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子どもが自ら生野菜を食べる方法

野菜とは一般には食用の草本植物をいう。ただし、野菜の明確な定義づけは難しい問題とされている。たとえばイネとトウモロコシは、日本においてはイネは野菜ではなく穀物であり、トウモロコシは野菜であると同時に穀物である。園芸学上において野菜とは「副食物として利用する草本類の総称」をいう

さて。暑い日が続き、台風もやってきている昨今ですが、皆様はお体大丈夫でしょうか?
始終の坊主です。

私は児童福祉施設に勤めているお坊さんなのですが、施設では調理員の方たちが1カ月の献立を作成し、毎日給食を作ってくれています。

子どもたちと一緒に給食をいただいていますが、メニューによっては、食が進まなかったり、残してしまう子がいます。
理由として、苦手な食材がある場合が多かったりしたので、何かいい方法がないかと調べてみたところ。

「苦手な野菜を育てる」ことが有効であると知りました。

早速、プランターと土をホームセンターで買ってきて、野菜作りを始めました!
野菜は、ピーマン、トマト、ナス、キュウリ、オクラ、定番の作りやすそうなものにして、子どもたちには毎日水やりをお願いしました。

日に日に、成長していく野菜たちに、子どもたちはわくわくしつつ、小さくてももう採れるんじゃないかと待ちきれない様子でした。
ついに、大きくなった野菜を子どもたちと収穫し、子どもたちと野菜の話をしているときに、新鮮な野菜は生でも食べれるよと伝えたところ、子どもたちから食べてみたいとの声

それじゃ、食べてみようかと、プチトマトを皆で食べてみる…

「おいしいー!!」子どもたちぺろりと食べきりました。
次は、きゅうり食べるー!! 「おいしいーー!!」
ピーマンもたべてみたい!! 「ん?おいしいーーー!!」

なんと、ピーマンが苦手な子も、生ピーマンを食べてしまいました。


さらに、収穫を行ったあとの給食では、子どもたちがいつも以上に
給食に入っている食材を探しながら、これはタマネギ、これはナスといった風に興味津々でご飯を食べていました。

もちろん、みんな残さずぺろりと完食でした。

この体験を通して感じたことは、食わず嫌いや、苦手な食材は、子どもたちの中では良くないイメージで残っているため、どうしても進んで食べれない

だったら、その良くないイメージを、よいイメージで上書きしてしまえば、子ども自ら食べてくれるということでした。
方法としても、苦手意識のある食材を無理やり食べなさいとするのではなく
その食材を育てたり、触れ合うことで興味関心が強まり、苦手意識が薄まる

そして食べてみると、少々すっぱくても、苦くても 食べれるじゃん!と自分自身に問いかけることで、野菜の良くないイメージが上書きさえれるのではと思いました。

野菜が、苦手な子にはぜひプランターでその野菜を育ててみてはいかかでしょうか?

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