保守思想への回帰文

最近旧Twitter(X)を覗いてると、自分でも面白いくらい保守へ思想が揺さぶられた自覚があるので、その思想変化を書いてみようと思う。思いっきり主観の文章で正しさを主張するものではないことに注意されたい。

前提共有

旧Twitter(X)歴2か月(※1)の自分の認識がどれほど正しい(又は一般的)か分からないので前提の共有からしておくと、そこには様々な界隈と呼ばれるクラスターがある。旧Twitter(X)のタイムライン(TL)は、いいねやコメント、引用したポストなどを参考に、アルゴリズムによりカスタマイズされる。さらにブロックやミュート、コメント非表示などの措置を講じることで「あたかも世界は自分と同じ意見の人がマジョリティである」かのような体験することが可能だ。その結果できたクラスターでは本能的な本音の露出した意見が散見される。

※1 正しくは「自分がコメントやいいねを押し始めておすすめアルゴリズムの効果を実感し始めて2か月」。それまでは所謂バズポストを外から眺めているだけだった。今更こんなSNSに飛び込んでくるのはだいぶレアキャラという自覚はある。

人々の印象

正直意外なくらいに男女論的な界隈に引っ張られた。その結果自分が各界隈や各属性の人にもった印象は以下の通りだ。

フェミニスト(ツイフェミ、反出生主義)

「自分たちは弱者(マイノリティ)であり、男(マジョリティ)に対して配慮を求める」という建前を持ちつつ「無限に我儘を聞いてくれるパパ」を求める思想。パパに求められるものは金、気遣い、労働など多岐にわたる。この思想が流行った唯一にして最大の理由は「女性の生得的な魅力」であると考えられる。主張する世界に持続性がなく、反出生などの破滅を求める一派?がある。持ち出してくる殆どの論理に誤謬を含み、正当性がない。表現規制が激しく、ここに紹介する以外の創作系などの界隈からも嫌われている。ただし司法などはここの意見を取り入れる場合も多く、現状変更力のある思想である。ジェンダー論なる学問を取り入れて正当化をはかっているが、多少調べてみたところ同等のロジックで男性側の不利も説明できるため、「何にでも文句を付けられるロジック」でしかないのだ。
会話するだけ無駄であるようにも思うが、女性は周りに引っ張られるようなので放置しておくと危険でありモグラ叩きのような作業をするべきではないかと思うようになった。
恐らく行き遅れたおばさんがまだ「女」であることに固執し、行き遅れの仲間を引き込もうとしている思想なので、若い女性は決して引っ張り込まれてはいけない思想だと思う。なぜ行き遅れたかというとフェミ思想にハマっていたからである。(個人の感想です)

アンチフェミ(弱者男性、ミソジニー)

男女平等を真面目に考えた結果、社会の強い女性優遇(男性差別)に気づいてしまい、それの改善を訴える思想。過去に女性に虐められた、彼女ができないことへの僻みなども活動の源泉にあるようだ。女性に虐められた女性や子育ての終わった女性が含まれていることもある。男に合わせた男女平等(女も危険な仕事しろ残業しろ甘やかすな)、女に合わせた男女平等(女と同じ扱いがいい残業しない甘やかして)が存在する。もう一歩進んだ建設的な思想として「女性優遇でいいから過剰な我儘言うのやめさせろよ」という主張もある。あまり建設的でない一面として「論理的には正しいがわざと神経を逆なでするような表現を用いる」というような傾向もあり、ロジハラと言われればそうかもしれないなと感じた。女性は理屈ではなく感情の生き物のようなので、こういう言い方は全く持って解決に向かわないだろうと予想できる。
意外と既婚者もいるようで、そういった男性は「パートナー以外の女は基本警戒する」というスタンスでミソジニーを展開する。
モテない男が主流であると思っていたところ、「モテないという仮面を被った方が人が共感が集まり楽しい(実際はモテている)」という人もいると聞き、闇の一面も見た。そういう「流行に乗る人」がやってくる程度には母数が大きいと考えられる。
実際、ここで出てくるデータを見ていると「女性は本能に忠実だよなぁ、しかもそれを咎めるシステム無いよなぁ」という気分になる。論理的だが、感情的な側面を軽視している様子が伺える。

ナンパ系

女性が本能に忠実であるという事実を利用して攻略法を発見し、女性との関係を楽しむ?界隈。元ホストによる講習などがあるようで、心底女性を見下す発言が見られる。曰く、「ま〇こに媚び諂うな」とか「躾けろ」とか、そういうの。あまり詳しくないのだが、弱者男性の発狂個体であるような気がする。結婚は…してるんだろうか?「本能に忠実な女」がターゲットなのだろうが、それを男女入れ替えてみると性犯罪者であることから、このテクニックで釣れる女性と結婚してもあまり幸せになれるような気はしないのだがどうなのだろう。その後も完全に女を転がしていくとかならできそう。(昔とその手法を取る性別が逆転してるよなぁと)

既婚男性

既婚者男性は恐らく特別なクラスターがあるわけではなく、趣味により分かれている印象がある。結婚はしていてもたまにミソジニーに歪んでおり、見かけてしまった話題に対して毒を吐きにやってくる。
家族に女性がいる場合「過激なミソジニーとは距離を取る」なんて意見も見かけた。確かにわざわざ不快に発言しようとしている意図も感じるため、そうなるのは自然だろう。

既婚女性界隈

大体出生を推奨する思想。男性と違い、クラスターが存在する。出生が無いと社会が立ち行かなくなることを理解しており、反出生を含むフェミ思想と対立する。一方的な要求をするフェミに対しては異論を唱え、「夫婦は支え合うべきである」といった主張が多い。フェミニストは男性を仮想敵とし、全ての女性で団結したいようだがそれを拒否している様子を見かける。そのため正論をぶつける主婦アカウントはフェミに「おじさん」のレッテルを張られているのを頻繁に見かける。(この間「女性は女性社会において男性を悪者にするのが『社交性』であると学ぶ」みたいな説を読んでなるほどなぁと思った)
「男性には収入や精神面において男は頼れる存在であってほしい」という意見は見られ、まあ事実なんだろうなぁという気持ちになる。

フェミ騎士

フェミニストを擁護する男性。別名ちん騎士。クラスターは恐らく存在しない…?見たくないから目に入ってないだけかもしれない。男性がフェミニストがいうところの「パパ」であることを推奨する。国がこの思想で動いていることから、現在の決定権を持つおじいちゃん思想である可能性が高い。
フェミ騎士の卑怯なところは「自分は命じるだけで気に入られ、実行するのは現場の人間」であるということ。そしてそういった「高尚な正義の思想」を掲げる人が女性に対するハラスメント問題を多く起こしたりすることから、本音が透けて見えるものである。(朴前大統領支援団体不祥事
身近な女性も幸せにしていなければ多くの弱者男性の恨みも生み出し、フェミ思想は弱者男性を量産しまったため多くの女性も「いい相手」が見つけられなくなった。個人的には、自分が一瞬の良い思いをするために社会に不幸を振りまくという意味で、ここに並べたてた中で最も有害な人種であると感じる。これは「フェミニストに責任能力がない」と見切ったうえでの話であることに注意が必要である。

思想について

色々見て回った結論として、上手くいっていない人々は「みな自分が被害者である」と思っているということだ。それぞれ持ち出す理屈があり、幸せになりたいと思っている。

これらへの解決策として、「男女平等ではなく役割分担」、「新しい思想であるフェミニズムを捨てる」、「保守的な思想にもどす」というようなものを考えた。ここで言う保守思想とは「ジェンダーバイアスに塗れた思想」と批判されてるであろう、以下のようなものである。

  1. 男性は整理などの周期的な不安定性がなく、単純な腕力が強く、リーダーとして立候補する人も多く、より論理的である(お気持ちで利益追求という目標がブレにくい)ので馬車馬のように働く適性が高いのだから仕事により外貨獲得を頑張るべきである。その結果感謝されたり頼られたりすることで出力を上げる単純な生き物であるので、女性はそこのところを上手く使うべきである。フェミが嫌われているのは「集っているから」というのもあるが、本質は「嘘つきで餌を与えないから」である。

  2. 子供は女性しか産めないのだから、子供を産み子育てを頑張るべきであり、それが評価されるべきである。共感力は女性の方が高く、子育てではこの性質が役に立つ。男の理屈詰めによる子育ては万人に向く手法でないため、比較優位であると考えられる。そのため、納得のいく環境を提供できる「尊敬できる(※2)馬車馬」をパートナーとして選ぶべきだ。外貨獲得と出産を高い水準で両立できるのはバイタリティ過剰な異常個体のみであるので、多くの女性は目指してはならない。恐らくしんどすぎる。

  3. 危険な仕事は特に男が担えばよい(男女平等に機会を与えても女性はその仕事を選ばないようだ)、代わりにリスクを取る男性に対して女性は敬意を持つべきである。それだけで男は喜んで働くだろう。「それくらいはして当然だ」というフェミの声が聞こえてはやるせない気持ちにもなるものだ。

  4. リーダーは男性がマジョリティでよい。実際立候補も少ないし、出てきた女性は多くが地雷である。(参考:正直記事の考察は微妙で、そういった不祥事が相次いで起こったという事のみに注目しています)なぜ立候補してくる女性に限ってこうなのかは不明だが、何の根拠もなくいうと「賢明で有能な女性は女性でいう所の『幸せ』が何処にあるのかを理解し、優遇された立場を利用して幸せな家庭を築く」からではないだろうか。そのルートを外れ、政界なんていう毒沼に入り込んでいく人はそろって「地雷」なのだろう。(個人の感想です)

  5. 女性はお気持ちで物事を言うからか、長期的な視点で見ると圧倒的に損な選択を大声大人数で主張してしまうことがあるため、真に受けすぎてはいけない。「現状は自分にとって不都合だ、自分が得をしたい」という欲求から理屈を作るのは万人共通だが、出来た理屈がどれだけへっぽこでも「それが真実だ」と信じてしまうようだ。「自分の快不快」と「物事の善悪や損得」の区別を付けられる人が少ない。勿論男にもこういった人種はいるが(陰謀論にハマるとか)、そういう比じゃないくらい多い気がする。これに反論したい女性は「嫌いだが正しい事」の具体例を考えてみてほしい。

  6. 当たり前だが、男性と同様にバリバリ働ける女性もいればロジカルな議論ができ、かつ女性の発想をビジネスや政治の中に持ち込んで成功するマイノリティ女性もいる。これは「壮大な社会実験を経て手に入れた数少ない有用な知見」なのだから、保守に転がった反動でこれらの人を迫害するようになってはいけない。また、昔は多かったとされるセクハラ男性も大多数が淘汰されたのも数少ない良い効果なので、これも復活させてはならない。(母親の話ベースだが、こういった話はだいぶ酷かったようだ。酒の席とか電車での痴漢とか)

※2 女性言葉における「尊敬できる」とは一般に収入が高い事の言い換えである。

男女平等は多数派を幸せにしない

ここでのネックの一つは何かというと、「男性と女性の外貨獲得能力に昔ほど大きな差がない」ことであると言えそうだ。これにより、女性は「男性を尊敬できなく」なる。恐らく本能的なものだと思うのだが、とにかくそのような傾向があるようだ。(元々自然界ではメスが生殖に関する選択権を持つことが多く、ヒトにおいてその特性は男性優位社会で抑制されてきたが、思想の自由のもと生まれたフェミニズムにより解放された)

馬車馬性能は男の方が高いのになぜ賃金平等が起こるのかというと、その一つの要因として男女共同参画社会の予算うち「第二分野 雇用等における男女共同参画の推進と仕事と生活の調和」に10兆円弱ほど割り当てられており(令和5年度分)、政府が示す条件(恐らく女性の雇用率を上げる、時短勤務を認めるなど)を満たせば補助金が貰えるからである。
「女性にぬるい働き方を認める会社」と「男だけの効率の良い会社」で利益率に差があっても、前者は同様かそれ以上の給与を「男女平等」に社員に還元することができる。その結果、給与に差がないため女性は男性を「尊敬できなく」なるのだ。

また、男女平等に基づいたジェンダーフリー教育により男が「男らしく」なくなるというのも問題だ。恐らく女性の本能は「男らしい」を求めているが、ジェンダーフリーな教育では「男女平等」なのでこういったものを捨てさせる方向の教育が加えられる。

女性は「好みの男性」に恋愛アドバイスはしない、必要がないからだ。ではどういう存在に恋愛アドバイスをするかというと「カッコ良くない男性」だが、彼らには「根本的に近づかれたくない」という欲求があるため「とにかく寄るな近づくなといった恋愛アドバイスをするという傾向がある」、という言説をいくつか読んだ。
ここまで明確に言っておらずとも「女性のアドバイスは役に立たねえ」という言説は色々な層の男性から聞こえてくるので真実だと思われる。

「女性が好みでない男性から近寄られたくない」のが事実だとして、「すべての女性の好みの男性が全て同じ」というわけでは勿論ない、男性に比べて同じ性質を好むらしいということは分かっているが。(マッチングアプリの申し込み傾向のデータでも示されていたし、K-popなど「同一性」の流行り具合を見てると「なるほどね」と思わざるを得ない)
なので男は「男らしさ」を捨てて大多数の女性に±0の評価をもらうより、大多数に嫌われても「男らしさ」を捨てない方がいいと思われる。経済力があって条件の一つを満たせばそれは「男らしさ」と評価される可能性があり、それが社会にとって利益に働くからだ。

ここの「男らしさ」とは非常に定義が難しくて自分も正確に理解しているとは思えないのだが、「芯のある思想」、「積極性、決断力」、「反撃能力あり(ある種の暴力性)」なんかは当てはまるんじゃないかと思う。これらは女性の真似をしていると失われていく性質であり、ジェンダー教育は弱者男性はこういった性質を削いだといえる。(勿論元から無かったやつもいる)

結論

旧Twitter(X)を眺めているうちに保守っぽい思考になった。保守っぽいとはどういうことかと言うと以下の通り。

男は稼いで養え。なよなよするな、見栄を張れ。給料を出さない会社は経営者が悪いため見捨てよう。
女は子供を産め。稼ぎが足りなかったら馬車馬を煽てて走らせろ。因みに人間関係が無くなって病むならパートで働きに出た方がいいと思う。
お互いが思っているよりも、男は褒めてもらいたいし、女は尊敬する人を好きになり好かれたいんじゃないだろうか。
フェミおばおじは見捨てろ。救いはない。あれは未来にとって有害な人物及び思想である。

今はリベラルな世界だからこのような隣の芝生が青く見えているだけかもしれない。でも現状に疑問があればやってみるしかないんじゃないだろうか。

その他お気持ち

白饅頭さん周りの旧Twitter(X)には相当影響を受けたと自覚がある。(とはいえ本文読んでないという、、学生で定期収入無いのにクレジットカード作れないやろと思って用意してなかったのが主な原因。作ったら購読します多分)

正直に書きすぎてヘイトスピーチと言われればそうかもしれない。特に女性に対してボロカスすぎたかもしれないとは思ってる。まあでも、、全ての女性がこうであるとは言ってないし、近くの人は個別に評価している。また、「お気持ち」も暴走していなければ問題ないと思っている。

あと全くやったことないことに対して知識と考察で知ったかをしている、つまり思いっきり経験が不足しているためこれが真理だとはあまり思っていない。20代半ばの今現在(2024年2月)、これが正しそうだと思っているだけである。


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