10月10日 行楽の秋です、めちゃくちゃ面白い脳内ツアーへ

今日は仕事でした

8月31日のロングサマー
靴の向くまま
焼いてるふたり
幼稚園WARS
シバつき物件
らんま1/2

読みました

「シバつき物件」読んでると心が癒される上に、勝手に口角上がってくるので表情筋のトレーニングにも良い


10月の4日に発売された、大槻ケンヂさんの「今のことしか書かないで」を昨日、読み終えました

連載時リアルタイムにwebでアップされていたのも毎回読んでいたので、ふむふむと読んでいましたが、7割ほどは忘れているのでなかなかフレッシュに読みました
3割は覚えていたので脳機能はまだ大丈夫だと思います

初読は書き下ろしの最終話後編
鼻息荒く臨むわたし 
あの瞬間にバイタル測定されていたら、ちょっとまずいな…な数値だったと思います

そして、読み終えたわたし
恐らくバイタル異常値であったと

笑って泣いて、クンクンクン…と、また文章に向かい合って、もう少し泣いた

「まえがき」から始まる1ページ目からまっすぐ…ではないかな
時にはまっすぐ、時にはくねくねと、辿ってきた最後で、本の中のあちらこちらに想いを飛ばされる 伏線回収といえばそうなのか

でもわたし的には「ほらあの話のあの部分、そこが済んだらこっち そこからこういくと、ここに出るよ そこまで行けたら今度はこちら もしくはこちらにも道を作ってあるんだ、本当は」
というような感じ… 本の中のラビリンス(かっこいい)

あんぽんたん選手権、東京代表くらいにはなれそうなわたしの頭はそれだけでクルクルしてしまったのに、更にそこから現実へも繋げられていて
もう頭がグルングルン…あっちへこっちへ…

いくらか前に、幾度も同じ事を話す人、それは何故なのか?話した事を覚えてないの?という問いに対して、それはその人にとっての旅なのだ、と聞いた

その人の記憶の中の、その人だけの旅
色々な想いに生きてる中で、目をつむって頭の中でクッとスクリーンを下ろせば、みんな旅しちゃうんだよ と
なるほどなと、思った

記憶だけじゃなくて、妄想も空想も自分だけの旅なんだな

だからこの本は大槻ケンヂさん主催のツアーに参加できて…本の中も現実もあちこち巡ったね、楽しかったねっていう
そうか?それでいいかなぁ⁈いいかあ
とても良かった!
素敵なツアーだった!

「今のことしか書かないで」
「今のこと」は一瞬で「前のこと」になるから
良い事も悪い事も 
忘れたり忘れなかったり、あんぽんたん選手権だったりするけど
あの世界中が辛かった時の「今」のことが書かれた「今のことしか書かないで」

大槻ケンヂさんが書いたこの先の「今」も読めますように
フィクションでも泣いちゃったよ










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