードの苦手意識をなくそう。ボトムポジションは後からどうにでもなる。

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