口入屋
乳母をあっせんする口入屋だ。
あっせん屋
「はいなんでしょうか」
乳母の質を見極める必要がある、相手の武家さんとか
そういうかたにとっては貴重な商売相手だから
「まぁそうなんだけどさぁ」
ばんばさんみたいに、鉢に母乳いれて、それで検査しろってねぇ
「無理、毎日幼いころから女の乳汁ばっかり、見てたし
なんなら」
検査してきたからもうあきたとおりこしていやになってきた
職業病の領域まできてる
「た、大変なんだな」
そういいながら食べる。友人でありあっせんやのほうから探っている
、、、赤子を殺し養育費をむさぼる悪魔を
「それなんだけど、、どうしたもんかねぇ」
乳母は他人の子を育てるために実の子をほおっておく
だから、実の子が死ぬケースも多い
「、、、だから、そんな奴の乳汁なんか検査したくない」
もう無理と思ってきた。
ー-だけど友達と君といてくれたから助かった
「ありがとね」
友達といっても女友達だけど
武家相手に乳母を売る。口入屋としては
男がいたほうがいい、男の影があるほうが都合がいいケースが多い
「まぁ感なんだけど。実の子を母親や妹に預けるってこともできるけど」
ー-それでも安定感。かけずりまわりほかに頼るとか、
「口入屋としてはね、、」子供の養育先見つけるあっせんやのほうでも
見つかったらしい
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