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夢の舞台 M-1

2024年9月16日 M-1グランプリ 大阪1回戦

大好きな方々が通ってきた聖地であり夢の舞台
お笑いサークル所属の肩書きに甘えて私も立ってきました。お笑いが、漫才が大好きすぎるが故に
「私なんかがネタ書いて良いわけない」
「てか書いたところで誰かの真似になってしまう」
そんな思いが強すぎて大好きな漫才を「お笑い」という芸を私なんかがやってはいけないとずっと避けて来た「演者」の道。サークルに所属してると色んな方に言われました。
「えみさんは舞台立たへんの?」
やってみたいけど、私なんかが立っていいんでしょうか、、?

そんな時半ばノリと勢いでM-1出てみぃひん?と誘ってくれた相方。
ネタを書いてくれて
こここう言った方がええでとアドバイスをくれて
夢物語をたくさん描いて
エントリーシートを書いたあの日から約1ヶ月半
ネタのこと、M-1のことを考えなかった日は無い「学生最後の思い出作り〜」なんて緊張隠しにほざいてたけど、本当はそんな軽いもんじゃなくて
今日は私の中で大好き故に踏み込んでは行けないと閉ざしていた場所へ踏み入るという「人生最大の挑戦」であって、何をやってもギリギリ許される学生にあやかり、背中を押してくれた先輩と、手を取ってくれた相方への恩返しをする日だった。

結果は虚しくも散ってしまったけど
相方に言って貰った「漫才初めてにしては肝座りすぎ」という言葉と
見に来てくれた人に言って貰った「なんで1年生の時から演者やってへんかったん?絶対場数踏んだらええ漫才師なれるって」という言葉と
狙った所、私の一言で笑いが起こる「気持ちよさ」
控え室で見たプロの芸人さんの立ち居振る舞いや「プロの顔」のかっこよさ
そしてネタを作り込む楽しさと、2分に収める難しさと、なんか言いきれないけどめちゃくちゃ色んなことを学んだ。
見る専だった大好きなお笑いをまた新しい角度からも見ることが出来て本当に幸せだしもっともっとお笑いと漫才と漫才師が好きになった。

そして最後に、呑気って思われてもいい、舐めてるって思われてもいい、なんて思われてもいいけど
人生初の漫才を、人生初の舞台を「M-1大阪1回戦」というお笑い界隈にとって神聖な場所でできたこと。すごく幸せだった。
そして何よりも本当に楽しかった。

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