11月14日 コロッケそばのコロッケのごとく
今日はお休みでした
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる
WIND BREAKER
黒岩メダカに私の可愛いが通じない
メガネ、時々、ヤンキー君
きみの横顔を見ていた
Runaway Darling -逃げろダーリン-
らんま1/2
読みました
バンド「特撮」の1曲に『じゃぁな』という曲があるのだけど、わたしはこの曲が大好きで頭の中で流すだけで感極まって、眼球の裏辺りがじゅわぁーとなる
なので感極まりたい瞬間多めのわたしの脳内リピート率No. 1である
ドレスコーズ『襲撃』が次いで迫る
どちらの曲も「別れ」であるけど、対照的な内容
近頃は職場を出ると陽が暮れかけている
でもうっすらと西の空に青紫が残っている、絶好のロケーションの中でそのどちらかがイヤホンから流れれば、しめた!と
「この曲、わたくしが歌っております」とばかりに脳内で勝手にわたしメインのMVを再生させ、
少し冷たい風がぴやっと吹いて、髪がなびいたりしたらもう最高
意識の8割が架空のMVに使われているので、時々自転車にひかれそうになる
そんな事してると仕事で痛む足の事もすっかり忘れて、ポテポテと駅に歩きつくのだ
目の裏をじゅんわりさせながら、まだラッシュが始まる前の電車に乗り込んで、今日も1日おつかれさまでした。となる
人それぞれ様々なストレスデトックス法があると思うのだけど、わたしには音楽や映画、漫画、本に感動して号泣するというのが一番良い
翌日の仕事に憂鬱要素があった、少し前のお休みの日
そうだ、号泣映画を観て、この憂鬱を流し出そう!となった
状況は何も変わらなくても、少しはスッキリ明日を迎えられるはずだ!と、これから泣こうという瞳を輝かせたわたし
そしてサブスク契約しているいくつかのアプリ内からこれだぁ!と選んだ映画
鬱映画であった
観終わって気づくわたしのばか
悲惨すぎて涙なんか一滴も出やしないよ
「格差社会、理不尽な大人達の中、支え合う少年の純粋な友情とその別れ」みたいなあらすじ いいけど!間違ってないけど!
最後に「※鬱ラスト注意!」って書いてくれ!
おとなしくグーニーズ観ておけば良かったと思いながら、翌日は鬱々と仕事しました
グーニーズは間違いないですから
その日の夜から、くやしまぎれに、闇雲に映画を観ました これかあれかと片っ端から日頃観ないようなものまで
そこからの数日、仕事中のわたしの頭を巡るは、壁に血の滲む暗い地下室、広いアメリカ中の空や、広い道路を悠々と車が走る雪国、大学のキャンパス、海辺の潰れたレストラン、ドイツの田舎にポツンと建てられた豪奢な家、人しれず広がった黄色い花畑、嫌われ者の画家の散らかった部屋、伝説の海賊の宝が隠されている洞窟(グーニーズ)
特に行きたい所もなく、休みは引きこもり、ベッドの上が楽園の出不精極まるわたしには、それだけで世界には色んな場所があるんだなぁと、しばらくポヤポヤした気持ちになった
(血まみれの地下室なんて行きたくないけど)
未知の世界にそっと足を踏み入れて、少しだけ、少しずつ、自分の中に入ってくる感覚、10代の時はそればかりで、それが良い事でも良くない事でも「わたしはこれを知れたんだ」というのが喜びだったのに
あんな衝動も、忘れてしまうものなんだね
いや、埋没してるだけか
そしてわたしが踏み入れた新しい世界
ベビーチーズの世界
苦手だったプロセスチーズ、食べられるようになりました
コロッケ蕎麦の蕎麦抜きにベビーチーズを入れた時に、世界がまた広がりました
これからの季節、おすすめです
わたしもこれからまた少しビールを飲んだ後にそれを食べて
「じゃぁな」を聴きながら、コロッケ蕎麦のコロッケのごとく、お腹と目の裏をじゅんわりさせて寝ます