10月2日 4日後にはわたしはブルー

今日はお休みでした

おれはキャプテン
8月31日のロングサマー
ダンダダン
Runaway Darling −逃げろダーリン−
写らナイんです
ギャラリーフェイク
サイコアイズ

読みました

今日は大変に心穏やかなお休みでありました

ブラインドの隙間から差し込む陽光で目が覚めたわたし お休みの日のお天気良好は久々の事である

今日は洗濯物を外干しできそうだと、寝足りなさを感じつつもゆるりと身体を起こし、洗濯機を回す
洗濯機ちゃんがグルングルンゴウンゴウンとがんばってくれてる間にわたしは顔を洗って歯を磨き、コーヒーを準備して、昨日職場のお姉さんに頂いたハロウィン仕様のチョコをつまむ
チョコの包装がとても可愛い オレンジ色や黒色のセロファンにおばけやコウモリ、ジャック・オ・ランタン どれもきょとんとした表情のイラスト 何か再利用できまいかと思ってしまうほどの可愛さ

わたしが子供の時はハロウィンというものはさほど身近ではなかったけど、「オレンジ色+黒色、あるいは+紫色」は、彼岸花や「銀杏落ちてるぞ」レベルに秋を感じさせるものになったなあ…
あー、あの布を被ったおばけにも確か名前があった、なんだっけなあ…
そんな事を考えていたら、一度目の洗濯が終わり、二度目へ
洗濯物を干しながら音楽を聴こう 二度目が洗い終わる前に少し朝ご飯を食べようかな
そう、昨日作ったマカロニサラダが美味しくできたから、今朝のために少し残したんだ それを食べよう 
それで二度目の洗濯も干し終わったらまた、ベッドで本を読んだりしよう 音楽も聴こう きっとそのうちウトウトしてしまうけど…楽しみだなあ…

数日前のわたしには、こんなお休みを迎えられるなんて想像できなかった
その日のわたしときたら、心はザワザワ 身体はソワソワ そして自分にイライラしていた 
「なんでこんな事に…」と思いながら、走っていた 場所は新宿
爽やかな秋晴れの日に 汗だくになりながら自分の甘さと怠慢、能力不足を悔いながら 
そして週末の繁華街の喧騒と人混みすら楽しんで、ゆるりと歩く人々に、心の中で八つ当たりすらしていた 
それほどにわたしは焦っていたのだ

何故なら 志磨遼平さんの自叙伝「ぼくだけはブルー」が手に入らなかったから

その本は9月24日の発売であった 
その日のわたしは予定がカツカツ
そしてサイン会にも外れた
仕方がない 「明日、帰り道の本屋で買おー!」の呑気からの、新宿疾走である

要は心当たる書店、全てあたっても買えなかったのだ
そして場所を移して、新宿タワレコ、紀伊國屋などなどの売り切れを知ったその時、発売前の志磨遼平さんのインスタライブのコメントで「予約しました!」という、賢者ファンのコメントを思い出した

ああそうか、予約か 予約だ!アポだ!
わたしという人間はなぜこんなにも愚かなのだろうか アホタレならぬ、アポタレだ!
こんな時にまでふざける、平和ボケ 欲しいものはいつでもなんでも手に入ると思っていやがるわたし
思い出せば幾度もこういう事はあったではないか
そしてそれを指摘された事も、悔いた事も
これで何度目だ…アホタレ…アポタレめ…

メソメソとしたわたしに救いの手をのべてくださったのは、紀伊國屋書店様であった
webサイトで販売されていたのである 

なんという大逆転…
クレジットカードを使わないわたしにはまたそこで、あれやこれやあったものの、発売日から8日後の今日、ようやく確実の購入までに至ったのである

近日中に届くのでまだ読めてはいない
が、紀伊國屋書店様のおかげでわたしは今日の穏やかなお休みがある
そうでなければわたしは今日も、汗だくで書店巡りをしていたはずだ

少し前に、家の最寄りの本屋が閉店した
わたしはそこでいつも、漫画や小説の新刊を買っていた
「あー!今日はあれの発売日だな!」と気づいて、仕事帰りに寄って、買えなかった事は、一度も無かった
いつでもわたしが読みたい新書を探しに行くと、そこに置かれていた いつも「ポツン」と1冊だけあった 漫画でも小説でもエッセイでも
わたしのために用意してくれてたかのように

「本屋閉店」という事案は
「紙の本」を軽視する人には思いもよらぬほどの。あれ、なんだ。大変なこと。
電子書籍様、お世話になってます。
でも紙の本が好きです。置き場所には困ってますけど。それでも。

そんなこんなでいつしかには「ぼくだけはブルー」読めますね、ああよかった。
という心の余裕ができたと共に、昨日は特撮の「パナギアの恩恵」を流して寝たのです

わたしは夜中に何度か目覚めるのです
そのまま朝まで寝られないなんていう事も 誰しもあるでしょうが

昨夜目覚めた時は、イヤホンからエディのピアノが流れていて「ああ、エディのピアノは本当に綺麗だ…」と再び眠ったあとに、ふと目覚めた午前10時半「13歳の刺客」で目覚めたのです 
オーケンの声で目覚める
お隣の工事のドリルのガリガリドゴンを霞ませるイケボ
そして初めに戻る

いい日だったなぁ

「ぼくだけはブルー」重版おめでとうございますですし、10月4日は大槻ケンヂさんの「今のことしか書かないで」もあります(予約した!)
ダンダダンのアニメも始まる!

先日は特撮のライブも行きましたし、燃え殻さんの新書も買いました
11月はドレスコーズのライブも行けます


なんだかの占いでわたしは「晩年は孤独」と言われたのだけど今、1ミリも孤独を感じない
なので、来年も元気に、ビールを飲みながら推し活できそうです

そしてわたしは明日もまた、ピーピー言いながら、「次のお休みはブルーに染まるぞ」と思って、はたらくのです

「ブルー」は悲しみと落ち着きを併せ持った色なのだ
不思議だ






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