エボルヴはじめて2ヶ月でJCSいっちゃった話
はじめまして、果実農家(かじつのうか)と申します。
タイトルにあるようにエボルヴをはじめて2ヶ月…でJCS権利(全国大会の権利)を取ってしまったプレイヤーです。
今回はじめてのnoteを書こうと思ったきっかけが、勝ててない人は’練習環境’や’練習相手’がダメだから他の人を探せとも汲み取れる意見を目にしたからです。
この意見の言いたいことも分かるので、これに反対したいのではなく、自分の経験から初心者でもJCSに出れるかもしれない!って少しでも多くのプレイヤーに共有したいという想いから書きました。
それでは対戦よろしくお願いします。
果実農家というプレイヤーについて
FGOアーケード(ゲーセンのアーケードゲーム)を本業にしてる戦闘民族でYouTubeに実況動画をあげたりしてます。
TCGは小学生時代にデュエマとバトスピを買ったことがある程度。
高校時代にウィクロスを触ったことがある程度で競技思考でTCGをしたことがない初心者。
なりゆきで島暮らし。
最寄りカードショップ、ゲームセンターまで片道車で1時間+船2時間半+バスorタクシーor電車という秘境にいます。
1.エボルヴとの出会い
FGOアーケードの身内で始めたウマ娘がエボルヴとコラボしたことがきっかけです。
カードゲームをしたくて購入したのではなく、身内での話題やサイン欲しいとか…いわゆる身内ノリでした。
2.対戦相手と練習環境
前述したとおり、自分が島に住んでいるためリアル対面での練習や公認、非公認、CSへの参加が厳しいのでアーケード仲間とのリモートエボルヴのみ。
ちなみに島にカードショップはありません…
リモートするのは各自仕事が終わって都合があった時に通話しつつエボルヴするといった感じでした。
ウマ娘vsウマ娘のミラーばかりでしたがダイワスカーレット、ウォッカが強すぎて、途中から身内独自の禁止ルールでエボルヴすることも。
公認にでたことがない身内同士なので他のクラスが一切存在しない環境で、これはこれで楽しかったです。
しかし、この環境は突如崩れることとなります。
僕らは戦闘民族なのです。
身内の中でも”勝ちたい”という欲が芽生え頃にアーケード仲間の1人がドラゴンで初狩りしてきたことで、目覚めました。(完全にハマったきっかけです。)
気づいた時にはドラゴン3コンをポチり、身内リモートエボルヴ環境にウマ娘以外のデッキを投下させた確信犯が僕となりました。
3.はじめての大会
1ヶ月くらいがすぎたある日、ゲーセン行くついでにはじめて公認にでようとしたらスケジュール的に参加できそうなのがJCS店舗予選しかなく、これがはじめての大会となりました。
そこではじめてウィッチ、ロイヤルと対戦することになりましたが、、、
よく分からないままドラゴンで優勝。エリア予選の権利をとりました。
その時使ったデッキがブスッと入りのディスカドラゴン…
今の知識で当時の環境だとしても、絶対に使わないデッキだと思います。
この時は本当に運だけだったと思います。
ゲーセン行くついでに優勝した!っと身内への笑い話が1つ増えた程度に思っていましたが、身内の1人が「それ次、勝てば全国じゃね?」って言い出し「じゃ、優勝して全国行くかー(笑)」みたいな身内ノリでここから毎日リモートエボルヴが始まりました。
身内も戦闘民族とは言え、毎日、練習に付き合ってくれたのは狂戦士だったなと…本当に感謝してます。
この辺りでエンジョイ思考から競技思考へと切り替わっていくことになります。
4.エリア予選
勝つためにまず決めたことが、3つ。
1つ目、環境デッキのウマ娘を使わないこと。
2つ目、ウマ娘を倒す構築にすること。
3つ目、初見○しをすること。
補足するとエボルヴを始めて2ヶ月の自分がウマ娘ミラーをやっても勝てない。
自分がプレイングで戦っても勝てないと自己分析したからです。
環境デッキを使って、環境デッキに勝ちにいくのではなく、メタデッキを使って環境デッキに勝ちにいくという、相手の土俵でのバトルを避け自分の土俵で戦うこと(ゲテモノ戦法)を決めました。
リモートで身内に環境デッキを使ってもらって自分がゲテモノ構築を使いつづけ、出来上がったのが冥府ガン積みディスカドラゴン。
(調整過程での枚数の話は省きます。)
デッキには自信がありましたが、懸念点が1つ。
”対面エボルヴの経験の無さからの緊張”です。
しかし、公認やCS、ましてやGPに出てない自分が参加者の中で唯一、他のプレイヤーに勝っていることがありました。
それは練習量でもなければ、プレイングでもなく
”FGOアーケードなら絶対に勝つ”これです。
別ゲーなら負けないという自信でメンタルを上書きしてました。
結果、会場の誰よりもFGOアーケードが上手いという謎の自信によるメンタル補正とゲテモノ構築がハマり、優勝。
エボルヴをはじめて2ヶ月、島暮らし、対面エボルヴをほとんどしたことがない無名プレイヤーは全国の切符を掴んで、すぐにゲーセンへ向かいました。
5.JCS本戦
本戦に向けて決めた事はエリア予選の時とほとんど変わらず毎日リモートエボルヴで練習をし、環境デッキのウマ娘を使わないでウマ娘を倒すこと。
エリア予選の時と変わったことが1つ。
それは公認やCSに参加するようになりました。
対面エボルヴの経験値アップをしたかったこともありますが、公認でマッチした人をリモートエボルヴに勧誘して、島から出なくても色んな人とエボルヴできる環境を作りたかったからで、1公認につき1人は勧誘してる怪しい人になっていたと思いますw
この延長でJCSで優勝する事とは別にもう1つの野望というか、目標ができました。
それがJCS参加者とリモートエボルヴをすることです。
時は流れ、JCS当日へ
結果持ち込んだのが…
構築の話は今回はしません🙏
デッキチョイスにはかなりの自信があり、ウマ娘を全員使ってくる予想は的中、本戦でも”FGOアーケードなら絶対に勝つ”という謎メンタル補正をかけて自信しかありませんでした。
が、カードゲーム経験の浅いことを起因にJCS当日に3つのやらかしをしてしまいます。
1つ目、デッキ名にJCS専用と付けておきながらブシナビ上で公開してた事です。
戦犯です。
デッキを公開してJCSに臨んでました。初見○しするはずのゲテモノ構築なのにw
なんなら、調整段階から全て…
無知って怖いですね。
しかも当日、他のJCS参加プレイヤーに「言おうか悩んだけど、言うね。君、全部デッキ公開してるよ」って…
「ウマ娘を使ってないから情報戦してるのかと思った」とフォローまでされました。
教えてくれてありがとうって気持ちと恥ずかしさでどうにかなりそうでした。
2つ目、ウマ娘に対してかなりの勝率をだせるビショップを先出ししなかったことです。
1stデッキをドラゴンにして、そこでウマ娘に負けてしまうとビショップとウマ娘がマッチすることがなくなり、メタとしての強みを十分に活かせませんでした。
これも他のJCS参加プレイヤーに「先出し、後出し変えた方がよくね?」っと
戦犯です。
時すでに遅し。
今だから笑い話にできますが、当時は本当に自分の無知さに落ち込みました。
そして3つ目、世間にゴブリン入りの卵ビショップを解き放ってしまったことです。
「マチありじゃないんだ馬鹿野郎!」
JCSで知り合った人含め、いろんな人から「勝ちたいならデッキを公表するな!」と言われるしまつ。
本当にその通りで…
競技思考でガチで取り組むなら、デッキを秘匿することを学びました…いろいろ手遅れなのですが。
その後の環境にゴブリン入りの卵ビショップが増えはじめ、自分で自分の首を絞めてしまいかなり後悔してしまうことになりました。
話が脱線してしまいましたが、そんなやらかしもありJCSはたしか全体24位という結果でした。
かなり悔しかったですが、JCSで連絡先を交換して後日、一緒に飲み行ったり、リモートエボルヴしたり、トリオ組んで大会にでたりとJCS終わった後でも絡んだ人は7人と全体の2割ちょっとのプレイヤーと交流の輪が広がりました。
野望の方はクリアしたと思いますw
6.さいごに
エボルヴを初めてからJCSまでを話させていただきました。
この期間は初心者の自分が他のプレイヤーとは違う点、弱み、強みを分析をして、どうやれば勝てるか。どうしたら勝負になるかを考えてチャレンジした期間です。
かなり濃密で書き足りないですが、自分の在り方が変わった時期であり、エボルヴを通して人として成長できた時期になったと思います。
自分のエボルヴをする環境はかなり特殊で他の人と比べると色々と制限が付いていると思います。
上手くなりたいなら環境を変えることも1つの手段だと思いますが、FGOアーケードの戦闘民族であったことで、エボルヴに出会い、身内が毎日練習に付き合ってくれたことでエリア予選で勝て、エボルヴを通して知り合った人たちが練習に付き合ってくれたことで本戦に自信を持って臨めたので、出会った1人1人に恵まれていました。
そのおかげで今の果実農家があり、これからの果実農家がいるのだと思っています。
何か1つでも欠けていたら、また別の生き方や別の事をしていた思えるくらいには…不便ではあっても優れた環境でエボルヴできているなぁと感じてます。
JCS後は大型大会をはじめ、CSにも参加する頻度が増え、エボルヴの知り合いも増え、今では全国各地にリモートエボルヴの対戦相手がおり、現在進行形で楽しめています。
まだ公認やCS、ましてや大型大会にでたことがないけど、初めてみようかなって人は初心者でもチャンスがあると思ってチャレンジしてみることをおすすめします。
自分はいつでもリモートエボルヴ募集してます🫡
気軽にお声掛けください!
長くなりましたが、対戦ありがとうございました。
それじゃあバイバイ!