見出し画像

「名古屋をどりNEO傾奇者」2024を終えて(思いつくままに…)⑫

#コロス

今年大活躍をした、コロス!
西川嘉愛・西川あぐり・西川珠喜・西川柚李・西川ことの・西川美羽・西川景都・西川雅姫


古代ギリシア劇のコロスは、舞踊を伴う合唱隊で、劇の進行において大きな役割を果たしていた。

演劇の中でのコロスの役割は、
観客に対して、鑑賞の助けとなる劇の背景や要約を伝え、劇のテーマについて注釈し、観客がどう劇に反応するのが理想的かを教える。 また、劇中の一般大衆の代弁をすることもある。 多くの古代ギリシア劇の中で、コロスは登場人物が劇中語れなかったこと(恐怖、秘密など)を代弁する。

調べると、このように書いてあります。

名古屋をどりでは、父・西川右近が、「風の中ゆく~山頭火追想」でコロスを出していましたが、たぶん、二世・鯉三郎も使っていたのではないかと思います。

コロスは、どちらかと言うと、無人格、無表情、笑顔無し、その場の状況や、主人公の心情を表すだけの存在だと思っていました。

しかし、今年の名古屋をどりNEO傾奇者、「名古屋ハイカラ華劇團」のコロス達は、違いました!
笑顔!ワクワクの表現。難しい舞踊表現。激しい踊り。
そして、途中は、芸者姿になるため、
お稽古の時から、自分達で着物を着て、早着替えも、それぞれがすると決めていましたので、手際よく着替えられるように、練習し、いつどの場所で、着替えるか?また脱いだ着物をどうするか?お手伝いをしていただく方々にご協力をお願いし、本番にのぞみました。

最初のお祭りの場面では、お神輿の表現や、纏など持ち踊る。しげる・猛が踊る時の観客で「おっせーなー!」「つまんないんだよ!」と座布団を投げる。また音次郎のセリフにワクワクする!そこからオープニングの踊り…。
「奴さん」を踊る時の芸者は、コロスではなく、それぞれが、役名がある。
そしてまたすぐにコロスの赤の衣裳に着替える…と言う具合。
さらに、みんなが好きだった、人間トラック🚚。
「千年の祈り」の踊り。
最後のジュピターの場面は、白の衣裳で、頭に羽根をつけた、天使の姿。

はっきり計算はしていないけど、2時間の演目中、たぶん半分近くの時間は、舞台上で踊ったり演技をしたりしていたと思います。

頑張りました!
コロスちゃん達は、西川流若手舞踊家たち。
今後とも応援のほど、ぜひぜひお願い申し上げます。

西川陽子

いいなと思ったら応援しよう!