4月10日 リカバリーという名目のごまかし能力を育ててきました

今日はお休みでした

私の少年
ウラハラ上司のウサギがぽろん
ガクサン
税金で買った本
靴の向くまま
菌と鉄
薫る花は凛と咲く
銀河のカーテンコール
境界のRINNE
写らナイんです

読みました

近頃は天候が不安定です
伴って気圧も不安定です

「低気圧をゆるさない」教40余年ですが、惨敗の日々を送っている
2024年春はもう気圧連に心身絡め取られているのではというほどに弄ばれる日々


「気圧の低さにて本日はクルクルパーなので、より一層気を引き締めて参ります
ですがミスの発生はあるかとは思いますので…
そこは何卒…心の中で中指立てて頂いて…
どうにかやり過ごして頂きたいと思います候」
的な思いを仕事仲間に伝えたい

でもクルクルパー状態だから
「今日は低気圧でわたしの頭ヤバいです。
先取りで。すみませんでした。」
という語彙力ゼロ自己保身100のわたしの申告からの
「みんなヤバいから無問題。もはやミスが潤滑油になるレベル。』
という語彙力10優しさ100の返し
ミスが潤滑油…「あやつが先にやらかしてくれたからこっちも安心してやらかせるよ」という事だな
やらかし特攻隊先頭はわたしなのだと、キリリと作業に臨む

小学校何年生かの図工の時間、彫刻刀を使う授業があった
わたしは図工の前の20分休みの間に、2学年上の兄の教室に行って借りた彫刻刀セットを使っていた
彫刻刀の切れ味の良し悪しなんて分かるはずもない小学生なのに、セットに入ってる砥石に適当に刃を擦らせてみて「うん、良くなった」とかやっていた 
何を彫っていたかなんて覚えてない
未知の道具を使っているわたし。それが一番重要だった、2時間の図工時間

そんなある日、先生が
「今日はあ、良い三角刀あるんだよ〜買って貰ったんだよねえ。1本だけ。
切れ味良いよ〜?今までのと違う。もう刃を入れた瞬間に分かっちゃう。その分危険も伴うよ?今までの授業受けてきてたらその意味わかるよね。

それでも使いたい人、いるかなあ?いるよね。
好奇心旺盛なみんなだもんね。

先生の本心はさ、みんなに使って貰いたいの、この三角刀。みんなに違う世界知って欲しい。
でもね、さっきも言ったけど1本しかないんだ。
じゃあどうやって使える人を選ぼうか?
ジャンケンにする?くじ引き?あみだくじ?

どうする?誰が使う?〇〇さん(わたし)、あなた使う?」

「え、べつにわたし使いたくないです」

「そんなわけない、あなたはしょっちゅう彫刻刀を研いでるじゃない」

「研いでますけど適当だし、わたしが研いでるのは平刀です」

「でも本当は三角刀を使いたいでしょう?あなたの作品に必要なのは三角刀だから。
私が何年、人を見てきたと思ってるの?
あなたが本当はこの三角刀が欲しい事なんて、分かってる」
「本当の事を言って。私が知りたいのはそれだけなの。」

「…分かりました…本当の気持ちを話します
先生は三角刀も平刀も…それに丸刀も切り出し刀だって…全部…全部欲しかったんでしょう?
その中でも特に三角刀が。
わたしが平刀で、適当に作業して、成り立っている事が気に入らなかったんですよね
貴方には三角刀が必要と思われる作品だったからです
でも、わたしには平刀があればいいの、この作品は。
人にはそれぞれ必要なものは違うんです。
道具も食べ物も人も動物も植物も 自然も 感情だって。

あの人には大切なものでも、わたしには必要ないものかもしれない
わたしの悲しみはあの人の喜びかもしれない
わたしの喜びはあの人の悲しみかもしれない

だからといって、その物の価値は変わらない
誰かに評価される、存在する以上、必要とされる日は必ず来ます

だから…その三角刀は…先生が大事にして下さい」

「…そう、そうだね
この三角刀が欲しかったのは、私だものね…
生徒たちに必要なんだって、あなた達を言い訳にしていたね ごめんなさい
自分に正直になって…平刀も丸刀も切り出し刀も…手に入れる。私の、自分の力で。
ありがとう、貴方に話して良かった。」

もう自分で書いてて訳わかんない

実際は「良い三角刀使いたい人は使っていいけど、怪我人出たらそこで中止。全部回収。」って先生に言われて、まんまとわたしがザックリ指切ったっていう
あの時の周りの白い目といったらもう

やらかし特攻隊の先頭、そろそろ代替えしたい





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